Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Steve Wittman Tailwind G-BMHL no.19

2015-09-28 | PEANUT SCALE MODELS

生地完迄はせっせとパーツ毎に重さを測っていたテール・ウインドですが、白い紙を貼ってエアーブラシを吹いたあたりで測ることを止めてしまいました。もちろん大まかな完成重量は予想の範囲ですが決めていましたから、そこからどれくらいの誤差で仕上がるのか・・・

予定ではコックピットの内装工事とパイロットで1グラムあたりを見込んでいました。
過去の機体ではちょっと古いティーラークラフトが5.4グラム、白のパイパー・バガボンドが6グラム前後、バターカップがペラ無しで5.1グラムというデータが残っています。串型機マーブサンは6.8グラムとちょっと重めですが、せめてそれくらいで仕上がってくれれば飛ばしやすくなると思います。






手に持った感覚ではうーーーん、6グラムは間違いなく越えています。どちらかといえば7グラムに近い感じもしますね・・・

さて、ハカリなんですが今まで使っていた小型の物がある日突然液晶の一部分が消えてしまい、測って測れない事はないんですがアマゾンの奥地で購入。
持ち運ぶ事もありませんから完成機体を乗せて測るのに便利な今までより少し大きめの物を購入、3個のハカリで家庭内キャリブレーション!
まあ、大きな誤差は無いでしょうけど一応確認だけします。

そして・・・






まずまず想定の範囲内でした。
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Steve Wittman Tailwind G-BMHL no.18

2015-09-24 | PEANUT SCALE MODELS
ああっ・・・もう終わってしまう!
なかなか更新が出来ず、安否確認メールまで頂きましたが、このところ順調です。
細かな修正やタッチアップを行い、恐らくゴムを積んだらノーズにバラストが必要なことも解りましたが、それはそれでお楽しみとしましょう。

完成した!と判断してから、バルサ棒に糸を巻き付けてシリンダー作ったり、スピンナーとプロペラ・ブレードの隙間が気になって、バルサ・パテ埋めてブラシで白を吹いたりと、散々でしたがやっと飛ばせる状態までたどり着きました。

後は飛行調整で見栄張って大きめにしたペラを詰めるお仕事くらいでしょうか?

そのまま飛べば最高ですが・・・ネ。








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Steve Wittman Tailwind G-BMHL no.17

2015-09-16 | PEANUT SCALE MODELS

「小物は続くよどこまでも・・・」






胴体裏側を眺めていたら排気管が無いので作ります。1本だけなので各種ストローを調達したらあとはサイズだけ、ガンメタに塗って感じを見てみます。半透明のストローですから内側からも塗装して太さ確認。







主尾翼の取り付け前じゃなきゃ困る最後の大仕事忘れてました。ラインが全く入れてありませんので、久しぶりの線引き作業用、サインペンの調子は?
ちょっと使わないとすぐに乾燥してしまう昔の物とは違い、最近は1年くらい放っておいても大丈夫。試し書きでラインの太さをチェック、定規に使う1mmバルサを数枚切り出して先ずは細いラインから。







紙粘土でヒンジ部分の膨らみを付けたら完成。ラインは悩むほど多くないので瞬時に終了・・・
もう取り付けOKかな? と思ったら今度は翼端灯忘れてましたよ。紙粘土のクズをサンディングして整形したら塗装して左右間違えないように瞬間で貼り付けます。







いよいよ主翼取り付け。
そんなにコレが神経を使う作業か? そうなんです、迎え角と上反角決めるのに2日かかりました、いつも悩むんですね・・・
スロットに差し込む水平尾翼との角差を主翼側で決め、主翼のネジリ下げも影響しますからね。
上反角だって少なけりゃそれに越したことないけど、どこまで減らせるか・・・ 悩む材料は色々あります。







支柱は付けていませんから、上反角はおおよその所に固定します。
但し左右主翼の段差や前後のズレが出来ないよう調整はこの時点でやっておかないと見苦しい機体になってしまいます。







あと1mmくらい増やしても良かった迎え角・・・胴体上部との段差の関係、窓枠との関係から決めたもの。
最後は水平尾翼で調整しましょう。







水平尾翼の差込み。きつめなので削るとき角差が増えるよう意識して幅を広げ、差し込んだら仮付けしておきます。







垂直尾翼も仮付けで済ませますが、こちらは水平よりちょっと頑丈に。







これでノーズソケットの加工を除きほぼ機体は終了しました、長い道のりでした。
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Steve Wittman Tailwind G-BMHL no.16

2015-09-08 | PEANUT SCALE MODELS


プロペラなんか後回しでもかまわない、ノーズ・ソケットは外せますから。しかし胴体に取り付ける必要のある物は今のうちに済ませないと、主翼取り付けてからでは取り回し中に壊しそうで・・・







そんな思いで次は尾輪、こんな小さくても一人前に仕事しなくちゃいけない訳ね、ナメてかかると時間ばかり浪費します。

すべてスクラッチで進めるには先ず缶ビールを飲んでアルミ板を調達します。上下の分厚い部分じゃなく側面の薄いところ、印刷はサンド・ペーパーで削り落とし平らにします、使うといっても3X10mm程度です、1缶で1000機分以上はあります!







0.2mmの洋白線を1mmのピアノ線に巻き付けてスプリングを作ります。細いプラスティック製のラインで試しましたがいつも失敗、一晩経つと戻ってユルユルになってきます。アルミ板、洋白線、ナイロン糸を瞬間で接着します、強度有り過ぎですがこれ以上手を抜けません。







小さくてもタイヤはバルサの削りだし・・・メインタイヤと一緒に作っておけば良かったのですが、いつも忘れます。次回のために尾輪専用角材を準備しておきました、これが目に止まれば次回は忘れないはず。







メイン・タイヤは外側が白、内側がグレーというわがまま仕様、めげずに塗装し、3個揃ったら祝杯です。







最初に尾輪から取り付けます。雰囲気的には近からず遠からず・・・







メイン・ギア、裏側を良く見るとブレーキが付いておる!
ま、驚く事でもありませんがこんな軽量機にしては生意気です。
ユニット・パーツ2個を用意してタイヤ回転の邪魔にならないよう調整して接着します。







オイル・ラインのパイプは黒糸で済ませます。








外側の白は何も塗らない状態がベストで紙の腰もありますからそのまま使います、なんとかそれらしくなってきました。



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Steve Wittman Tailwind G-BMHL no.15

2015-09-06 | PEANUT SCALE MODELS

長い&長い夏休みでした。
8月に入ってからは庄内やまびこイベント用のピスタチオ2機を仕上げるのに1週間、イベントが無事終了したあとは糸の切れた凧状態で山野を駆け回り、後半は天候不順で登山は敗退の連続。

そろそろ涼しくなってきたので気を取り直して再開するも・・・

コックピット内の完成でもうすべてが終わったかのような錯覚、しかし現実はそんなに甘くない。アレやってコレやってその次は?なんて考えてたらまだまだ道のりはかなり長い。
それでも心折れずに「一夜一品」覚悟で再始動です。

再始動手始めにシートベルトとパネル上面にある球形のコンパスを作ります。ブランクは真摯に受け止め、時間から来る焦りは水に流します・・・

そしてコックピットを封印するのが最初の重要なお仕事、いろいろなフィルムを探します。面積が広いのである程度の強度とクリアーな素材を選ぶ事は出来ますが測ってみると驚くほどの重さになります。満足できる状態ならば1グラム・・・しかしそれは使えません。色々なフィルムをあてて見ながら透け具合や指で押さえたりして強度を調べますが、強度的に満足できるフィルムですと表面もフラットで反射もきれい、しっとりとした雰囲気も良いのですが何か厚すぎる感じがしないでもない。素材としてはちょっとオーバースペックなんでしょうね。それに重さもバカにならないし、ここは限界までどんどん薄くして、クリアーな感じもどちらかと言えばちょっと使い古したサングラス、いや30年以上乗り続けた車のフロントガラスのワイパー痕が残った感じ・・・みたいな、いかにも浅い傷がありますよ的な雰囲気を目指します。天井面積としては広いのですが中央部分にも0.2ミリのバスウッド製フレームが入っていますからへこんだりしません。
そして使うのは極薄フィルムになりました、飛んでる時にへこまないギリギリの選択ですが、なんとか持ちこたえそうです。






決まれば早い!大きめのサイズに切って薄めたキャノピーボンドで貼ります。余分な箇所はカミソリでズボッといかないよう手加減しながら回りを切り取ります。主翼の中央スパー部分はありません、あるのは2本の葦のストローだけです。横からのショックにはどうでしょうか、翼端から落ちたらダメかも・・・







アルコールと綿棒でお掃除したらオレンジの縁取りでマスキングします。フィルムはサイド3箇所、天井面4箇所しか接着してませんからこの細いマスキングも大切な強度部材?なんです。これで胴体を捻ってもフィルムにシワが寄る事もありません。
見えないところにピンバイスで空気穴を数カ所開けておきます、それほどの気密があるのかどうか・・・一応はじけない為の対策です。
気に入らなければ剥がす覚悟でしたが、ガラス窓はこのペラペラ感がホームビルト機ぽくって合格としましょう。






あとは翼差し込んだら完成!だと思ったら大間違い、苦難の道はまだまだ続きます。「一夜一品」テールはスキッドでも?ダメですよ!
缶ビールの薄いところ必要ですから1本飲みます、いえ必要ですから・・・



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