Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

DPC models Sopwith Pup・・・・ Last chapter

2009-12-31 | PEANUT SCALE MODELS

Nose Plug & machine gun ・・・

スケール機として見るならば雰囲気のあるプロペラをそれなりにつければ済むのでしょうが、飛ばすことを考えると効率が良く、スラスト・ラインが正確に出ていなければなりません。いつも製作段階の最後になってしまうのですが、プロペラとノーズ・ソケットの取り付けには神経を使います。スラスト調整なんて飛ばしながら良い方向に持っていけば良いのでしょうが、どちらに旋回させるか?ダウン・スラストはどれくらい必要?そんな悩みをとりあえず飛行前の機体に設定しておきましょう。右翼のネジリ下げを少し減らしてありますから右旋回、複葉ですからダウン・スラストは少し多めの3度・・・そのあたりから大まかにスタートします。カウリングとのクリアランスを考え、大きめのハード・バルサからソケットのノーズ部分を作り、その中にペックのスラスト・ベアリングを埋め込みます。バルサの内側を空洞にしてありますから、スラスト・ベアリングの微調整は可能です。長めのピアノ線を差し込み、機体に取り付けた状態でスラスト角をチェックします。ま、こんなもんかな?位で瞬間仮付けします。コックピット前方が何か寂しい・・・機銃がついていないから?

20091230a

そんなわけで、ストローと屑バルサから3分間クッキング。細かい事は抜きにして・・・・完成!ノーズ部分と機銃を一緒に色塗りし、すべての準備が整いました。後は面倒な張り線を残すだけ・・・

そして、張り線工事中に誤って機体を壊すこともなくフィニッシュです。2010年に間に合いました!別に意味は無いけどケジメですネ。

20091230g 20091230b

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Greetings from Frankfurt ・・・

2009-12-30 | PEANUT SCALE MODELS

クリスマスの間に合いました!

ベノ・サベルさんの所に12月22日到着したと連絡がありました。何処も壊れていなかった様です。実は送る前に写真を撮った後、ダンボール箱がちょっと弱いかな?なんて気になり始めたら夜も寝られず・・・もう一度厚めのダンボールを使って頑丈な箱を作りました。これで少々の外圧にも負けません、後は無事を祈るばかり・・・でした。お嬢さんのアンドレアさんから写真が送られてきました。ベノさんもお元気そうです、喜んでもらえて良かった。

20091225b Benno Sabel (Frankfurt GERMANY)

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クリスマスも終わって・・・

2009-12-28 | SNAP SHOTS

今年もたくさんのクリスマス・カードを頂きました。忘れずに私を覚えていて下さった事に感謝しながら、この1年が終わろうとしています。製作活動は休止されても毎年カードを送っていただくトロンクビストさんや、ハワイで新年を迎えられるハンナン夫妻や、過去の傑作機で飾られたオリジナル・カレンダーを送ってくれたトム・ハルマンさん、2010年も良い年でありますように・・・・

20091220a 20091220c

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DPC models Sopwith Pup no.13

2009-12-28 | PEANUT SCALE MODELS

Marking of the wings・・・・・

そろそろ仕上げないと・・・と思っていた矢先に風邪を引く!12月のいつものパターンですが修復方法も学習していますから何とか1週間で回復。体調万全で夜は飛行機作りたいですからネ。

最後に残ったマーキングですが、これもチョークを使ってエサキ・カラーに色付けしてみました。エアーブラシの様にコッテリとした色乗りは期待できませんが、全体の色のバランスはなかなか良かったりして、これはこれで満足です。ドープで貼り付ける予定でしたが、深夜部屋中にシンナー臭がするのも・・・・でもってスプレーボンドで貼り付けました。水平・垂直のエッジ部分だけはアクアピットを使ってみました。

20091215a 20091215b

コントロール・ホーンも折角ですから薄いカーボン・シートで作ります。コントロール・ワイヤーは常備品の細い伸縮ゴムを使用しました。ちょっと細い感じがしますから、あまりテンションかけていません。

20091215c 20091215d

カウリング内のエンジンは実機写真からモノクロで印刷、それを貼り付けました。何も無いよりはマシ程度です。ソケット部分はサークル・カッターで切り抜き、2ピースになっています。20091215f

これで準備万端、生地完の組み立てに使用した翼取り付けジグを使って主翼を取り付けますが、問題は組み上げてしまうといつもの引き出しに入らない!まずは機体収納ケースが必要です。手頃なサイズの段ボール箱を探さないと・・・

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Australian Free Flight Scale Plans by Derek Buckmaster

2009-12-20 | PEANUT SCALE MODELS

Australian Free Flight Scale Plans by Derek Buckmaster 再開・・・

久しく繫がらなかったオーストラリアのDerek Buckmasterさんが作るウエブページが再開されました。ここに掲載されていたオーストラリアの機体は好評で多くのファンがいましたが、彼がシンガポールへ転勤になってから更新も少なくなり、やがて繫がらなくなってしまいました。もうこのサイトは無くなってしまったの? という問い合わせを良くもらいましたが・・・何とか復活です。ピーナッツの図面や資料も多く見ごたえのあるサイトですが、まだ復活していないリンクもあったりで、これから修復されていくと思います。

http://dbdesignbureau.buckmasterfamily.id.au/index.htm

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How to make your engine ・・・

2009-12-17 | PEANUT SCALE MODELS

Details of model engine

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ピーナッツ・スケールにとって露出したエンジンはその機体の「見せ場」とするか、それともあっさり作って「軽量化」するか・・・ですが、どちらかといえば重要な部分となる場合が多いようです。ノーズにバラストが必要な機種でしたら、オモリを積むよりちょっと実機の資料を調べて精巧なエンジンを作った方が、機体の仕上がり具合が良くなるんですネ。機体の製作と比べると異次元的な作業になってしまいますが、パイロットやエンジンがその機体の出来映えを左右する場合だってありますから、まあ手を抜かないコトです・・・

20091213c_2  Contester Peanut Scale

オープン・コックピットの場合には特に寂しく感じますね、人が乗っていないと! カラのダンボール箱があれば必ず一度は入ってみる・・・これくらい習慣にしないと?

20091212d

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How to make your engine・・・moved from Flickr

2009-12-17 | PEANUT SCALE MODELS

かなり以前、それも5年近く昔、便利な写真投稿サイト(フォト・シェアリング・ページ)Flickrにデジカメで撮った製作中の写真をアップロードしたことがありました。メールでいちいち個人宛に送るより、この方が簡単でした。しかし、その後Yahoo!に買収されてどうなるのか・・・気にはしていましたが、最近ではまったく利用していません。Googleで始まったPicasaに浮気したり、色々なサイトに未だ写真はいっぱい残っているみたいです。まだブログがこんなに一般的では無かった頃ですから、無料で使えるサイトは保管場所として利用していました。Flickrには2005年頃のブレリオ・タイプ25のエンジン製作写真が残っています。最近こんなエンジン製作法の問い合わせが多いので、ここに集めて掲載しました。ちょっと古いので新鮮味はありませんが・・・

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Greetings from Frankfurt. Thanks Benno!

2009-12-16 | PEANUT SCALE MODELS

ドイツのベノ・サベルさんから大量救援物資第2弾・・・

20091212c

前回Voisin canard 1911の資料を送って頂いたベノ・サベルさんから、10月に再度彼の描いた図面や写真、三面図などの資料が大量に送られて来ました。お礼の手紙を出したのですが、これが届いていなかった様子。彼は心配して近くに住むお嬢さんに何とかならないか尋ねたところ、彼女はネット環境がありますから早速私の名前で検索しました。そして見事にヒット! と、ここまでがあらすじ。そんなわけでフランクフルトからメールが届きました。もちろん資料はこちらに届いてます、返事も書きました、でもそれが届いていなかった。不幸な出来事のおかげで、ドイツにもう一人新しい友人が出来ちゃいました。

ベノさんは今年85歳の高齢です。もう10年前のように私の機体の代理飛行も出来ないでしょう。フィールドに出て、ご自分の機体を飛ばすことも無理かもしれません。しかし色々お世話になったお礼に、今回頂いた資料で完成させたピスタチオ機のVoisin canard 1911を彼に送ることにしました。それで少しでも喜んでいただければ良いんです、見るだけでもネ・・・

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夏から何も触っていなかったので、調べてみると支柱ははずれ、左側の翼は少し上反角が余分についています。支柱がはずれたせいで翼が引っ張られたのでしょう。慎重に支柱を接着して、翼の修正をします。夏に飛ばした物と同じゴムを切ります。ワインディング・チューブを作ります。トルクが強く出ますからペラを少し小さくします。そして前回の一宮でテスト飛行。まだ初期トルクに勝てないのは、ラダーが小さいせいなのでしょうか、まだ少し直進します。家に帰って、あまり効果は期待できませんがサイド・スラストを変更し、気持ちペラを小さくしました。箱に入れ準備は整いました、途中壊れない事を祈るばかりです。クリスマスまでに届くと良いな・・・

20091212b

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Shonai Peanut 2009 final indoor meet

2009-12-10 | PEANUT SCALE MODELS

もう師走だしーぃ・・・

先週末は歳末恒例、1年を締めくくる、いつもの忘年会&飛行会でした。この行事がいつから始まったのかは定かではありませんが、夏の競技イベントと同じくらい重要?になってきたのかもしれません。インドアでの飛行調整が行える数少ない機会ですから、それを目的に参加される方もいれば、底なしで飲める・騒げる、マイ・アルコール持参で忘年会を楽しむ方もみえます。どちらが多いかなんて・・・それは言えません。何か新作を作り始めるきっかけとなれば、その手段がどうであれ、時間の経つのも忘れて楽しく飛行機談義が出来るこのような機会も重要ですネ。しかし、食材の量も、アルコールの量も年々少なくなって、消灯時間も年々早くなって・・・僕達、健康的になったのかな?イイヤ違う!

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DPC models Sopwith Pup no.12

2009-12-08 | PEANUT SCALE MODELS

Silver painting and covering・・・

そろそろ重い腰を上げて、パップちゃんの吹付けでもしましょう。全体の吹付け塗装であれば気合いを入れてイザ!となりますが、今回はカウリングのみです。カウリング以外にもシルバー部分がありますが、同じカラーで吹付けるのもどうかと思い、カウリングは光沢にしてそれ以外の部分はシルバーの紙を貼りました。まずはマスキング、ちょっとシルバー試し吹き、テカテカにしても全体のバランス崩れそうなのでフラット・ベース少々、これで吹いちゃいました。もう少し輝いていても良いかな?とも思いますが、これくらいにしましょう。

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シルバーの紙は昔作った補修用の紙です。ま、このあたり主翼の上翼が付くとあまり見えないんですが・・・黒のラインを入れてちょっと締めるか、色の違うシルバーをライン代わりに貼るか?もう少し考えましょう。シルバーの紙は薄めたアクアピットを使用しました。

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Tokyo Night no.3

2009-12-07 | PEANUT SCALE MODELS

Tokyo night with Enrique Maltz・・・・

東京での長い一日が終わりました。早朝から深夜まで電車の乗り換え7回、終日英会話教室ですから・・・ 普通でしたらかなりグッタリしちゃうのでしょうが、いつもよりテンション高いです。11時には西荻窪から神楽坂へ戻りそのまま5分で就寝、しかも翌朝は7時半起床予定。私の生活パターンからはおよそ考えられないスケジュール!それも時間の有効利用と思えば、なんて事ありません、いやあります、ちょっと疲れます。

エンリケ君が「日本での休日には温泉へ行きたいんだ」なんて聞いたのは彼がイスラエルから電話してきた時です、私の返事は冷静に「行けば・・・・?」でした、その時は。しかし、今回エンリケ君を招待された方からもお電話を頂き、「ぜひご一緒にどうですか?」という誘いを頂きましたので、東京での予定を変更してご一緒させていただく事にしました。そしてこれがまた、前日同様の大変楽しい1日となりました。チェロの練習を兼ねて湯河原まで行くことになった訳ですから、ワーイ!生で聞けるぞ、かぶりつき、しかもタダ。

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湯河原は12月とは思えない程暖かな陽気でした、そして紅葉もまだまだ綺麗です。足湯に浸かり、チェロの澄んだ音色を間近で聞き、良質の温泉を堪能し、山の紅葉を楽しみ・・・うーん、来て良かったぜ。

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当然の事ながら遊び過ぎて、名古屋到着は日付が変わっておりました・・・

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日本での仕事を済ませ、1日がかりでイスラエルに戻り、そして翌日には南米アルゼンチンへ、2週間の演奏活動を終えたら年末にはイスラエルに戻るそうです。今回の私の行動範囲なんて、笑っちゃいますネ。才能は体力の上に成り立つ・・・

Have a good day!

Comments (2)
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Tokyo Night no.2

2009-12-07 | PEANUT SCALE MODELS

Tokyo night with Enrique Maltz・・・・

西荻窪駅に電車は到着、あたりは既に暗くなっていました。そして駅前路地を通りなつかしのN氏工房へ・・・

着いた時には静かだった工房も一人そして一人、1時間後・・・こんなに入って良いのか!床は大丈夫か!空気が薄い!そして宴は盛大に始まりました。本当に久しぶりの伊神さんを初め、多くの方に参加して頂き感謝・感謝です。

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エンリケ君は工房内にあるピーナッツに興味津々、そして伊神さん持参の新作にも・・・

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話題は尽きることなく、でもそろそろ閉幕。しかし、これだけでは終われない人達・・・

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エンリケ君との東京第1日目は、焼き鳥屋の煙とほろ酔い気分の中、終了しました。(続く)

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Tokyo Night

2009-12-05 | PEANUT SCALE MODELS

Tokyo night with Enrique Maltz・・・・

12月も始まり仕事も佳境に入るこの時期、強行スケジュールで東京行きを決心しました。もちろん体調万全で! のはずが、何と医者へ行ってクスリと風邪をもらって来ちゃいました。体はだるくないのですが声がちょっと変かな? でも、深夜バスで東京へ向かいます、一睡もしないうちに夜が明け、朝日が眩しい東京です。

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朝食をとり、固まった体をほぐす為新宿の街をゆっくり歩きます。体が温まり感覚もいつもの状態に戻って来ました。これで大都会の高速歩行についていける迄蘇ったかな?

新宿三丁目から最初の目的地、和光市に向かいます。地下鉄「副都心線」の終点「和光市駅」でエンリケ君と待ち合わせました。急行電車は駅を飛び越し一路和光市へ、ひとつ手前にある「地下鉄成増駅」のある成増には小学生の頃来たことがあるんです、それが最初の東京でした。地上に出るとしばらくして到着。でも、ヤツはイナイ・・・

しばらくして、一目でわかる長身のエンリケ君が手を振って歩いて来ました、丁度2年ぶりの再会です。「帰りも歩いて帰ろう、景色も良いし空気もうまいし」「オレ、寝てないんだけど・・・」色々な話が不規則に思いついたまま続き、周りに畑のあるのどかな道を30分程歩きました。途中見かけた市の広報掲示板には、すべて「エンリケ・モルツ」のコンサート出演ポスターが・・・道を歩いていても声をかけられます、うーんこの外人かなりの有名人 in Wako city。

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今回エンリケ君のお世話をされている奥田様のお家で昼食をご馳走になり、彼の製作途中の機体を見せてもらいます。ファルマン好きなのネ? 「おーっ、僕より良いバルサ使ってますね!」「コレ君にもらったヤツ!」

午後にはまた徒歩で和光市駅まで歩きます、しかも遠回りして!これから渋谷に繰り出します。恐ろしい程の人ごみと騒音の中、これはまるで30年前の深夜の新宿歌舞伎町だぜ・・・なんて思いながら、「ところでハンズ何処にあるの?」「知らないの?ついて来なさい!」って逆だろ・・・・

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購入履歴:ドープ塗り用平筆・ミスターカラー・サンディングペーパー・カミソリ・サークルカッター・プラスティックボトルなどなどでした。買い物時間はどんどん過ぎて行きます。今回の目的のひとつ、庄内ピーナッツのメンバーとあの西荻駅、あの館(やかた)での歓迎パーティーの時間に遅れそうでハラハラドキドキ、「カメラが欲しいからさくらやへ・・・」「もう時間無いし・・・・」 急げエンリケ!山手線だ!でも新宿で乗り換えだ!中央線だ!総武線? 「すみません・・・この電車西荻窪通りますか?」 飛び乗った車内で女性に聞くと、「大丈夫よオジサン、終点三鷹の2つ前で下りてください。」 やっぱ田舎モン。でもみんな来てくれるのかなウイークデーなのに・・・(続く)

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