2006年 西川美和監督 オダギリジョー 、香川照之 、伊武雅刀 、新井浩文 、真木よう子
【解説】
『蛇イチゴ』の西川美和監督が兄弟を主人公に、家族のきずなや絶望からの再生を描くシリアスドラマ。旧知の女性が転落死したことをきっかけに、法廷で裁判にかけられる兄と弟の姿を見つめる。『スクラップ・ヘブン』のオダギリジョーが“自由人”の弟を熱演。その兄役に『バッシング』の香川照之。実際撮影中に意気投合したという2人の息の合った演技が素晴らしい。人間のどろどろとした感情やエゴとそこからの救いを描く。
【感想】
レディースデイとはいえ、こんなに立ち見かが出る映画も珍しいのではないでしょうか。
ほとんどが、女性。平均年齢は35歳、といったところでしょうか。
面白かったです。評判通り。
男性の兄弟のお話。
「間宮兄弟」とは違って、この二人にはいろいろ葛藤があります。
家を継いだ兄、自由気ままに暮らすカメラマンの弟。
私も二人の息子を持っていますが、うちの子の将来をみているようでした。
周りを見渡しても、男兄弟が仲良くやっている例は少ないように思います。
その理由もかいま見られるような、シリアスな映画でした。
また、「インハーシューズ」のシリアス版、という感じもしました。
ただ、ハリウッド的ハッピーエンドはない。
この兄弟、絆を取り戻すことができるのか?という問題を残したままのエンディングでした。
たとえ、許されたとしても、弟は兄の失った7年を償うことが可能なのでしょうか。
かなり酷い仕打ちだと思いますが。
いろいろ議論のあるところでしょう。
オダギリジョーもよかったし、なんといっても香川照之 の演技力が大きかったと思います。
検事役の木村祐一も良かったし、蟹江敬三さんもいいなあ。
伊武雅刀のお父さんは、すぐキレるけど、どういう人なのかなあ。
真木よう子さんも難しい役をうまくこなしていたと思いました。
なにより、脚本も書いた西川美和という女性の監督にびっくりしました。
「蛇イチゴ」も見なくっちゃ。
【解説】
『蛇イチゴ』の西川美和監督が兄弟を主人公に、家族のきずなや絶望からの再生を描くシリアスドラマ。旧知の女性が転落死したことをきっかけに、法廷で裁判にかけられる兄と弟の姿を見つめる。『スクラップ・ヘブン』のオダギリジョーが“自由人”の弟を熱演。その兄役に『バッシング』の香川照之。実際撮影中に意気投合したという2人の息の合った演技が素晴らしい。人間のどろどろとした感情やエゴとそこからの救いを描く。
【感想】
レディースデイとはいえ、こんなに立ち見かが出る映画も珍しいのではないでしょうか。
ほとんどが、女性。平均年齢は35歳、といったところでしょうか。
面白かったです。評判通り。
男性の兄弟のお話。
「間宮兄弟」とは違って、この二人にはいろいろ葛藤があります。
家を継いだ兄、自由気ままに暮らすカメラマンの弟。
私も二人の息子を持っていますが、うちの子の将来をみているようでした。
周りを見渡しても、男兄弟が仲良くやっている例は少ないように思います。
その理由もかいま見られるような、シリアスな映画でした。
また、「インハーシューズ」のシリアス版、という感じもしました。
ただ、ハリウッド的ハッピーエンドはない。
この兄弟、絆を取り戻すことができるのか?という問題を残したままのエンディングでした。
たとえ、許されたとしても、弟は兄の失った7年を償うことが可能なのでしょうか。
かなり酷い仕打ちだと思いますが。
いろいろ議論のあるところでしょう。
オダギリジョーもよかったし、なんといっても香川照之 の演技力が大きかったと思います。
検事役の木村祐一も良かったし、蟹江敬三さんもいいなあ。
伊武雅刀のお父さんは、すぐキレるけど、どういう人なのかなあ。
真木よう子さんも難しい役をうまくこなしていたと思いました。
なにより、脚本も書いた西川美和という女性の監督にびっくりしました。
「蛇イチゴ」も見なくっちゃ。