マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ハイジ

2006-08-09 20:18:23 | 映画ー劇場鑑賞
2005年 ポール・マーカス監督 エマ・ボルジャー 、マックス・フォン・シドー 、ジェラルディン・チャップリン 、ダイアナ・リグ 、ポーリン・マクリン

【解説】
日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」でもおなじみの不朽の名作を映画化した感動作。アルプスの山麓(さんろく)を舞台に、心優しい少女ハイジと彼女が出会う人々の心温まる交流が描かれる。ハイジを演じるのは『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』のエマ・ボルジャー。ハイジをこよなく愛するおじいさんを『マイノリティ・リポート』の名優マックス・フォン・シドーが演じる。アルプスの大自然と、原作やアニメのファンも納得の絶妙なキャストが魅力。

【感想】
「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」でもかわいかったエマ・ボルジャー。
帰省中の娘と見に行ったのですが、帰り道、二人で「ハイジ、かわいい~」と何度言ったことでしょう。
ただ、すっくと立っているだけでかわいい、絵になるハイジでした。

そして、そのけなげさ。
再びおじいさんの元へ帰ってきたハイジがおじいさんに謝るシーン。
自分はちっとも悪くないし、心を病むほどおじいさんを慕っていたのに、それでも、おじいさんに謝るいじらしさ。
お涙ちょうだいでなく、小さくても自立しているハイジの、原作の良さをうまくあらわした作品だと思いました。
ロッテンマイヤーさんがやっつけられるたび、劇場は笑い声に包まれました。
原作のイメージを損なわず、アルプスの自然と調和した人間の温かさを、映像で見せたよい作品だと思いました。

幸せのポートレート

2006-08-09 20:14:32 | 映画ー劇場鑑賞
2005年 トーマス・ベズーチャ監督 サラ・ジェシカ・パーカー 、ダイアン・キートン 、クレア・デインズ 、レイチェル・マクアダムス 、ダーモット・マローニー

【解説】
恋人の実家に招かれた女性と、彼女を迎えた一家が繰り広げる騒動を通して、本当の幸せとは何かを問うヒューマンドラマ。主人公の女性をTVドラマ「SEX AND THE CITY セックス・アンド・ザ・シティ」のジェシカ・パーカーが演じる。また、彼女を迎える一家の母親役、『恋愛適齢期』のダイアン・キートンの好演も光る。ユーモラスでありながら、温かい涙もこぼれる珠玉の感動作。サラ・ジェシカ・パーカーが本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされて話題となった。

【あらすじ】
ニューヨークで働くキャリアウーマンのメレディス(サラ・ジェシカ・パーカー)は、恋人のエヴェレット(ダーモット・マローニー)とともに彼の実家を訪れた。しかし、エヴェレットの母親シビル(ダイアン・キートン)をはじめとするストーン家の面々は全員、自由奔放なボヘミアン・タイプで、堅物のメレディスは何をやっても浮いてしまう。

【感想】
サラ・ジェシカ・パーカーというと、思い出すのが「マーズ・アタック!」の犬なんで、この人はコメディの人だと思っているんですが、この作品も、彼女の真骨頂がい遺憾なく発揮されている!!とうれしくなりました。
「セックスアンドシティ」は見たことがないので。
昨日、「アサシン」で見たばかりのダーモット・マローニー、なかなかE男でしたね。
ルーク・ウィルソンは相変わらず肩の力が抜けた演技でよかったわ。
ダイアン・キートンがうまい!!
泣かされました。

いつの時代、アメリカであっても、家族にフィアンセを紹介するという儀式は大変なものなのですね。
特に、このストーン家は兄弟が多いし、障害者もゲイもいて、お母さんは大病を抱えている。
妹は意地悪。

私は、サラの役、メレディスのことをそんなに嫌な女と思いませんでした。
私も経験あるもの。
みんなが鵜の目鷹の目で待っているところへ単身乗り込んでいくのは大変なことです。
愛情を持って彼女の意見を聞けば、メレディスの言うことも一理あると言うか、ただの一般論として笑い飛ばすこともできるはず。

物語の結末は、「こんなのあり!?」でしたが、みんなが幸せになるなら、これもあり!!だと思いました。
ハートウォーミングな家族の映画でした。

アサシン

2006-08-09 09:10:03 | 映画ーTV
1993年 ジョン・バダム監督 ブリジット・フォンダ 、ガブリエル・バーン 、ダーモット・マローニー 、アン・バンクロフト 、ハーヴェイ・カイテル

【解説】
死刑因の少女が政府秘密組織の女工作員となる姿を描くサスペンス・アクション。90年に製作されたリュック・ベッソン監督のフランス映画「ニキータ」のハリウッド版リメイク。

【感想】
ブリジット・フォンダが、若い女性工作員の悲哀を巧みに表現していて、切ない映画でした。
過酷な運命にも、立ち向かっていく彼女ですが、組織の非情さが彼女をどんどん追いつめていきます。
せっかく出会った最愛の人とも別れて、彼女はこの先、どうやって行きていくのか?
激しいアクションやスピーディな物語の展開など、ヒットメーカー、ジョン・バダムらしい娯楽作品です。
楽しめました。
オリジナルの「ニキータ」も見ないとね。