カメムシの思い出

カメムシの思い出

 

今年はカメムシが大発生と言う。

カメムシには昔苦い思い出がある。

 

大学生の頃谷川岳に、白樺小屋と言う山岳部の小屋があった。もとは谷川岳の東側の一ノ倉の出口にあって、地図にも載っていた。しかし雪崩で流されて、我々の頃(1960年頃)には、南側の谷川温泉の近くにあった。小屋の周りには冬用の薪が積まれており、秋に行くと薪を家に取り込み使うことになる。

 

1年生の時だったと思うが、上級生2人と小屋に行き、薪を取り込んで夜になった。食事を済ませて、寝袋に入って寝ていた。突然ものすごい刺激にあって、眼が覚めた。何と口の中にカメムシが入っていたのだ。

 

カメムシは寒くなって家の窓の隙間などに挟まっており、さらに持ち込んだ薪の間にも挟まっていた。ストーブを炊いて温度が上がり、ものすごい数のカメムシが部屋を飛び回っていた。口をあいて寝ていたらしく、飛び込んできたのであろう。

 

東南アジアでは、カメムシの仲間のタガメを食用にしている。カンボジアではやや大型のタガメであるが、市場やビヤガーデンなどで売られている。タイでは焼きそばなどに粉にして振りかける。カメムシほどでは無いがわずかに臭いがあり、これが庶民に好まれている。

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