世界を揺るがすウクライナとロシアの戦争。その最中、鹿屋の自衛隊航空基地に無人偵察機を一時配備する動きがある。中国の軍事活動が、活発化し、周辺海域での警戒監視が目的らしい。
しかし、万が一の有事の際、基地は真っ先に狙われる可能性がある。また、米軍関係者の駐留となると、更なる心配もある。沖縄がそうだったように、新型コロナウイルスの感染が急拡大しないだろうか。
日米地位協定が見直されないまま甘い検疫で駐留されると、市民はその度にウイルスの恐怖におびえることとなる。暮らしに影響が出ないよう切に願う。
鹿児島県鹿屋市 中鶴裕子(72) 2022.4.9 毎日新聞鹿児島版掲載