マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

スーパーマンリターンズ

2006-08-23 22:04:16 | 映画ー劇場鑑賞
2006年 ブライアン・シンガー監督 ブランドン・ラウス 、ケヴィン・スペイシー 、ケイト・ボスワース 、ジェームズ・マースデン 、フランク・ランジェラ

【解説】
世界中で愛されているヒーロー、スーパーマンが活躍する人気アクションのシリーズ最新作。スーパーマンが失踪を遂げてから5年後を舞台に、再び悪に立ち向かうスーパーマンの姿が描かれる。監督は『X-MEN2』のブライアン・シンガー。スーパーマン役には数千人の中から選ばれた新人のブランドン・ラウスが務める。悪役にはオスカー俳優ケビン・スペイシー。最新のVFX技術で生み出されるスペクタクル映像のほか、無敵のヒーローであるスーパーマンが、1人の男として愛や人生に思い悩む姿を描いている点も見逃せない。

【感想】
クリストファー・リーブに捧げられたこの作品。
タイトルが始まると、ファンにはたまらないものがありますね。
でも、このスパーマン、なんか地味になっていましたね。
それも良かったと思いました。
ケヴィン・スペイシーのレックス・ルーサー、ここまで憎たらしくないとダメですね。
あり得ない事件の数々、面白かった。
ヒーローって、こうじゃなくちゃね。
ジェイソンももロイスもリチャードも、よくがんばっていました。

これは、続編ができるよ、きっと。

時をかける少女

2006-08-23 22:02:30 | 映画ー劇場鑑賞
2006年 細田守監督 仲里依紗 、石田卓也 、板倉光隆 、原沙知絵 、谷村美月

【解説】
筒井康隆の名作「時をかける少女」を、映画、TVドラマ、リメイクを経て、新たな構想で製作した劇場用アニメーション。監督は『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』の細田守。声の出演は約200名超のオーディションで選ばれたヒロイン・紺野真琴役の仲里依紗をはじめ、『蝉しぐれ』の石田卓也が声優に挑戦するなどフレッシュな面々が集結した。恋に臆病な17歳の少女がタイムリープ(=時間跳躍)をする設定はそのままに、新たに用意された結末など見どころが満載。

【感想】
立ち見も出る大盛況で、驚きました。
若い人がたくさん来ていました。レディースデイなのに男の子のグループもありました。

筒井康隆の原作も、大林監督の実写版もなにも知らないのですが、とにかく評判がいいので、「ゲド戦記」も「ブレイブ・ストーリー」もやめて、この作品を見ることにしました。

あまりたいしたことでもないのに、タイムリープを繰り返す真琴。
でも、一生懸命で可愛い。
背景に描かれる素晴らしい青空。
この青空が、いつまでも続いて欲しいなあ、と思いながら見ていたら、未来から来た子が「未来にはこんな青空も、こんな大勢の人もいない」と言ったので、なにがなんでもこの世界を守らなくちゃダメだ、と強く思いました。
とてもいいテンポで物語は進み、忘れかけていた大切なものに気づかせてくれる、評判通りのいい作品でした。
ラストはジーンときました。

ジャーヘッド

2006-08-23 21:57:33 | 映画ーDVD
2005年 サム・メンデス監督 ジェイク・ギレンホール 、ピーター・サースガード 、ルーカス・ブラック 、クリス・クーパー 、ジェイミー・フォックス

【解説】
N.Y.タイムズが戦争文学の最高峰と絶賛した海兵隊員のベストセラー回顧録を、『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞を総ナメにしたサム・メンデス監督が映像化した戦争ドラマ。原作者の主人公に『デイ・アフター・トゥモロー』のジェイク・ギレンホールがふんし、ジェイミー・フォックス、クリス・クーパーらオスカーに輝く演技派が、15年前に起きた湾岸戦争従軍兵の内なる戦いを表現、戦場の現実をスクリーンに叩きつける。

【感想】
1989年の湾岸戦争が舞台の戦争映画ですが、あの戦争がテレビケームみたいと評されたこともあり、戦闘シーンは少ないです。
でも、戦争映画には変わりはないのであって、悲惨なことに違いはありません。
この作品は主人公の内面の話で、兵士の心は殺伐としていて夢も希望もありません。
人間性を否定される世界です。

戦争ものの残酷さは少なくても、戦争は嫌だ、と言うメッセージは伝わってきます。
でも、相変わらずアメリカは戦争を続けているし、なんにも変わらない気がして、心が寂しくなります。
戦闘シーンは少なくても、やっぱり戦争映画は嫌いだなあ。