Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Duane Cole's Taylorcraft last chapter

2012-02-24 | PEANUT SCALE MODELS

・・・ってことで、完成です。ベッドに向かって投げてみました。ちょっとマエオモ!ゴム積んでバラスト少々かな?最終重量は5.3グラム。週末テスト飛行の予定です。

20120222c

今回いつもの塗装作業をしたのはスピンナーの白だけです。その他は黒と赤のサインペン、そして紙はすべてエプソン・プリンター仕上げです。

濃い色の部分(赤色)はどうしても紙貼りで紙が重なると色が濃くなる欠点があります。また、表面処理がされていませんから強くこすると紙がケバだって来ます。これは薄めた糊(アクアピット)で押さえれば大丈夫。強い臭いのシンナーなど溶剤を使わないD.T.P.(ディスク・トップ・ペインティング)でこの程度までなら可能です。

20120222b

しかし白いスピンナー1個の為にピースコン、コンプレッサー、塗装ブース、塗料などを揃えて準備し、最後に「シュッ」と1回吹いて終わりだなんて!

20120222a Peanut Scale "Duane Cole's Taylorcraft"  5.3grams

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Duane Cole's Taylorcraft 8

2012-02-24 | PEANUT SCALE MODELS

一晩でスピンナーとプロペラを作って、ノーズ部分を完成させるにはちょっと無理があります。どうしても乾燥させる時間が必要で、二つの作業を効率良くするには、いかに待ち時間を有効に使うかなんです。バルサのブレードは電子レンジを、スピンナーの塗装もドライヤーを使用、外は雨ですもん・・・

20120220a

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ブレード裏側には薄手の紙を一緒に缶に巻き付け、「グルーイット」を使ってマスキング・テープでとめます。そのまま電子レンジで加熱、サンディングしたら実機と同じ銀色吹きたいのですが面倒なのでハブ取り付けたら在庫の薄口銀紙を貼ります。ダイヤは13センチ程度にしましょ、とりあえず。

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ピアノ線はいつもよりちょっと太くします、壁際対策です。段差はバルサ色の発泡フィラーを充填して整形します、気休めですが。

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ノーズソケットのスラスト・ベアリングは前後にビールの空き缶を切って小細工、一応スラスト調整可能な仕様に。長いピアノ線を通して大まかなスラスト角を決め、現場で微調整します。

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最後にスピンナーの塗装が乾いたら程々に中をえぐります。肉厚を薄くすると気分は良いんですが何かの拍子に割れます!

20120220k

これでプリントしておいた「CHAMPION」のデカールを貼ってちょっとライン入れて完成とします。

あっ、それからこちらのサイトに現在「ファルマン」出張展示中です・・・ http://www.jmaf.jp/

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Duane Cole's Taylorcraft 7

2012-02-22 | PEANUT SCALE MODELS

主翼の支柱は先に取り付けるとウインドシールドを貼る時邪魔になります。コレも順序があり、最後にするのが一番。強制的に主翼の上反角やネジレをつけたい時にはちょっと強度のあるバルサで支柱を作ります。それが必要無い時にはソフトで軽い物をご推薦です。

20120217a

手を抜く訳じゃないけど、糊を薄めてバルサに塗り、そこへ紙を巻いてからV字に接着、ドープ塗ったりはしません。V字の付け根だけは0.2mmの洋白線埋め込んで胴体と接着します。中間に取り付けるコの字型の細いステーはバルサ材を丸くサンディングして赤サインペンで着色。

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残りの仕事が段々減って来ましたが、難関のプロペラ周りが残っています。ブレードから作らなくちゃいけません・・・スピンナーもネ!

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現在4.4gramであります・・・ノーズでどれだけ重量が増えるのか?バラスト要るよね?それならいつもの0.5mmピアノ線を0.6mmにして壁にぶつかった時ペラが曲がらないようにしちゃいましょうか?今夜じっくり考えよ・・・

20120217f 2匹警備体制!

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Duane Cole's Taylorcraft 6

2012-02-19 | PEANUT SCALE MODELS

「恐らくこの部分を紙貼りした時には浮いていなかった! と思う・・・」

その現場検証には2010年の写真が必要。何処から見ても浮いていないし、接着材は白い色からして「グルーイット」だと思う。きっと紙貼り後にスプレーしてテンションかけて、何処かが何処かに押されて、もしくは引っ張られて・・・どっちにしても浮いてますぜ旦那、プランクが!

今更ね、紙剥がしてね、浮いた所もう一度押さえてね、接着してね、紙もう一度貼り直すなんてバカなこと面倒だぜ! と普通の人は思う。良く見ないと解りゃしないし・・・

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でも粛々とこの「後戻り作業を進めます、いや怒りませんよ。何も剥がさなくても上から指で押さえてノーズ・ソケット入れる穴からちょっと瞬間流せば済むことですよ、マジで。でも、そんな時って必ず幸運の女神は微笑まないんですよ、今までの経験からして。安全策で濃口の瞬間使えばそこまで届かずくっつかないし、エイッって薄口の瞬間使うとしみ込み過ぎて指までくっつけちゃって、ワオーッって剥がすとこれが見事に紙までついて来るんですよ。そんなことならいっその事、水でゆっくり糊を緩めて紙剥がした方がよろしいかと。

20120215g

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ついでにウインドシールドの位置も紙のテンプレートをのせてカッターで切りながら黒い部分のテンプレートを作ります。それが出来たら完全剥離だ!

20120215i

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そして浮いた箇所を修正し、何事も無かった様にまた紙を貼ります。

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黒の紙をボンド77で貼り付け、バルサのトラスを赤サインペンで塗り接着、もう良いよね本当にシールド付けて?(もうすっかり疑心暗鬼)

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今回使ったウインド用のフィルムはコレ。薄いけど透明感いまいち、あまり綺麗過ぎて貼ってあるのかないのか解らないより存在感があって好き。そういえば昔コックピットの中が見え過ぎ、その出来の悪さを隠そうとフィルムを1000番で磨いた事もありましたっけ、ちょっと薄汚れた感じが良いかもって。でも瞬間で白くなったり手垢がついたのはペケです。「汚し」じゃなくただの「汚れ」ですから。

20120216e

フィルムを接着して止めるのは「点」で僅か6カ所、その部分にテンションかけて位置がずれなければOK製のキャノピーボンドを爪楊枝に少しつけて指で軽く押さえます。乾いたらフィルムの周りを同じ紙のストライプでマスキングします。

本当に・・・先が見えてきましたよ旦那! もう何事も起きませんようにお祈りします午前2時。

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Duane Cole's Taylorcraft 5

2012-02-18 | PEANUT SCALE MODELS

ある日、友人に頼まれた「ティーラークラフト」の図面をネットで画像検索していたら、何処かで見た写真がヒット、2010年5月26日・・・古っ!

20100526f

そういえば昔こんなの作ってましたが・・・完成しました! かっ????

引き出しの中に今も眠り続けているんですね、ずーっと居候ですヨこれが、まったく、何が原因なのか、それすら忘れてしまっちゃってますネ。そのあたりの製作記事を呼び起こせば2010年6月4回にわたって紙貼りの段階まで進んでますが、その後音信不通で行方知らず、いや連絡もしてるし、何処にあるかも解ってますが。ま、そんな機体は山ほどあるんで驚かないんですけど。

http://blog.goo.ne.jp/jiroaerop2014/d/20100602
http://blog.goo.ne.jp/jiroaerop2014/d/20100607
http://blog.goo.ne.jp/jiroaerop2014/d/20100608
http://blog.goo.ne.jp/jiroaerop2014/d/20100619

もう一度真剣になってここから進まないわけ、記憶の糸を辿れば何かが見えて来るはず、たとえば途中で紙貼りの糊が無くなったとか、プリントアウトした紙のサイズが微妙に機体と合わなくてずれてしまうとか、イヤもっと深いところでスパッツの取り付け方法に問題がありとてもこのまま続けられないとか、ウインド・シールドの位置あわせに必要な薄手の紙が無いとか・・・色々考えても出てこないんです。
ってことは、「ただ飽きた」だけなのか? いや、それなら何処か目に付かない所に隔離するはずですが、いつも目に付く場所にほこりがかぶらない様にティッシュかぶせて保管だなんて。これは何とかして完成させるべく前に進むことにしましょ。一度休憩しちゃうと、動き出す時今まで以上のパワーが必要なんですけど。

個人的には胴体と主翼が合体したら「機体になる」んですが、それ以前でしたらあくまで「パーツ」として処理するシステム! 個別のパーツを紙貼りして合体したらもう後戻り出来ないという不文律? この機体は幸い主翼と胴体を接着してから上面に紙を貼る予定でしたから、パーツであって機体「予備軍」の位置づけなんです(言い訳)。
ま、そんなわけで何処から取りかかるか診断。タイヤが無い、それが完成したらスパッツの取り付け。主翼と胴体の接着、それからウインド・シールド、あっその前にウインド前面にある細いトラスと黒塗装、あっその前にメーターパネル・・・(もう頭の中はぐちゃぐちゃ)

この順序を間違えると大変な難しい作業を強いられるんです。もう一度整理しましょ!
胴体と主翼を接着する前に、メーターパネルと尾輪とスパッツなんかを取り付けておくべきです、主翼くっつけちゃったら面倒でしょ。このあたりをクリアーしてからなんですよ主翼取り付けるのはネ。途中で前に進めなくなった原因、案外このあたりにあったかも?

って事で、尾輪と前輪タイヤ作ります。バルサとブルーフォーム、ブルーフォームの勝ち。塗装してもバルサより軽いのよ。タイヤはすべて見える訳じゃないから程々に・・・これでスパッツが取り付けられます。

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メーターパネル、尾輪も出来上がって主翼との合体儀式が済み、上面に最後の紙を貼る。でも主翼後縁と胴体上部に段差ですって?バルサを薄く削って埋め込みゴマカシます、もちろん醜い所は修正します、今の内に。もうくっつけちゃったから不文律では「飛行機」ですよ、その先は。

20120215b_220120215c

気分を良くしてウインドシールドを作りましょ。もう先は見えてきましたから!先ずは紙でテンプレートを作りサイズを調整、大き過ぎる所を順番に切り落として行く作業、でも決して小さくし過ぎない事。バルサ角材の半分乗っかる程度まで何度も修正します。納得がいくカタチが出来たら紙のテンプレートに両面テープを貼り、薄手のフィルムに乗せて切り抜きます。3回も微調整すれば大丈夫、内側をアルコールできれいにしてから接着、でもその前にやること残ってました。シールド内側の黒塗装と細いトラスを付ければもう貼れますネ・・・

20120215d

んが、しかし、見てはいけないモノ、見てしまった午前2時、ぐぁーーーん。

「プランク、浮いてるっしー・・・・」

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Model Building Plans for Pilatus Enthusiast

2012-02-07 | PEANUT SCALE MODELS

20120209a

ピーナッツの世界で「ピラタス」というスイスの航空機メーカーはかなり知られております。ピラタス「ターボ・ポーター」はピーナッツ図面として古くから存在していた記憶がありますし、写真なども比較的入手しやすい機種でした。この高翼機以外にもPC-7、PC-9、PC-21等の低翼機も人気があり、世界中で製作されています。
今回は本家本元ピラタス社のホームページを見て驚きました。まさか模型のピラタスを作って良く飛んだから実機を買おうなんて人はいないと思いますが、資料になる写真とか三面図とか色々充実しています。これだけ揃えば機体製作の参考資料としてはかなり高度なドキュメントが作れそうですネ・・・
図面とはpdf.ファイルとして開きますが、ちょっと重そうですので時間がかかっても焦らないように!

ここから: http://www.pilatus-aircraft.com/

各マルチメディアとダウンロードはここから: http://www.pilatus-aircraft.com/#211

ダウンロード図面はここから: http://www.pilatus-aircraft.com/#214

ピラタス・ワールドが楽しめます!

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Caudron C.460 !「コードロンC.460レプリカ」

2012-02-03 | PEANUT SCALE MODELS

この美しさは何だ!

20120202a

http://forum.pegase.tv/viewtopic.php?t=5323#p69791

私が1988年に作ったピーナッツ機は左右のエルロンを可動にしちゃったんです。ゴムかけの片側を長穴にして後ろ向きにテンションをかけ、ゴムが巻き込まれて強い時にはペグは前方に引っ張られていますが、緩んでくると後ろ向のテンションでロッドが引っ張られると主翼の中央に取り付けたクランクを介してエルロンが動く。見事なアイデアだったんですがどうしても「動く部分をハデに見せたくて・・・」エルロンの作動を大きくしたためトルク消しどころか「曲技飛行の後、ロールで撃沈」状態でした。上手く決まればきっと美しい飛行が見られたのに・・・又作りたくなってしまいそう。

20120202b 20120202c

下記リンクの最後にある10分43秒のビデオを見てしまったら、もう今夜は眠れない・・・・

http://www.network54.com/Forum/666982/message/1284588654/Portada+comentada+(+Im%C3%A1genes,+Planos,+Perfiles+%2B+Videos)+Caudron+C-460

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