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ー恋人はセックス依存症ーTHANKS FOR SHARING
2012年 アメリカ 110分
スチュアート・ブルムバーグ監督 マーク・ラファロ(アダム)ティム・ロビンス(マイク)グウィネス・パルトロー(フィービー)ジョシュ・ギャッド(ニール)ジョエリー・リチャードソン パトリック・フュジット(ダニー)キャロル・ケイン(ロベルタ)アレシア・ムーア(デデ)
【解説】
グウィネス・パルトロー&とマーク・ラファロ主演、SEX依存症に悩む男が運命の女性をめぐって繰り広げるラブコメディ。「ガール・ネクスト・ドア」「キッズ・オールライト」の脚本家であるスチュアート・ブルムバーグによる初監督作品。セックス依存症でセラピーを受ける独身男性のアダムは、あるパーティーで肉食系の積極的美女フィービーと意気投合。彼女から「依存症の人はダメ」と宣言され、アダムは自分の過去を隠してフィービーに接近するのだが、あっさりバレてしまう。フィービーに去られ、ヤケになったアダムは、元カノや行きずりの女性と関係を重ねてしまうのだが…。(allcinema ONLINE)
【感想】
この作品、コメディーとあるし、邦題もコメディっぽいけど、私にはとても重い作品に思えました。
アダム(マーク・ラファロ)はセックス依存症で「依存症の会」に通っている。
アダムが指導者と仰ぐ、依存症から脱却したマイク(ティム・ロビンス)のアドバイスを聞きながら依存症克服のため頑張っていた。
あるパーティでフィービー(グウィネス・パルトロー)と出会い、好意を持つがフィービーに「別れた恋人がアルコール依存症だったので、依存症の人はお断り」と釘を刺されてしまう。
それでもセックス依存症を隠して付き合い始めたアダムだったがー。
そういうフィービーも、依存症とまでは行かないけれど、菜食主義者の健康オタク。
マイクも、アルコール中毒の息子との葛藤を抱えていたし、もうひとりの主人公、医者のニール(ジョシュ・ギャッド)も口ばかりで進歩が無いどころか、どんどんドツボにはまって行く。
なんか、アメリカの抱えている病巣が深刻で、笑えないコメディでした。
それでも、人と人との絆を繋ごうとする姿が切ない作品でした。