いじめ問題 1

いじめ問題 1

 

いじめやいじめによる自殺問題は、未だに解決の糸口が現れない。これは対処の根本問題が誤っているからであろう。

大阪府の寝屋川市では、教育委員会とは関係のない場所に監察課を設置し、問題の相談に乗るようになったと言う報道があった。

確かにこれは一つの進化で、教育員会や学校関係の外に出たのはそれなりの効果があるであろう。

しかし根本の問題には至らない、対症療法でしかない。日本の教育問題に関わる人々は、あまりに子どもの成長の観察が乏しい。いろいろの理論の研究も良いが、実戦は子どもの観察から始めなければならない。

 

子どもには、成長の段階によって獲得しなければならない課題がある。これらの段階の分け方は、見る視点によって変わる。

 

大きく分けると、子どもの時代の記憶が残らない3歳以前とその後はかなり異なる。また性ホルモンが働き始める6歳ごろからは、またかなり異なる問題が始まる。

日本の教育の研究者は、あまり純粋に子どもの観察をしたことが無いように思われる。

 

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