トッケイ

トッケイ                   2008.11.21. 金森正臣

 東南アジアの熱帯には、ナキトカゲが生息している。全長は30センチよりはやや小さい。その鳴き声から、トッケイと呼ばれている。場所によっては、ゲッコウと呼んでいるところもある。いずれにしても、その鳴き声から来た名前であろう。鳴き声は大きく、数十メートル離れていても十分に聞こえる。肉食で動くものなら何でも食べてしまうので、益獣として大切にされている。昼間はほとんど鳴かないが、夕方から夜に鳴くことが多い。なかなか人前に姿を現さない。地上にいることは無く、樹上生活者。キノボリトカゲの別名もある。

 以前にも何回かトッケイのことを書いているが、こんなに正面から写真が撮れたのは初めて。おまけにレストランの壁が、赤い波板トタンで出来ていたので、トッケイちゃんも精一杯頑張って赤い色に変化してみた。その結果、青い色や白い色も目立ってカラフル。なかなか愛嬌のある目や顔をしている。
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