Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Lederlin 380L"Flying Flea" とな・・・ No.5

2016-12-31 | PEANUT SCALE MODELS

Lederlin紙貼りの準備をしていたある日それはやってきた・・・

あの事件後、紙貼りはそのまま放置したわけじゃなく、こちらも「スキマ」を見ながら順調?に進んでおります。

まあでも、心落ち着けて始めないと必ず失敗いたしますネ、ですから一番簡単なところから練習しましょ!





1枚で貼れないこともないけれど、ちょっとだけ感触を確かめるためであります。

糊の濃さや量なんかまったく記憶にございませんから。





軌道に乗ったら反対側、そして中央を貼ってみます。翼の裏側(下面)は平面ですからそこそこ上手く行くみたい。

そして小さな翼から大きな翼に・・・





糊で湿ったバルサが乾燥するまでバラスト固定しますが、ここでは急がずのんびり進めます。
周りの余分な紙も乾燥してから切り取ったほうがきれいに処理できます、急いでる時はなかなか待てないけど。





ちょっと厄介なのは表面の翼端だけでしょう。ここも時間をかけて均一に引っ張ればシワも出来ないでしょう。
主翼にめどがついたら今度は胴体!





一番面倒なのが下面だったりします、ですから縦割り3ピースにしました。





アルコールと水のブレンドを吹き付けて放置。小じわが出来ても3回も修正手直しすれば目立たなくなります。





久しぶりの紙貼り、紙のテンションにワクワクしちゃたりして・・・・





うーーん、今夜はこれくらいにします。


ところで、実機の写真もう少し探そうと思ってグーグル検索するために「Lederlin 380L Flying Flea」と入れたわけであります。


するとであります・・・ハイ。






Wiki先生より出しゃばってます!

何処かで見た写真の間に実機写真がありますので「画像」にしてみました・・・ハイ。

















なんということでしょう。昔の写真見つけるのに便利かも?

そして新たな実機写真は見つけることが出来ませんでした。

皆様、良いお年をお迎えください・・・




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1918 Hergt monoplane No.3

2016-12-24 | PEANUT SCALE MODELS


「バルサ最中」切開の巻・・・


空洞のカウリングを切り開きますが、出来ることなら一刀彫でパカッと二つに分けてみたい。
ま、どっちでも良いんですが外皮にあまり力をかけられないので一気に行きます。





その前にカウル前面のイメージを学習しておきましょう、こんな感じですかね。図面と少し違いますが写真優先で紙に写しておき、微調整は紙を貼った後にサンディング・ペーパーで仕上げましょう。

1機しか作られていない機体ですからこの写真の機体が間違いないと言われればこれに似せるしか方法はありません。しかしこの写真を見るとカウルの後端と主翼前縁があまりにも近くに見えます、ねーどーして?

目の錯覚なのか、撮り方のせいなのか、それともムーニーさんが敢えてノーズを伸ばしたくて意識的に主翼を下げたのか??? このあたりは別の写真を見ながら「まあ、こんなもんか・・・」で丸く収めることにしましょう。





恐らく「イメージ的にはこれくらい?」のところに紙を当てて瞑想・・・





決まったら切っちゃえ! 本当に大丈夫?





ゆるぎない決断と行動力、でもちょっとだけ修正余地を残しています、小心ですから!





9気筒のシリンダー配置図を中に入れて前面のふさがり具合を見てみます。





中に入れるエンジン本体のサイズを決めてサンディング、これを直接使うのではなくこの外側にバルサを巻きます。





エンジン本体仮称「最中2号」を入れてバランスを見てみます。大き過ぎず小さ過ぎず・・・でもどちらかといえば気持ち大きいほうがゴムの取り回しは楽でしょうネ。





夏場に揃えた蛇腹ストローの残骸、やっと出番が来ましたよ。赤でも黒白でも良いんですが「型」同じものみたい。





これを接着しますが外皮だけの接着では弱いので、円柱パイプ状にしたソフトバルサを中に埋めます、ですから主に接着はこのバルサ部分にお任せします。





シリンダー接着の準備が出来ました。シリンダー各々の長さはノギスに挟んで微調整します。





ま、そこそこそれなりの位置に仮付けしてみます。バランスよろしければ接着剤で根元を補強いたします。





とりあえずこんな感じ!どんなに軽く作っても軽過ぎることは無い!と思いますから、カウルで見えないところは切り取ってしまう・・・ でもそれは最後にします。





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1918 Hergt monoplane No.2

2016-12-17 | PEANUT SCALE MODELS





濡れた状態で巻きつけますが、ここでバルサの質が問われます。かなり引っ張りながら巻きつけますが、そこで千切れるようでしたらアウト。逆にスイスイ巻けるようなのも心配、3枚あわせても強度が出なくて変形してしまうことがあります。使っている特注バルサはそれ用にかなり吟味されていますから、何の問題も無く加工できます。





塗装が終わってマスキング・テープを剥がす時と同じ快感・・・折れてるところも無く「タイヘンヨクデキマシタ!」
バスウッドなら苦も無く加工できますが、重さは数倍になります。





垂直尾翼だけで終わってしまうのを恐れ?先にカウルも作っちゃえ! それにしてもデカイぞ、これ・・・





のってる時は何でも速い、「バルサ最中」の完成

でもここから少しずつ謎の世界へ入っていく
1機しか作られていない資料の少ない機体ですからネ・・・

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1918 Hergt monoplane No.1

2016-12-15 | PEANUT SCALE MODELS

Lederlin紙貼りの準備をしていたある日それはやってきた・・・

いつもは薄くドープを塗って木枠に張った状態の紙が数枚は在庫であるんです。暇なときに作っておくんですが、ちょっと不足気味なので今夜はここから始めます。流れ作業ですからサクサクと20枚ほど枠に貼り付けます。それが済んだら霧吹きして、お天気の日にベランダでドープ塗りましょう。





もう2年以上使っている水スプレーボトル、誰かの使った廃品?再利用なんですが、これがなかなか優れものでして細かな霧状になって使いやすく重宝しております、きっと高いんでしょうね中味の化粧品・・・





スプレーしながら引き出しに溜まった図面を整理していたら・・・・あらっ? おおっ? おおっー!





垂直尾翼とボトル径、もしかして・・・・
いや、そんな些細なことで紙貼り途中の機体、放棄するんですか?大丈夫誰も覚えちゃいないよ。





その翌日、京都F/F界の重鎮T氏から「プーの飛行調整、楽しみにしてます!」のメール。
早く作って飛ばさないとマズイぞ、でも乗りかかった飛行機は急に降りれない、ですからこのまま少しだけ暴走させてください。


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MISAWA AVIATION & SCIENCE MUSEUM (Aomori Japan)

2016-12-01 | PEANUT SCALE MODELS


2016年8月、12日間の北海道旅行最終日、函館港からフェリーに乗って大間に到着、ここから本州をのんびり帰る途中、青森県三沢市にある三沢航空科学館に寄り道、、ミス・ビードル(ミス・ヴィードル)号に会ってきました。

下北半島を走るのなら恐山に行くか三沢に行くか? うーーんどっちも捨てがたい!ですから恐山で温泉に入ってもう1泊追加です、一体いつ帰るんでしょ・・・





たいそう立派な博物館でした。各所に配置されているスタッフの方の対応も非常に良く、とても何処かのうら寂しい博物館とは違います、各務原のことじゃありませんよ。





ここの「売り」はやはりこの地からアメリカに飛んだミス・ビードルなんでしょうね、直接関係のあるものはこれしかありませんから。





三沢基地に隣接していますから、朝からブルーインパルスが飛んでいました。屋外展示も野ざらしの割にはきれい、定期的にお掃除されているようです。





こっちが三沢基地。「写真撮らないでね・・・」って書いてありましたので少し離れて激写。





ファントム君も健在、お隣はMU-2(LR-1)かな? なんと岐阜と小牧のコラボですね・・・





ロッキードエレクトラの改装P-3機。内部も非常にきれいに整備されていました。





突然出てきたら何が何だかわからない3機、詳しい人は機体名が瞬時に出てくるんでしょうね・・・F-1 T-2 T-2 兄弟なんですと。





外周道路を一周したら中に入ります。有り余る用地がこんなエントランスを作り出します・・・ ピーナッツならここに何機置けるのか?


航研機やその他目ぼしい機体はそのままに、隔離展示されているミズ・ビードルの所に一目散。





決して頑丈そうには見えない機体に930ガロン(ドラム缶約17本分)の燃料を積んで飛ぶなんて、ある意味桜花みたいなもの・・・



























ミス・ビードルのお話はこちらに詳しく書かれています。

http://www.geocities.jp/hmikamijp/vindex.html
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