Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

ANBO-41 Lithuanian Air Force リトアニアの星 No.4

2018-11-21 | PEANUT SCALE MODELS

あみだくじ・・・




悩み多きノーズ・ソケットも解決しましたので、ここからは少しスピードアップして冷めないうちに9気筒シリンダーなど・・・





おぼろげなサイズでシリンダー・ヘッドを作り出すとカウルに収まりきらない事や、小さ過ぎて貧弱な場合もありそうです。カウルに収まるシリンダー・ヘッドのサイズを測ったらそれを印刷し、その紙の上で組み立てる事にしまた。これで安心してスタートできます。
練習台(右上)にしたのは、ハート・モノプレーンのシリンダーで同じ9気筒エンジンです。こちらはストロー使用ですが、中にソフトバルサ埋め込んでます。


ヘッドの位置を描いた紙のディスクを後ろに差し込んで、これに合わせてバルサ棒にナイロン糸を巻いたヘッドを接着します。





在庫がなくて最初から・・・ですか! 似たようなサイズの物はありましたが、潔く丸棒から作ります。





糸を巻いたら薄手の瞬間で止め、黒のプラカラー・マットで塗装。





長さをこのディスク上で微調整。カウルの保持はこの外周で仮固定しますから大きいとカウル裏側を削ることに、小さいとグラグラでそれも問題。





ディスクをはずして雰囲気見てみます。左側の丸いバルサ太鼓はカウルを作るための治具です。





次はカウルを作ります。「真円で、限りなく薄く!」を目標に。するのは良いけど計画ではこれをドリルでぶん回してサンディング・・・





そんなに上手く行くのでしょうか? 不安一杯ですが、やるだけやってみましょう。サンディング中に何処かへ飛んで行ってしまえば、それは、それ。





削る準備は出来ましたが、カウル後端は手が切れるほど薄い!のでそこまで削るとしたら後端は直線で残らず波々になってしまいそう。


削る前に気がついたけど、さてどーする・・・・


で、最初から巻き直しです。今度は後端部分にだけ幅5mmほどの少し厚手のフィルムを巻いて、その上からバルサを巻きます。
サンディングしていくとエッジの部分はフィルムが出てきますから、最後に美しくそしてハードなカウル後端が現れる・・・ はずです。





中心の太鼓の精度が良くないとドリルで回したときブレますから最初は恐る恐る低速で。前端が上手く行ったら問題の後ろの部分。
バルサの色が消えていく寸前で削るのを止めます。そしてバルサが均一の幅で薄くなって行くように手で回しながら修正します。
回転中に何処かへ消え去ることもなく無事に完成しました。


次は内側をサンディングします。これは左手でカウルを回しながら右手でリューターを持つ「空中治具」で行います。
前部は厚みにボリュームがありますから、カウルを差し込むのは薄い後端から。しかし裏側を均一に削るのはなかなかどーして・・・
ヘッドの高さを小刻みに修正してキツ過ぎずユル過ぎずヌルヌルと押し込むことができるまで何度も「修行」のように。








サイズが問題なければ、ドープで表面を塗装しておきます。変形しないようにもう一度治具に差し込んで。





全体をドープ塗装したら一緒に紙を貼ってしまいます。頑丈になれば誤って壊すことも減るのでは?





ここで力尽き、長めの休息でした。





この部分だけでかなりのエネルギーを使ったみたい・・・





もうカウルのことは頭から消し去ろう・・・






Comments (3)
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