Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Ninomiya award 2012

2012-03-31 | SNAP SHOTS

異種体力勝負F/F競技・・・・国際級二宮賞(滋賀県東近江市能登川町大中

広大なスペースを使い、早朝暗い時間から動き始める。機体組み立ての準備をに入り、翼を取り付けてゴムを巻くためのホルダーを地中に固定する。飛行のための準備に要する時間も、調整された機体を空中に投げ上げそれを追いかける機体回収に必要な体力もみんなピーナッツとは別世界の過酷な模型競技・・・でもこの飛行エリアの広さやゴム巻きの緊張感、そして愛機を追いかける時の満足感(飛ばないと追いかけられない!)、みんなこれが楽しくて止められないんだって空気が伝わってくる。

日本のFF界を長年引っ張ってきたK.F.C.(京都フリーフライトクラブ)の方達の努力で「二宮賞」復活の競技会でした。K.F.C.の歴史は会長・高田富造さんの「K.F.C.通信」 2012年3月特別臨時号をこちらのランチャーズ・ウエブサイトから読むことが出来ます。

これに比べりゃ、ピーナッツなんてシャボン玉・・・(意味不明)

http://www.yp1.yippee.ne.jp/launchers/

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Piper Vagabond そこから入るか!No.5

2012-03-30 | PEANUT SCALE MODELS

ダラダラともう5回目・・・バルサとのお付き合いが続きます。紙を貼ったり塗装をする作業と比べるとピーナッツを作っていく行程で一番楽しい部分ではありますが、もう少し暖かくなればサンディングも心地よく屋外でする事が出来ます。部屋でこれをすると辺り一面白っぽくなりますし呼吸困難な状況は健康にも良くありません・・・ま、やってますが!

「最後の砦」主翼を作ります。全体の重量バランスから当然1グラム以内で、リブはインドア機用のコンプレッション・リブ、下面は同じ厚みの角材を使いますが、上面より軽い物を選びます。材料が出揃ったら図面上で組み立てます。左右の翼を単独で製作し、中央部分に上反角を付けてそれを接着します。2夜もあれば完成しますが、材料に使うバルサの選択で時間を浪費?リブは試験的に切り出したバルサで強度試験し、それに見合った前縁&後縁材を使います。翼下面に支柱が付いている実機の場合、それがある程度強度の助けになりますから、スパーや前・後縁材を軽量化出来ます。

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てなことで早速リブから・・・テンプレートは大昔の遺物を流用、そのキャンバーに合わせてスパーの高さを決めたら使用バルサを調達します。一度重量チェック、素材で1グラムオーバーでも前・後縁材の重量は半分近くになりますから、一応これ位の範囲で我慢しましょ。理想は0.5グラムあたりで始めるとよろしいのですが、そんな良いバルサ持ってません!

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いつもの流儀で後縁材を基準に下面の角材を接着後、定規を乗せて前縁に合わせカットしたら前縁を接着します。図面ではスパーが2本入っていますがこれを1本に省略(トーマスさんゴメンナサイ)、前縁から30%あたりに接着します。それが終わったら上面のリブを接着して終了。この作業を2回(左右)悶々と行います。

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「そこからはいるか!」のバルサ3枚ラミネート尾翼で始まったこのバカボンドですから、この際翼端も同じ手法で作らないと洒落になりません。ここは面倒ですが捨ててしまったボール紙をゴミ箱から探してテンプレートを作ります。同じ物2個作っても大丈夫ですね、裏返せば・・・

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翼端部分を接着したら重量チェック、0.36の2倍プラス中央部分マイナスサンディングで0.7あたりでしょうか・・・

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そして左右を合体する前にサンディングしちゃいます。1枚翼にしてからでも良いのですが、この方が壊す確率は少ないのです。中央部分を既に完成している胴体幅に合わせて長さをチェック、翼端を上反角分のカイモノに乗せ合体、補強の三角材を接着して終了。

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そして想定内で完成しました。贅沢を言えば0.5、持った感じはまだ強度オーバー、もう一度削るかスパーに軽め穴開けてもせいぜい0.05程度、でも壊すから止めましょ。

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そうして今までに完成したブツを全部載せると・・・あとタイヤでしょ、プロペラでしょ、生地完3グラムの夢は見られるか?

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Piper Vagabond そこから入るか!No.4

2012-03-26 | PEANUT SCALE MODELS

代わりばえしない写真ばかりですが、一応ノーズのプランク終了です。図面にある下面の段差は異議あり!で、そのままストレートにしちゃいました。機種によって違うと言えば違うし、本来ここで段差が付いているのかいないのか?正直解りません。排気管がそこから出ていることは同じですが、そんなに目立たない所だし、違っていたら最後に細工しましょ。上面の左右は胴体四隅の角材が外側に出ないようプランク材を張りました。この部分はトーマスさんのデザイン、グッドです。バルサの木目合わせ(必要ないけど)したり、色合わせ(必要ないけど)したりなんかして楽しみます。

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ノーズソケットは出来上がった胴体に正確にはまるよう作ります。今回は以前ウイットマン・テールウインドで使った方法で爪楊枝2本ソケットです。利点はノーズの内側が完全にえぐる事が出来る為、バルサシートの接着に比べ軽量化出来ます。欠点は緩くなるとはずれ易い、対策は2つの穴を瞬間で再度固めるか、ゴム系の接着剤を薄く塗る事で解決。大きめのシートを張り合わせ、2本のピンを位置決めしたらアウトラインを整形します。

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今度は内側をリューターで薄くします、程々に。スラスト・ベアリングを使わずコメタルを使用する事でスラストの変更は簡単になるのですが、壁に当たった時は悲惨・・・一瞬にして狂います! でもこの方法で。プロペラを取り付ける前にシリンダー・ヘッドが見える穴を加工しておきます。下にも小さな四角い穴がありますが、これも機種によってまちまち、完全に決まって必要ならそれから開けましょ。

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習慣で載せてみる・・・軽いのか重いのか?今後の参考程度に。まぁ、重量が増えていく「サマ」を見ることが重要なんですね?

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ほぼ決定した機種(シリアル・ナンバー)に必要な「後窓」を取り付けます。もう色々な選択肢はなくなってしまいました。これであのパイパー・イエローとオサラバなのです・・・

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Piper Vagabond そこから入るか!No.3

2012-03-22 | PEANUT SCALE MODELS

「練習で2セット作ってしまったので、今後パイパー・バガボンドは2機出来る事になるのですよ!」近い将来、遠い未来・・・
どっちでも良いけどNo.1、No2と来りゃここはNo.3でしょ? 最初はそれほどテンション上がる気配なかったけど、こんなかわいい色白の双子が出来てしまったら、うん・・・素敵じゃないか、素直に前に進む事だってあるさ、図面だってこれこのまま使えるし。

そんな訳で足踏みせずテンション切れないうちに、作れる時に作っておこう!なんですよ、完成するとは限らないけど。

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どっかのクルマじゃないけど、走り出したら止まらない!新鮮な角材を数本取り出し尾翼と色合わせ。この際色も合わせます、たとえ少しばかり重くとも・・・ おかしくないかそれ?
日に焼けた往年の名代?軽量バルサも出番を待っていますが、今回はこちらで行きます、同じトーンで行かせてください。その代わりと言っては何ですが重量チェックこまめにします。

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良い感じで一夜にしてここまで進む君、やっぱカブより良いや、このボリューム感、膨らみ具合、ノーズの「しぼり」ちょっとしんどいけど(1ヶ所、折れました!)。

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まだまだ重さは増えていきますが、ここからは重心位置より前の部分です。仮想の胴体重心は把握していますから、それに近づく様ノーズのプランク進めましょ。

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バカボンド自体古い機体ですから、現在も飛んでいるような機体にはオリジナル機には無い改造が加えられている場合が多くあります。写真なんか探すと色々見つける事が出来ますが、その中にはキャビンの後ろ窓を増設したり、天井を透明にしたり、スパッツを履いたりとにぎやかです。どの機体を作るかによって生地の段階で押さえておく箇所も出てきます。よってバカボンドでも「この機体を作る!」という意志決定をしないといけません。

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悩むぞ、これっ・・・・いまだカラーリングが決まらず、色吹けない状態のP51-Dマスタング君の様にはしたくないです。

20120323c  「どっちにしろ眠い・・・」

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Piper Vagabond そこから入るか!No.2

2012-03-21 | PEANUT SCALE MODELS

期待と不安が入り交じる中、はかりに載せてみます。手にした感じでは、思ったほど軽くないって感じです。バルサの利点は3枚重ね合わせてもサンディングで体積は半分程度になります、バスウッドでしたらそんなに削り落とす事は出来ません。強度を保ちながら軽くなるのであれば極薄のグルーイットで接着しても良い事になります。

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バスウッドで幅1.2ミリ、厚み0.3ミリ程度の2枚合わせですと、水平尾翼分の材料の重さだけで約0.12グラム前後です。しかもサンディングして軽量化する事はあまり期待できません。バルサの方は整形の余裕がありますから減量出来るはずです。それを期待して全体を作ります。

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結果は?宜しいのでは・・・ これ以上削れない事もないけど、当然強度は激しく落ちそうです。

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まるでマジックのようですが、ラミネート部分のサンディング効果があったのか、重量増加はほんの少しでした。練習で2セット作ってしまったので、今後パイパー・バガボンドは2機出来る事になるのですよ!

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Piper Vagabond そこから入るか!No.1

2012-03-18 | PEANUT SCALE MODELS

不純な動機?・・・最初はみんなそうさ!

ある日バルサ・ラミネート用に使う極薄の材料を頂く。薄さ0.5ミリ、幅1.6ミリ程度のかなり色白で元気そうな子。このまま持っていてイザという時に使う事も出来るけど、突然新しい素材を使えるかと言われると疑問、失敗する確率は高いので1.2本使って一応練習だけでもやってみようと思う、単なる予行演習です。このバルサが使い物になるのか?バスウッドより確実に軽いのか?私の技術で美しい曲線尾翼が出来るのか?の挑戦であります。

過去にはバスウッドを使っていました。最初から極細の材料を使い、2枚張り合わせで外からの衝撃に耐え、紙の引っ張りにもがんばってくれる最低限の強度を持つものです。これだけ細くすれば重量的にも軽くなりますし、強度だってバルサに比べたら強く簡単には折れません。

バルサとバスウッドの両方を作って完成重量を測れば答えは簡単、でもそれも面倒。重量だけではなく、仕上がりや強度の問題も含めて今回はバルサ・ラミネートだけちょっと試してみます。
適当なRのついた曲線でラミネートを作るより、折角だから後になって使えそうな尾翼を探しましょ。 ま、ここはパイパーでしょ!それもカブじゃなくバガボンド! 何故って引き出しから見つけました、トーマス・デザインの精密なヤツ。時間があれば最後まで作って完成させるかすかな希望も湧いて来たりして、今は無いけど。

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とりあえず何か適当な図面を探す所から始まるわけです。そしてバガボンドが作りたい理由は単に練習の為の尾翼ですから動機は不純です。

次にバルサの幅に合う厚みのボール紙を探します。これはなければ薄い物を重ね合わせます。私の場合、重ねてから削るという手間暇をかけていますが、最初からピッタリのものがあればそれに越した事はありません。それが意外と無いのよネ・・・

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ボール紙のバルサを巻き付けるエッジの部分には昔から接着剤がくっつかない様にローソクを擦って塗るとか言いますが、テフロン、オイルなど適当にお使い下さい。ちなみに私の場合何もやっていません、大丈夫です接着剤を薄めてますから! その薄めたグルーイットですが粘度的にはケチャップ位から更に濃いくちソース、それを刺身醤油、色的には牛乳位迄薄めています。それでもヤツは自分が接着剤という自覚を持って責任果たしてくれます。

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最初に1枚目の先端2カ所を引っ張って瞬間で接着します。そこへ2枚目を同じように引っ張りながらグルーイット塗って先端を瞬間で止めます。同じ事を3回繰り返し完成、最後にティッシュで余分な接着剤をふき取ります。

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1枚目は曲線部分がつぶれて折れていますが2枚目、3枚目は何とかこらえています。乾燥したら重さを量ってみましょう。

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North American AT-6 / SNJ Texan なのだ!2

2012-03-09 | PEANUT SCALE MODELS

胴体前部のカウル部分を除いて一応キットの材料は使い果たしました。水平&垂直尾翼も図面上で位置あわせしながら組み立てます。ここからは星形空冷エンジンの工作とカウリングの加工及びノーズソケットをどのような形で仕上げるのか考えます。

キットに入っています樹脂製のカウリングは整形した状態で1.4グラムあります。これは重心位置合わせにかなり貢献する重さです。それにプラスチックのペラが1.2グラム前後となれば、これだけでノーズのバラストは事足りそうな気配、それでも足りなければカウルの中へちょっと鉛板押し込めば十分でしょう。そこで今回はキットのシリンダー部分は除外し、ゴムの通る部分を出来る限り広くした簡単で軽量なバルサ細工をする事にしました。

しかもノーズには前回使ってみましたお手軽可変スラストプラ部品の商品名「アジャスタブル・ノーズ・ボタン」を埋め込んでしまいました。んが、これは大失敗!ここでのプラス1グラムは「ノーズ・バラストにも程がある!」って事が製作中に判明、最終的には取り除く事になりそうです。簡単な話、アタマオモスギ=トホホ状態です・・・

ま、そこは最後に修正する事にして、この部分の「キモ」はプロペラがカウルに当たらずしかも適切な位置に来る事、スラスト角をある程度調整してもペラとカウル先端のクリアランスが必要な事、ノーズ・ソケットの取り外しが容易にしかも確実に出来る事です。

プロペラの後縁側とカウル先端が干渉せず、しかもスラスト角を多少変えても隙間を保つ位置にスラスト・ボタンの先端が計算上来るようにします。1ミリ程度の誤差はテフロン・ベアリングで何とかなりますが、ここは正確に位置決めしておく事です。

カウルの内側にも少し空間を作れば、そこに空冷ワスプ星形エンジンの写真なんか貼れますし見場も良くなると思います。

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先ずはカウルを整形します。厚みがかなりありますから薄くするのも良し、余計な事をしないのも良し、重心合わせに後で作業するのも良し、前後長だけは正確に計っておきましょ。そのカウルの穴にスムースに出し入れできるノーズ・ソケットのプレートもサンプルを作っておきます。

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そのプレートを航空ベニヤ2枚合わせ、カーボン・シートを中間サンドイッチ補強します。なるべく薄くしたいので最低限の強度だけ、サイズはカウルに入るギリギリの大きさ。

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裏側にソケット部分をバルサで接着。ここもゴムを通す関係上、広い方が楽であります。
ソケットが完成したらカウル内側の必要な長さを測ります。

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その幅に切ったバルサを二重巻き仕上げ、ソフトバルサ1枚ではちと心配。強すぎたらもう一度削れば良し。

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カウル・インナースーツの完成!これに合わせて胴枠最初の2枚も拡張工事をしておきます。

20120303d フムフム・・・

カウルの中に落し込んでみます。特に問題なければ胴体と合体、仮付けしてから正式に接着した方が無難ですネ。中心線がズレたり、変な角度がついたり、使用するペラがベアリングを挟んでカウルに干渉しないかも調べます、もちろんスラスト角をいじった時にも当たらないように。

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一応接着しちゃいましたが・・・本当にこれで良いのか?って何度もチェックします。
カウル固定用のバルサ・ブロックを仮付けしてカウルをはめてみます。はめた時のカウル位置上下左右の微調整もバルサ・ブロックの厚みで調整します。ま、こんな所でしゅ!

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20120303h フムフム・・・

コックピット内の胴枠は切り落とし、補強で1ミリのカーボンを接着しました。

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もう一度スラスト・ボタン変える仕事残ってますが、ちょっと先が見えたかな?

20120304c  「見えてない・・・」

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North American AT-6 / SNJ Texan なのだ!

2012-03-07 | PEANUT SCALE MODELS

Duane Cole's Taylorcraftその後:
インドア飛行会で無事に初飛行を終えたティーラークラフト、ちょっとオーバーパワー気味のゴムだったんで再度調整要です。右旋回は想定通り、上昇はもう少し緩く、取付角差減らせって事でしょうか?次回迄に忘れた小物を作ってもう一度飛ばしましょ。デカールなんか何処にでもあると思っていた「チャンピオン」でしたが、サイズが微妙に違うので適当に作りました。機体にはこれも上下が逆に貼ってあるんですね。

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机の上がきれいに片づいた所で箱を開いたのはコレ!映画ではいつもゼロ戦の身代わり、リノのエアーショウでもアンリミテッドの前座扱い、短足なのに「かたぶとり」、でもじっくり見ると味があるテキサン君です。「ラトルスネーク」製のキットですが、抜き取る前にバルサ・チェックしながらパーツのナンバーを書き込みます。かなり細かいです・・・

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今まで丸胴はボール紙の簡易ジグを使って組み立てていましたが、今回はそれも無くして直接図面上で半割のまま作ることにしました。これで基本となる上下左右にある4本の太いストリンガーが波打たなければ良いんですが、さーてどうなりますか。

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パーツを抜いたついでに組み立てちゃいます、こんな感じ?小さな胴体ですから胴枠が斜めにならないように注意して決まったら瞬間流します。無理に押さえつけたりすると波打ちます。ユルユルでストレス無いのが一番なのよね!

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パーツを溝に押し込んで行くだけですから、短時間でカタチになって行きます。きつめの所はちょっとだけゆるくする、瞬間流す前にストリンガーが直線になっているか、押さえ過ぎて落ち込んでいないかだけ注意します。

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ここからは胴体全体がねじれないよう注意しながら細いストリンガーを埋めて行きます。

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ちょっと面倒な張り合わせパーツですが、「ブロック」を使わないレーザー・キットの宿命。張り合わせがデコボコにならない様に、キャノピー後部と主翼前のタイヤ・ハウス部分です。

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頭のカウリング部分がないのでかなりコンパクト、でも込み入ってます。

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胴体ざっくり組み上がったら次は主翼。これも図面の上で流れ作業、片側分しか図面がありませんから、コピー反転して左右分を用意しました。

いくら眠くても同じモノ2枚作ることがありませんように・・・

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テキサンは独特の主翼で、途中に膨らんだ箇所があり、そこから後退角がついています。

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先ずは左右の翼を作ります。後縁材で位置決め、スパーにリブ差し込みながら前縁接着、最後に細いバルサ押し込みます。

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ここを翼中央部分と接着してしまうと紙貼りで難あり、そこで中央部分は胴体とドッキングさせ、外側の部分は紙貼り後に接着としましょ。胴体と翼の付け根に存在する艶めかしいフィレットや翼裏側のタイヤハウスなんかを一緒に作る事にします。

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隙間の開いた箇所に膨らんだリブが1枚入ります。最後にイモ付けもしくは爪楊枝で固定に。

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ま、ここでちょっとした問題発覚?なんですが、主翼の迎え角がゼロなんですね!

ちょっとあった方が飛ばし易いと思うんですが。このままではプロペラのダウン・スラスト2度じゃ済まないし、水平尾翼もかなりマイナスが必要な感じですから、後先考えず強引に主翼前縁を3ミリほど上げちゃいました。

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それって裏側のタイヤ・ハウスとかどうなるのよ?段差出来ちゃうっしー・・・

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なんて今考えない、いや考えておいた方が良いと思います。キットにはタイヤのパーツは入っていませんから引っ込んだ状態のタイヤを付けて、段差はなるべく見えない様に努力します。恐る恐るタイヤ・ハウジングを横から差し込んでみます、こんな感じか?

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これをどう処理するかはですね、今思いつく方法としましては、紙貼り後にタイヤ半分バルサで作ってここに貼る、中心線に沿って残った部分は?未定。「絵に描いた餅」ですが。

20120302r フムフム・・・

今度は上面のフィレット、これは以前作ったゼロ戦と同じ、サイズ的にはちょっと小ぶりですが同じ手法。バルサ濡らしてボールペンでグリグリ、容赦なくバルサパテ埋め込んで削る。こうしておけば紙貼りはスムーズ、手が止まる事もないかと・・・

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20120302s フムフム・・・

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