マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

Dear フランキー

2006-08-11 13:25:05 | 映画ーDVD
2004年 ショーナ・オーバック監督 エミリー・モーティマー 、ジャック・マケルホーン 、メアリー・リガンズ 、ジェラルド・バトラー 、シャロン・スモール

【解説】
息子のためについていた嘘が現実となり、とまどう母と喜ぶ息子を優しいまなざしでとらえた感動作。監督は本作が長編第一作目となるショーナ・オーバック。主演は『猟人日記』のエミリー・モーティマーと『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラー。息子を思う母親の姿に涙を誘われる。

【感想】
友達に薦められてやっと見ることができました。
待った甲斐あり、いい映画でした。

子役のジャック・マケルホーン、うまいね。
難聴児でただでさえ難しい役なのに、ちゃんと感情表現もできて、すごいね。
とても無邪気な面と、おとなびた面と演じ分けていました。


ジェラルド・パトラーがいいですね。
寡黙な海の男。
愛を語るのに言葉はいりませんね。
こういう男が、男らしい男っていうんです。

それに比べて、実の父親は死を前にしても、なにもわかっていません。
どんなに自分が人を傷つけて生きてきたか。そのせいで、リジーはどんな思いでフランキーを育ててきたか。
でも現実には、こういう自分勝手な男が多いのでしょうね。
女は苦労します。

リジーの経済状態はどうなっているのかなあ、とかストーリーを離れて心配しました。
おばあちゃんの年金で暮らしているのかもしれませんね。

フランキーはいつ真実を知ったのでしょう。
やっぱりマリーがうっかり口を滑らしたのを聞こえてない振りをして聞いていたのね。

ストレンジャーがマリーの弟とわかって、フランキーも真実を知っているとわかって、リジーにも幸せがやってくるかもしれない、と言う余韻を残して映画は終わりました。

見終わった後も心が温かくなる、いい作品でした。

銀河ヒッチハイク・ガイド

2006-08-11 09:02:48 | 映画ーDVD
2005年 ガース・ジェニングス監督 マーティン・フリーマン 、サム・ロックウェル 、モス・デフ 、ズーイー・デシャネル 、ビル・ナイ

【解説】
伝説的SF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」を、原作の世界観をそのままに、空前のスケールと大胆なビジュアル・センスで完全映画化した作品。監督は、ミュージック・ビデオとコマーシャルの分野で活躍するガース・ジェニングス。脚本は、2001年に他界した原作者ダグラス・アダムス自身が執筆した幻の遺稿を採用。オリジナリティに満ちたSFエンターテインメントの傑作。

【感想】
こういう映画はその世界観にすっと入っていけるかどうかで評価が変わりますね。
私の場合は、退屈じゃなかったけど、入り込んで楽しい、というところまではたどり着けませんでした。
原作を読んだら、もう少し入り込めるのかなあ。
英語の会話をもっと理解できたら、名前も含めて、もっと笑えたのかもしれないなあ。
ビル・ナイが惑星を作っている工場を案内するシーンは、遊園地の乗り物に乗っているようでとても楽しかった。

テーマソングも、ヴォゴン人も、キャラクター全部面白かったのに、笑えなかったのが残念でした。