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ーそれでも、やっぱりパパが好きーINFINITELY POLAR BEAR
2014年 アメリカ 87分
監督・脚本=マヤ・フォーブス キャスト=マーク・ラファロ (キャム) ゾーイ・サルダナ (マギー) イモジーン・ウォロダースキー (アメリア) アシュリー・アウフダーハイデ (フェイス)
【感想】
マヤ・フォーブス監督のご自分の物語だそうです。
最後にファミリーの写真が出てきます。
名門の一族の出身で自らも一流大学出身なのに、躁鬱病のために職場に適応できず、他の仕事も続かず、奇行のため、人々からも疎まれてしまうキャム(マーク・ラファロ)。
でも、キャムには黒人の妻マギー(ゾーイ・サルダナ)と小学生の二人の娘がいた。
キャムは軽犯罪を犯し刑務所や精神病院に入れられて、マギーは働きながら娘たちを育てるのに疲れていた。
それでも、マギーは娘たちはよい学校に入れたいと越境したりして頑張るが、世間の壁は厚い。
退院して来たキャムとは別居していたが、マギーは思いがけない提案をする。
マギーは奨学金を得て、MBSの資格を取るためニューヨークの大学へ18ヶ月行く決心をしたのだ。
その間、子供たちの面倒をキャムが見るというのだ。
マギーの決心は固い。
キャムは自信がない。
でも、娘たちの将来のため、病気に立ち向かい、娘たちの面倒を見ることにする。
でも、病気ってそんなに生易しくない。
決心では治らないし、娘も傷つき、自分も傷だらけになりながらも頑張ります。
お互いが愛しているということが、支えになるのですね。
マギーは首席で卒業し、ボストンで職を探しますが、保守的な土地柄から就職先がなく、結局ニューヨークで一人働き、ボストンではキャムが引き続き娘の面倒を見ることになりました。
この一風変わった父を娘たちは本当に好きなんだなあと、ジーンと来ます。
マーク・ラファロがぴったり。
好きな俳優さんです。
いい作品でした。