Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

BD-5A No.8

2023-04-24 | PEANUT SCALE MODELS





一番最後のお仕事、胴体へ翼の取り付けを始めます。すでに差し込み用のスロットは上反角の角度も調整済ですから胴体をつぶさない程度の力でゆっくり翼を押し込んでいけば問題ありません。このまま接着しなくても良いかも・・・と思うんですが、着陸の衝撃で緩くなっていきますからここはガッチリ固定ではなく前縁と後縁そして差込口の上部だけを薄めのボンドで固定しました。





自然乾燥で接着中です。





両翼接着完了。今から「もう少し上反角を増やした方が・・・」とか考え直すことは諦めた方がよろしいかと、これで何とか持ちこたえるハズなんです。





水平尾翼を差し込んで垂直を取り付けたらプロペラユニットを製作。


最後まで正ピッチ、逆ピッチで悩みましたが、左旋回させたいので敢えてゴムはいつもと逆巻きで飛行させることにしました。


この機体どう考えても「ど・テールヘビー」ですから、先端のアンテナは竹ひごでもピアノ線でも構わないのですが、危険がいっぱいですからプラスティックの丸棒を削って作りました。これが安全かと言われますと・・・ 人ごみでは取り外せます。


すべてが終わって重心位置を測りますと予想通り主翼後縁あたりをうろついてます! この時点でノーズに1グラムは覚悟しました。


部屋で壊さないようにグライドテストして尾翼の取付角と重心位置をチェックします。水平尾翼はソコソコ行けそうな雰囲気、後ろのタブは荷札の針金で可動にしてありますから最悪そこで何とかなりそう。プロペラのスラストはブレードが垂直と水平に当たってしまいますから動かすことは殆ど不可能! サイドスラストをちょっとだけ付けたいんすがそれも無理。インドアの飛行で旋回させることが出来るのかいささか不安ではあります。

初号機の記憶は何も残っていないまま焦らず作って何とか完成させることが出来ました。しかし思いのほか時間がかかってしまったBD-5でしたが記憶に残る機体になったことは間違いありません。


これで少しでも飛べば何も文句は言わないことにしよう・・・





そして初飛行は?





                              END





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BD-5A No.7

2023-04-14 | PEANUT SCALE MODELS





製作もこのあたりまで進むと残った仕事を探す毎日、機体によっても違いますが残りの仕事はそんなに多くないはず。でも時間のかかる仕事はまだまだ残っていそうです。キャノピーの型は作ってありますがまだしぼっていないしプロペラだってブレードは正転&逆転各2枚計4枚の準備は出来ていますがスピンナーの内側削ってユニット仕上げるのも1日仕事、まあぼちぼち始めます。





2機同時進行のメリット・・・最初にちょっと失敗しても次は何とか上手く行く。あれこれ考えだすと時間は倍近くかかることもあるが結果的には製作時間は短くなる。デメリット・・・飽きる!
決して良いことばかりではないという現実・・・ でも楽しい!





紙貼り前に主翼の取り付け工事(仮組み)は済ませてありますが、紙を貼って塗装した後ですから微妙に狂ってきますしはめ込みもきつくなりますのでもう一度調整しておきます。





はめ込んでみると微妙に上反角が狂っています、差し込み部分を削って直します。





優しく扱わないと胴体つぶすか主翼が折れますので力ずくで押し込むことは出来ません、ダラダラと時の経つのも忘れて。





組み立ての目途がついたのでキャノピーをしぼります。型の表面をきれいにしたら試しに1枚。ブツブツ出来てないかチェックしてイザ本番!





慣れてくると力の入れ具合が解ってきますのでより軽いキャノピーが完成します。限界まで引っ張って穴が開く寸前にそのままの状態で温度を下げて冷やします。





一人作業ですからもう1本か2本優しく手助けしてくれる手があれば楽に作業ができるかもしれません。そんな孤独な人にお勧めの方法もありますので今回は2本の両手足しかございませんが「千手観音方式」で頑張ってみるのと、もうひとつチューブ方式の簡単な方法も試してみました。





電池パックを自作するときに使用する透明の収縮チューブを使って型にはめたら後はドライヤーで収縮させるだけ、いたって簡単でした。収縮させたら不要な部分を切って型から取り出すだけですから誰の手も借りることなく一人で楽に出来ます。
しかし問題もございます。いつも使っている塩ビフィルムの透明度は期待できないし厚みもそんなに選択肢がない。色々なメーカーの商品が出回っていますからその中から選択して良いものを見つけることが出来ればもう人手不足に悩むこともなくキャノピーを一人で自由に作ることが出来ます。
参考までに製品名は「透明PVC収縮チューブ」幅85mm 肉厚は0.007mm 収縮温度は70度 メーターあたり176円
幅はいろいろなサイズが出ています。収縮率が約48%ですから型の外周を考えてサイズを決めるか、チューブに適した型のサイズにするか・・・
そんなに高価ではありませんから数種類のサイズを用意しておくと良いのかも。薄くて透明度の高いものが見つかれば鬼に金棒です。

ちょっと濁った感じがしますがこれだけ見てればそんなに違和感はないと思います。小さな型に幅の広いサイズのチューブをかぶせて収縮させるとどんどん縮みますからなんだかぶ厚くなる様な気がします。ですから熱をかけるのは最小限にして型の外周にピッタリサイズのチューブを使うのが理想でしょうか。

で、今回はいつもの塩ビフィルムを使用します。限界まで引っ張ったブツは薄くて頼りない印象ですが強度は必要ありませんから空気抵抗で凹まなければ大丈夫、「超衝撃吸収キャノピー」なのであります。マスキングテープでトリミングしたら外側を切り取ります。





それでもこの重さ!ため息が出そう・・・ そして最後に衝撃の事実がもうひとつ。





胴体に取り付けて微調整します。クロスオーバーさせる幅は1mm程度、切り過ぎても広すぎてもダメ。





位置決めして4か所を固定したら白の2mm幅の同じ紙でマスキングします。





静電気で内側にホコリが付いたらどうしましょう??? とか考えるのはよそう・・・


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