晴れて胴体と主翼がドッキング!イモ付けじゃ一発勝負でどうなるか不安、くさびを1本ぶち込みました。前後、上下の位置決めはこのくさびで解決しますが、問題は角度です。スペーサーとして主翼側に3mmバルサを接着後、上反角を付けた状態で隙間が揃うように削り、何とか解決しましたが、前後の角度(前進角・後退角)の削り具合が微妙で・・・両翼取り付けて横から眺めると図面よりわずかに前進角が付いますが、想定の範囲内と大目に見ましょう。この状態で接着してしまうと・・・エンジン・ナセルの膨らみは加工しやすいのですが、どう考えても紙貼りが大変そーでして。また対策を考えねば!コレですね最近ペースが遅いのは。この状態になるのはいつの事やら・・・
そう書いておきながら・・・1,000JPYの誘惑に負け? 無料のETCを取り付ける事にしました。でも取付費用は別途、しかも問答無用のおまかせで最低5,000JPY取られるのはたまりません。そこで、近くにある電装屋さんに行き取付けているところを見ると、恐ろしく雑です。この時期、カーショップの棚からETC本体が消える程売れに売れ、その取付け仕事ばかりで殺人的に忙しそうでした。
考えてみれば、アンテナを付け、電源を引けば後は取付け場所を決めるだけ。道具と言ってもドライバー、カッターナイフ、ビニールテープと電源をチェックする為のテスター位で特殊な道具も必要無く、ラジコン受信機用の電源パック作るより簡単です。
素人でも2時間あれば済みそうな仕事です、が・・・何処へつけるか? 最近はカードが車外から見えないように運転席の奥の方とか、グローブボックスの中へ付ける人もいるようですが、普及率が90%近くになろうとしている訳で、何処に付けようがカードを差したままにしておくのは危険な訳で、それなら一番目に付く所に付けてカードを抜けば良い訳で・・・なんて考えた結果、ありきたりの場所に決定。
先ずは最初にバッテリーの端子をはずして、アンテナをフロントガラスに貼付け、配線はピラーのカバーをメリッと剥がしてコードを隠し、グローブ・ボックスの奥へ落とします。中央のパネルをはずしてラジオが取付けてあるユニットごと引き抜きます。裏側に電源とアンテナのジャックを差す穴をあけなくていけませんので、この部分は部屋で夜のお仕事にしましょう。と言うことで1日では終わらず、取付けは翌日となりました。
シガーライターの配線からプラス電源を取り、アンテナと電源のジャックはステレオユニットの奥まで持ってきます。長すぎるコード類が邪魔になるので切ろうと思いましたが、ここは面倒でも束ねてスポンジでくるみ、結束バンドで緩めに固定しました。さて本体裏側にジャックを差込み、ユニットを固定してバッテリーをつなぎます。アクセサリー電源を使用したので、エンジンを掛けるまでに2回おしゃべりしますが・・・通電OKです。
完成です、残る問題はこれでゲートのバーが間違いなく上がるか?ですね。
今から20年近く前、模型雑誌の写真が縁でカリフォルニアのチェスター・マックさんと知り合いました。彼は当時ノースアメリカン・ロックウエル社のデザイン部門を引退された頃でした。それ以前はヒューズ社、ノースアメリカン社のデザイン部門に在籍されていたそうです。
デザイン部門ですから、コックピットの設計やモックアップの製作が主なお仕事だったそうです。彼の関わったプロジェクトでB1ボンバーの操縦席、オーストラリア海軍潜水艦の操作室等の色々な写真を頂きました。
「飛行機や船のデザインもするけど機関車もあるんだ・・・」なんて聞いたことがありました。それはネット環境の無い時代ですから、古い新聞の切り抜きで見たりした記憶がうっすら残っています。
今回捜し物をしていて偶然チェスターさんデザインの機関車を見つけました。彼の写真は出ていませんが、名前とデザインは間違いありません。但しYorba Lina CA じゃなくYorba Linda(ユーバ・リンダ)ですが・・・
http://www.alaskarails.org/sf/bi/index.html
1995年、オレゴン州ポートランドの自宅を訪ねた時、隣に住むグラントさんのセスナ310でシアトルまで飛行しました。目的はボーイング・ミュージアム・・・
昨年暮れから放置状態のPushyちゃん、主翼付け根の膨らみをどう処理するかでとん挫、何とか解決法を考えて再スタートしました。スムーズに進むかどうかは・・・?ですが、出来ることから始めないとネ。パズルのような製作手順を考えて、その順序をひとたび間違えると大変難しい作業になってしまいます。今回は主翼と胴体のドッキングをどの段階で行うか?まあ、そんなに難しく考える必要もないと感じる方もいらっしゃいますが、これ悩みます。
この機体は胴体と主翼付け根部分を一緒に作っておいた方が、実は作業が簡単ですね。例えば紫電改みたいなフィレットが大きな機体は胴体と一緒に主翼付け根部分を作ってしまい、それから先の主翼部分は別で作る・・・みたいな。Pushyちゃんもランディング・ギアの先まで胴体と一緒に作っておけば、主翼付け根の4つもある膨らみの加工も簡単に出来たかもしれません。でも今更戻れないから・・・先ずは主翼の付け根部分をプランクしましょう。
上面と下面の形状が違うのは、膨らみを接着する部分が異なるためです。一緒にランディング・ギアの取り付け部分もプランクしました。既にスパーが入っていますから、ちょっとメンドーサ!
実はこの状態で胴体に取り付け、エンジン部分の膨らみをバルサブロックで加工しようという試みです。隙間が開いたらバルサ・パテ・・・ しかし、胴体と主翼を合体してしまうと作業が面倒で紙貼りも大変です、作業中に主翼ポッキリ折ってしまいそうな予感大です。紙貼り塗装後に合体させるにしても面合わせが同じく大変ですから一緒かもネ。
ランディング・ギアを取り付ける事も、作業中にひっかける原因となりますからあまりしたくない。そこで完成後に差込式で取り付ける事が出来るようにしました、トーション・バーです。先ずは0.5mmのピアノ線を埋め込む溝を掘ります。
主翼の内側にカーボン・シートを貼り付けます。
ランディング・ギアをはめ込みます。
0.6mmの真鍮パイプを取り付け、カーボン・マットで補強します。
さーて、胴体も先に出来る事は済ませておきましょう、色々ありますが・・・