Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Wright "L" Light Scout No.2

2020-07-13 | PEANUT SCALE MODELS





主翼を2機分?作りましたので飽きないうちに尾翼も作ります。違う意味で面倒なラミネートが必要ですから一夜の内に完成とは行きません。
最初にボール紙のテンプレートを作らなくちゃいけませんが、適当な材料が無かったりしてブレーキとなることがあります。今回はソフトで切りやすくその上厚みがあるこれぞ「テンプレートの鏡」のようなものを確保してありました。







今夜は接着剤をつけずに重ねて乾燥させるお仕事だけにしましょう。一緒に接着しちゃっても良いんですが最近はドタバタでやらないことにしています。ま、それだけ手早く出来ないようになったんでしょうけど・・・ 一昔前なら一緒に接着してしかも電子レンジに放り込んでいました。







乾燥したら水性の接着剤「グルーイット」を塗り紙テープでもう一度拘束します、テンプレート側にはカメヤマ・ローソクが塗ってあります、でも上手く剥がれない時もあります。







外周が出来たらもう完成したようなものです。水平がやたらとデカイので強度的な問題もあり、ちょっとマッチョなバルサを1本だけ使いました。主翼の作業に比べれば短時間で終了です。







そして、いきなり胴体です!
この図面の主翼は片面貼りのシンプルな構造です。そりゃー軽く出来るでしょうが張線でかなり強固に固定しないと構造的に問題ありの感じがします。そこで胴体の主翼取り付け部分はどうするのか?ってことですが、下翼は胴体に差し込む1枚モノにしてしまうことに、そのほうが組み立てる時に上翼が簡単に乗せられそうな気がしました。なにせ下翼の支柱だけで上翼を支えてますからね、これって設計ミスだと思うんですが恐れ多くも言えません。張線のチカラを信じてこうなったんでしょうか・・・ 色々想像しながら胴体側板を作ってみました。この方法の欠点、上翼はOKだけど下翼は迎え角が変更できない! 
ですから差し込む穴は少し余裕を持って?ございます。







側面図で見るといかにも上翼の高いこと!支柱の数といい、水平尾翼のサイズといい、いたるところにミステリアスな部分が散りばめられています。







胴体上面を張って行きます。ちょっと微妙にカマボコですが側面とのエッジをきれいに処理しないといかにも節度の無い?胴体になってしまいます。







そんなに気前よく張ってしまって大丈夫?な雰囲気ですが、かなりのテールヘビーを想定しておりますから、時々外しますが。







胴体後部のバルサ角材がお行儀よく整列したら操縦席は早めに切り抜いてしまいます、バランス的には程良いノーズの長さです。







ノーズ・ソケットは定番のスタイル、でもかなりボリュームあります。中抜する程でもありませんが一応抜いといて、後で鉛のバラスト搭載でしょうね。







もうこれしか方法が無いソケット部分ですが、後ろの出っ張りを胴体側につける?ってのもアリか?そうすればプロペラ・シャフトのピアノ線は短くて済む、そしてゴムが掛けやすい! 

良いことありそうですが何故みんなしないのでしょう・・・







とか考えながら黙々と進めます。
こんな感じで宜しいんじゃないでしょうか。







削り過ぎない様に慎重に。ピーナッツ始めた頃は深剃りして「タメライ傷」いっぱいでしたね、最近はしてません。







胴体にはめ込んだ状態で削り、最後は一緒にサンディングします。このカーブ何処で収めるか悩んでしまいますが、スラスト・ベアリングの幅分だけ残して丸く収めました。






桐たんすの如く胴体を上に向けるとソケットは滑るように音もなく入って・・・行きません! 



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