律儀なカンボジアの神様 

律儀なカンボジアの神様           2008.11.15. 金森正臣

 水祭りの始まった11日から13日までは、まるで雨期が明けた様によい天気であった。水祭りが雨期明けのお祭りだから、すっかり雨期が終わったと思っていた。水祭りに集まった地方の貧しい人たちは、ゲストハウスなどには泊まれない。ボートレース会場のすぐ近くにある草原(以前のイベント会場)に寝泊まり。写真は早朝6時ころの草原の光景であるが、ほとんど雨をよける道具も無い。

 ところが、14日からはまた雨。カンボジアの神様はなかなか粋。来年も水祭りの間は、雨が降りませんように。

 この草原には、しばらく前からワットプノンで働いていたゾウさんが住んでいた。大勢の庶民に押されて、ここのところ見かけない。餌の木や草もすっかり踏み倒されて、戻って来ても食べるものがなさそう。ちょっと寂しい。
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