Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Same Style Same Result ・・・・

2010-06-22 | PEANUT SCALE MODELS

今年7月のニューヨーク州ジェネセオで開催されるF.A.C.コンテストに間に合わせる為、なんとか完成したトム・ハルマンさんの1921年製「三菱1MF1」。日本人ですらあまり知らないこの機体を何故選んだのかは別として、前回の22,5インチスパンの機体からピーナッツ・サイズに変更して製作中であることは過去にお知らせしましたが、その最終形と初飛行の模様が送られてきました。驚いたのは彼もプレシュリンク、プレカラーリングでこの機体を完成させた事でした。その証拠写真が送られた時には、準備万端のフルセット状態で進めている彼と、その場しのぎで今から使う物しか作ってない私との違いにちょっとめげましたが、彼のようにここまで周りを固めておいてから始めるのが「本道」であることは十分承知致しております、はい。私のTAYLORCRAFTは現在「原材料仕込み中」で行き詰まっておりますが・・・・

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主翼、胴体に貼る紙はインクジェットではなく、発色からして恐らくエアーブラシ塗装だと思われますが、私の場合たとえここまで準備して始めたとしても、いつも何か大切な物を忘れてる「骨だけの頭」ボーン・ヘッドがつきまといます。これはある意味「理想形」かもしれませんが、機種によってはこの方法だと大変な作業になることだってありますから、「理想形のひつと」としておきましょうか。彼の機体の特徴でもある「テール・ウイングにはテンションをかけない」、水平&垂直尾翼には霧吹きしない事も受け継がれています。写真の状態から完成させる迄には多くの隠れた作業が必要ですが、その仕上げのタッチは相変わらずです。

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20100615c Tom Hallman's Mitsubishi 1MF1

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DUANE COLE TAYLORCRAFT(4)

2010-06-19 | PEANUT SCALE MODELS

懐かしの「DUANE COLE Taylorcraft」よみがえる・・・かな?(4)

「生地完から紙貼りする勇気」
ドープは塗らない、ブラシを吹かない、生地が完成したらそのまま塗装済みの紙を貼る。ちょっと勇気が必要ですが、紙を重ねて貼る部分とか曲面のシワの処理なんかを注意すれば、それ程神経質になることもありません。この方法でそのまま完成させれば、ある程度の軽量化が可能です。しかしあのブラシを吹いた時程のフルカラーのインパクトが・・・・ナァーイ!

ここをどう見るか! 「見た目軽るそーな飛行機」狙いならこれでもOK、でもネ、プラス何かをすることにしましょうよ・・・ 

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翼端や後縁エッジの紙の処理、ノーズソケット周りの貼り方がネックとなります。いっそ糊なんか使わず・・・

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A peanut scale kit for beginners ・・・

ラトルスネイク製ピーナッツ・キットの「ピーナッツ・トレーナー」の初飛行
先週日曜日、一宮で飛ばしてみました。ゴムはインドアですからちょっと弱めに2.5mm程度から始めましたが、巻き込むと機体重量が軽いのでガンガン上昇します。旋回サイズの微調整はサイド・スラストで行いますが、極度に敏感な様子も無く穏やかに効きます。アウトドア用のもう少し強力なゴムであれば、官製ハガキ程度の厚みを目安にスラストを変更します。
飛びっぷりは変な癖もなくまずまずでした。

キットについてのお問い合わせはhttp://www.lattlesnake.ecnet.jp/ ラトルスネーク・大植氏まで!

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DUANE COLE TAYLORCRAFT(3)

2010-06-08 | PEANUT SCALE MODELS

懐かしの「DUANE COLE Taylorcraft」よみがえる・・・かな?(3)

「スパッツ集中講座」
指で押さえると厚みが半分ほどになってしまうふかふかのバルサ。軽いけど強度&密度は限りなくゼロでこれといった使い道も無く、積層してタイヤとかスピンナーに加工するのも面倒だし、何かに使えないかな?って感じのものでスパッツを作ってみました。紙貼りで外側だけでも強度をつければ何とか絶えられる程度の物です。サンドイッチにする内側にそのバルサを使い、外側にはそれより少し強めのバルサを両面にして必要枚数を切り出します。

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シートを揃えて周りを同じサイズにサンディングします。内側に使うバルサシートのみカミソリ両刃の刃を半分にしたものでタイヤのアウトラインに添って切り落とします。カッター・ナイフを使うより間違いなくきれいに切ることが出来ます。

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一応揃えてこちらもサンディングしておきましょう。パーツがすべて揃ったら「グルーイット」を薄めて接着します。ちなみにこの接着剤、現在生産されていません!数年前に入手した最後の製品です、うーーん残念、「タイトボンド」なんかより絶対スグレモノなのに・・・

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1時間後、蛍光灯に透かしながら全体が小さくならないように整形しましょ。あとはハード・ランディングに耐えられるかどうか?・・・ですね。

目指すは「猫足プジョー」 そのにくきゅうひとつくれ!

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DUANE COLE TAYLORCRAFT(2)

2010-06-07 | PEANUT SCALE MODELS

懐かしの「DUANE COLE Taylorcraft」よみがえる・・・かな?(2)

胴体がそれなりに完成したら、嫌になる前に主翼を作っちゃいましょう。スライス・リブを作って、前縁&後縁&スパーの材料を集めればもう出来たようなものです、気分的には・・・
これから一気に組むか?それともじっくり攻めるか?今回は日頃お世話になっている方から頂いた新種の接着剤を使うことにしました。瞬間接着剤よりも圧倒的に軽くできるであろう、反面時間はかなりかかります。でも朝までには間違いなく必要強度になっていますから、材料を揃えたら一気に作り、そこで消灯「お休みなさい」スタイルで始めました。この接着剤はイギリスのDeluxe Materials社製「スーパー・ファティック」。はめ込み式の模型飛行機の組み立てに最適な接着剤で、浸透しやすく従来の接着剤に比べて2倍の接着強度があるそうです(ということは使用量を半分にすることができる?ので軽くなる)。水溶性で付属のノズルを取り付けて使いますが、ノズル径がピーナッツには太過ぎるのでこれに細いノズルをつけるか、小皿に取り出して0.2mm位のピアノ線で流し込みます。約2時間で実用強度になり、硬化後は耐水性でサンディングすることも出来ます。

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同じ作業を繰り返します、飛んでる姿を想像しながらネ。でも、時間が経つにつれて飽きてくる!うーん、もう限界って所で終了。ノッテル時と飽き始めた時のクオリティーは同じかナ?精度が落ちたら明日に順延します。中央部分は問題ありでもう一度作り直しましょう・・・

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リブの山はきれいに揃ってるかナ、傾いていないかナ、眠い時には平気で前後逆につけたりするんです!「スーパー・ファティック」の使い心地は?木工ボンドを薄めた感じでちょっと粘り気があります。強度は「うたい文句」通り合格で、サンディングも大丈夫でした。パール調に輝くミステリアスな接着剤ですが、時間がたっぷりある時には最強のアイテムかも・・・

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DUANE COLE TAYLORCRAFT

2010-06-02 | PEANUT SCALE MODELS

懐かしの「DUANE COLE TAYLORCRAFT」よみがえる・・・かな?

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1983年、ピーナッツにのめり込んで数年が経ち、CAから毎月届く「MODEL BUILDER」誌が待ち遠しくて仕方がない頃、その年の11月号にこの図面が紹介されました。インドア志向の軽そうな雰囲気を持ち、繊細な作り方を要求されそうな機体でした。当時の右も左も解らない私にはちょっと敷居が高すぎて、なかなか手をつける事が出来ず、またDUANE COLEの資料も手元に無く、数枚コピーした図面はそのまま引き出しの中で20年以上眠り続けました。それがある日ネット上でDUANE COLEの写真を見つけたのがきっかけで、その眠りから覚めた訳であります。図面にしてみたら「このままそっとしといておくれ・・・!」って思ったかもねネ。でも、思い立ったら後先考えずスタートする事って大事だと思います。明日の朝、熱が冷めてたら、無かった事にすれば良いんです。

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胴体は発狂するような製作個所は無く、実に粛々と進みます。相当軽めのひ弱なバルサを使ってますから、指を引っかけて壊す事さえ注意すれば大丈夫です。ノーズ下あごの部分はシートをプランクするかブロックを削るかですが、きれいなラインはブロックでしょ!って事で・・・

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ノーズ上面はプランクで済ませます。ちょっと押すと凹みそうなのでプランクの最中に1本補強を入れました。「1本いっとく?」「はっ、はい!」

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お次はソケット。これも今回はテールウインドの時のようにあまり奇をてらわずいつも通り、硬すぎず緩すぎず・・・ダイエット出来る余力を残しておきました。

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前部のエンジン冷却用の穴はサンディングで角を落とす前に開けておきます。

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鈴鹿の山で筋トレ・・・

2010-06-01 | SNAP SHOTS

鈴鹿の山で筋トレ・・・2週連続で「入道ヶ岳」(906m)を攻める!

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前回は雨に降られ、滑落の危険はたぶん無いけど寒いから中止! そんな日は無理せず温泉だろ。しかし今回は気合い入ってます。ザックの中味はカップヌードルとドリップ・コーヒー、それに2リットルの水とおにぎり2個で万全、エスビット固形燃料だけでコンロは無し。でも固形燃料に火をつけるマッチ忘れるとは!

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椿大社脇から井戸谷ルートで入道ヶ岳を目指す人が圧倒的に多いのですが、今回はちょっと南の小岐須渓谷から滝ヶ谷ルートで山頂を目指します。途中アクロバティックな岩場が数カ所がありますが、後は黙々と登るだけです。頂上は一面笹の平原でグライダーを飛ばすには絶好の場所。ここまで2時間半、機体を背負って登れるか?風はいつも東から吹いているか?うーん、無理。

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北に延びる鈴鹿の山々はかすんで見えなかったけど眼下は箱庭の様に綺麗でした。結局山頂での料理は出来ず、下山してから小岐須渓谷キャンプ場で一人宴会しました、これはこれで楽しい・・・

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五月の山は凄かった・・・

2010-06-01 | SNAP SHOTS

「先生、皐月(五月病)でしょうか?」 「違うネ!」 でもお疲れモードです。

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パソコンから遠ざかり、毎週山に登ってました&ピーナッツもそれなりに・・・リポート

過去のお話ですが、「ゴールデン・ウイークの疲れ」って言うけど何も疲れてません、だって道路は渋滞してるから遠くへ行く気分でも無いし、繁華街もそれなりに混んでて、車で出かけても駐車するの大変だし、家でゴロゴロしてたら何事もなく終わってしまった程度の話です。
この間、体力を蓄え景色の良い山にでも登ろうかと準備はしていましたけど、いざ早起きして出かける段になると、色々と問題があったりで・・・ま、山登りも準備してる時が一番楽しかったりして。「準備」の一部分は欲しい物が自分の予算内で買えるかどうかのウインドウ・ショッピングみたいなもんで、模型店やカメラ店へ行くのが、登山用品の店に替わった程度の話です。しかしこれがまた面白いんですネ、初めて見る世界は。専門店になればなるほどこだわりの品々や無駄に高価な商品を見て楽しむことが出来るんです。ロック・クライミングなんか絶対しないのにヘルメットやカラビナ買いそうになったりしますからアブナイ世界です。でもね「山」行きましたよ、「装備」整えて、ちょっとだけ・・・

最初はここだろ(ここしか行けない)!「風雲・小牧城」 これも山、しかも城あり
一宮インターに入ると大垣方面(西)渋滞、迷わず春日井方面(東)へ。小牧に近づくと今度は春日井より先渋滞の情報、迷わず小牧で出て犬山方面(北)へ向かう。所が出た途端こちらも大渋滞でUターン、で結局そっちって名古屋じゃん!。爽やかな洗濯日和、家に帰って洗車でもしますか・・・と帰り際見つけたこの標識。麓?のアピタで昼食を買い込み、いざ登るぞ。クマとか出ませんし安全そう。

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標高85.9mなんだ、今から400年前にはここを舞台に色々な出来事があったんでしょうね・・・ 山頂にある小牧市歴史館(小牧城)からの眺めは最高です。
小牧空港を発着する飛行機にとっては邪魔なんでしょうかこの山。でも周囲を見渡すには絶好の場所です。ここが小牧で一番高い山?では無いんです。ちなみに最高峰は天川山とのこと。麓から山頂の歴史館までは徒歩で10分です。

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プチ登山には結構良いかナ。周遊コースの登山道を回ってから、トレーニング・コースを1周して我が家に帰りました。次は鈴鹿の山でトレーニングの予定です。

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