Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

PHANTOM FLASH II "Chameleon" vol.2

2024-08-31 | PEANUT SCALE MODELS

スケール機じゃないとこんなに自由に楽しめる・・・ やりたい放題?





まあそれは人それぞれです、如何に実機らしく作るかというジャンルと「貴方のお好きなように如何様にも始末して!」というスポーツ機ではまるで世界が違います、でもそれは背中合わせでもあります。
出来上がった時の満足感は同じだしピーナッツスケールでスランプに陥った時、なかなか自分の作りたい飛行機に巡り合えない時なんかにはこんなの作ってみても宜しいのでは? ウオーミングアップには最適です。





スパッツはいつもより念入りに仕上げてます。
でも本来図面には付いてないんですけど・・・

実はこれマイクロXのキット「ティラークラフト」用の残り物でして、軽くて木目が美しかったので何故か余分に作ってありました。そんなことをしてるから無駄に時間を浪費するんです。
「如何に美しいスパッツを作るか?」という学習と「今度何かに使えれば・・・」という期待感、でもこうして日の目を見ることは滅多にございません。
まあ違和感は無さそうなので良しとします。





尾翼はどんどんエスカレートしてかなり派手目になりました
すべて白い紙からのインクジェット印刷ですが、細かいことは抜きにして色々遊べます。インクの色によって滲みの違いとか・・・

0.1mmのラインを細かく引きベースの色例えば黄色と赤ではどれくらい滲んで線の太さが違うとか、色同士の相性があって滲みやすい色と全く滲まずきれいな印刷できる色とかがあります。滲みやすい色同士が重なる場合には色を分け時間をおいて2度印刷することもあります。小さなマークやロゴはすべて単体で保存してありますから自由に使えますが、インクジェットプリンターではぼやけたりしてその完成度が厳しい時もあります。そんな時には面倒ですがアルプスのリボンテープMD機の出番となります、最近は眠る時間が増えていますが・・・





不思議なことにいつものプリンター(エプソン製)で同じデータを印刷しても色の発色が微妙に違うこともあります。最初は何故だか理解できなかったのですが考えてみるとプレシュリンク後に塗るドープの濃さが原因のようでした。

色の発色が良く細いラインも滲んで太くならないように印刷するにはどんな仕上げをした紙が適しているのかという紙の問題、ソフトで作ったデータの問題、そして最後に個々のプリンターの性能、の三つが介在することを頭に入れておくことが必要かと思います。





この機体のために新調したちょっと大きめのプロペラはロングスパンに対応したものですが、回しきれずに「ペラ切れ!」となる可能性も秘めています。




プロペラ・ハブの竹ひごはブレード接着後に余分な所を削り落とすんですがブレードの裏側は緩いカーブの彫刻刀を使います、表側はカッターナイフでも無問題。








                                    (終)
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