Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

とってもRouge Magic (3)

2014-05-23 | PEANUT SCALE MODELS

ペラと車輪を除けば生地完、重さだけでも記録しておきます。

人間って不思議なもので重量の数値は記憶しますが、バルサの質によって七変化する強度の感覚は忘れてしまいます。その都度強度試験する訳じゃありませんから限界がわからない、強いて言えば紙貼りでその一部を試しているようなもの。紙貼り前に生地のデータを残しておくのは紙貼り後の重量増加を知る程度でしょうか、同型機を何機も作る訳じゃないから参考程度です。

20140520a

リブ数が少ないですから、ここは真面目にガセット補強します。

20140520b

ウイングレットはこれが重いのか軽いのか、10枚くらい作れば答えは出てくるんでしょうね。

20140520c

胴体はちょっぴり頑丈そうですが、いまさら間引き出来ないし・・・

20140520d

先尾翼は補強&部分プランクしたらここまでメタボになりましたが、重心からはまだ余裕?

20140520e

ザッとこの程度、ピアノ線とペラとタイヤ増えると3グラム前後でしょうか。

ピーナッツ・スケールの場合は機種や形態によって紙貼り後の重量増加は大きく異なります。完成近くなると気絶するほど重くなっていくのは、ダミー・エンジンや機銃だったり、大きなタイヤとか張り線だったりで、飛行に貢献してくれる物って何ひとつありませんもの!

20140521a

コピー紙にテスト印刷したカラーデータ、製作図面からレーヤーして描いてますから図面通り作っていないと微妙にズレます。余白を計算したつもりでも時々激しくミスりますから、一応現物を置いて確認だけします。勝手なデザインだから、どうにでもなるところが素敵です。

20140521b

試しに貼ってみます。たとえ気に入らなくても、ここまで来て色を変えようなんて思いません、とってもメンドーサ・・・

20140521c

今後のテストも兼ね?色の出方とか濃さとか滲み具合とか、紙との相性やプリンターの性格をお勉強するにはこんなお仕事も楽しくて心地よい。

20140521d

胴体はネジレの心配なさげですからサクサク、シワの出来具合は紙の縦目横目が影響している場合が多いですネ。

20140521e

足回りは紙貼り前に付けておいた方が無難、貼りづらいけど切り込みで乗り越えます。

20140521f

無駄な計器板?も付けます、悲しいサガです。

20140521g

インスタント「両側の紙で何とか頑張るタイヤ」も完成、使うのは3個、歩留まり悪し・・・

20140522a

主翼の取り付けは左右の迎角だけ注意してつつがなく終了。上反角は少な目、両翼端で持ち上げても頑張ること確認、衝撃で簡単にはずれる程度の強度しか持ち合わせていません。

20140522b

翼端板取り付けます。本当に垂直か?見た目で確認。ここまで一夜で貼り終えました。気に入らない個所もありますが、明日の夜もう一度修正しましょ。

20140522c

ペラは逆ピッチで2組作り、軽い方を使用。早業で取り付け重量チェック。生地完から約2倍、これって大吉?小吉?

20140522d

重心は主翼前縁から1センチ程前にありますが、投げてみるとオオーッ!糸の切れた凧状態。ノーズにバラスト?はたまた先尾翼の角度付け過ぎ?
ゴム積んでも重心移動はほとんどありませんから、ここは板オモリを挟んで滑空テスト合格。

それにしても旋回しにくそう、「ちゃんと旋回せんかい!」ってイラつくんでしょうね飛行会で。

でも祝・完成です、間に合った・・・

Comments (4)
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とってもRouge Magic (2)

2014-05-14 | PEANUT SCALE MODELS

第3夜・翼・作ります・・・
先尾翼の定義-(インドア機の場合、壁や天井に当たり先尾翼の破損や迎角の変化でそのまま床に激突。「一粒で二度美味しい」胴体までも「くの字」になってしまう経験から) 先尾翼の強度はそれなりに、出来れば衝撃吸収、迎角の調整可能であることが望ましい訳であります。

この機体の先尾翼はゴム止め、角度調整可能ですから破損する確率は低いと思われますが、モーター・ペグを利用したゴム止めはゴムを交換するとき毎度はずさないといけません、いや勝手にはずれます。そこそこ決まれば瞬間流して済むことですが、調整中はちょっと厄介なシステム?でございますネ。

20140510a

そんな&こんなを考えながら1枚目を作りましたがこれでは「ヒヨワ」です!翼端が壁に当たったら間違いなく逝かれるでしょう。全備重量7-8グラムの機体を受け止めるにはいささか不安。そこでもう1枚、今度はリブの厚みを変え、角材をマッスル系に変更して作りました。

20140510b

結果0.32グラムから0.45グラム、ノーズにバラストが必要とあらば迷わず強度優先でマッスル君にします。

20140510c

ガセットは必要以上に入れる必要もありませんが、後縁材に使うバルサ次第でしょうか。サンディングして薄くなった時、不安でしたら惜しみなく補強・・・

20140510d

主翼をどうやって胴体に突き刺すか?その方法を考えながら作ります。
張り線も支柱も無い肩持ち主翼ですから、当然翼端がグワグワとなるでしょうネ。ブレリオ・カナードの時なんか、胴体のマウントに接着しないで、上下に張った(パンストの)ゴムだけで持たせてました。ダレて上反角が少なくなってきたら、翼の上と下のゴムのテンションを自由に変えてました。ま、それも良いけど今回はキッチリ強固に取り付けます、張り線無いし・・・

20140510e

20140510f

「胴体側に長方形の穴を開けて翼の桁を通し、その桁に開けた穴に内側からテーパーのくさびを打ち込む!もちろんそのくさびを抜けば主翼ははずれる!」
とか妄想しながらとりあえず長穴を開けます。

20140510g

ところがきつめの押し込みで十分支えていますから「くさび」不要かも、今のところは・・・

20140510h

最後にノーズ(テール)・ソケットを適当に作って今夜は解散!

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とってもRouge Magic (1)

2014-05-08 | PEANUT SCALE MODELS

夏休みの宿題シリーズ 庄内ワンデザイン・コンテスト・尾張の乱

夏までには十分な時間があるんですが、インドアでテスト飛行が出来るのは4月と6月の2回だけ。この機会を逃すと一発勝負となるので何とか4月の飛行会に間に合わせ、せめて機体の邪悪な性格なんかつかめば次に打つ手も柔軟に対応できるってもの。

飛行会の1週間前からドタバタで作り始めた訳であります。
納期が決まれば仕事も早い? ネチネチ余計なことする時間も無く、これはこれでよろしいのかも・・・ 

先ずは材料探しから始めます。ま、その辺にある残りバルサとそれなりの角材を集めて準備万端、今夜は寝ましょ!で1日目は終了、最初はいつも余裕です。

修正版では先尾翼が少し大きくなり、ノーズも伸びちゃったルージュ・マジック、その分旋回させるには不利、先端に取り付けるラダーはもう必須かもネ・・・

気が変わらないうちに作り始めます(コレ大切)。一晩寝ると前夜あんなに盛り上がってた製作意欲が跡形もなく何処かに消えてしまった事、過去に何度もございます。

20140505a_2

胴体から始めます。ノーズ部分は込みいってますが、ちょっとだけ省略。主翼取り付け個所は1枚もんのシートバルサにしました。内側に凹む可能性がありますから内側に補強の必要アリです。

20140505b_2

コックピットの曲線部分は、薄いバルサ2枚をラミネートして作ります。

20140505c_3

根性入れて2枚が完成したらアウトラインの修正、最近は微量の瞬間を2,3個所流し、合体させてからサンディングしてます。ゴム掛けと主翼取り付け位置の目安となる穴を開けておきます。この部分の裏側だけ木目方向を変え補強バルサを張りつけました(保険)。

20140505d_2

1枚0.32グラムでしたが、05グラム前後であればOKでしょう、1グラム越えたらダイエット!

20140505e_2

側板2枚を立てて角胴を作ります。胴体後部は同じ幅ですから正確に長さを合わせた角材(コレ大切)を少し多めに作っておきます。

20140505f_2 

主翼取り付け部分(胴体後部)の上下に補強の角材を入れます(紙の張力で凹むの防止)。

ノーズ・ソケットは明日にして今夜はここまで。

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Mauboussin Hemiptere Type40 (14)

2014-05-04 | PEANUT SCALE MODELS

重大な問題が起きたわけでもなく、後は5ピースのパーツをとにかく接着するだけ。

思いの外、尾翼のデカさが重心位置を下げてしまいそうな予感。しかしこれ以上ひ弱に作ることは困難でしょうね。

20140405a

尾翼にツイン・テールを接着します。目測ではちょっと心配ですから、「気休めジグ」を使って恐る恐る接着します。このテール部分は胴体に仮付けしておき、飛行時に調整することにします。微妙な取り付け角度で天国と地獄感がありますから。
主翼と胴体はもう取り外すことも無いでしょうから4点固定します。まだ忘れ物がありそうな・・・

でも一応完成と言うことで COMPLETED なのだ!

20140406a

20140406b

20140406c Total weight 6.8 grams without rubber.

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