自分で遊べない日本人

自分で遊べない日本人

 

各種スポーツやテーマパークが賑わっている。それは計画者にしてみれば大成功で、喜ばしいことである。

しかし見方を変えれば、自分で遊んでいないように見える。

誰かに遊ばされないと、自分自身では遊べない現実が見える。

 

遊びはもともと生きることと結びついており、どこでもいつでも遊べるのが理想であろう。南極観測隊の第一次副隊長、越冬隊の隊長を務めた西堀栄三郎(愛称はエテさん)は、どこでもナイフ一本あったら退屈しないと述べているが、人の生き方の基本であろう。

 

現在の日本人は、遊ばされる施設が無いと遊べないのは、なんとも寂しい。自分自身の人生を過ごすために、もっと自分で遊べる必要がある。

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