Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Blue Impulse at Gifu Air Base. November 24. 2013

2013-11-25 | SNAP SHOTS

「航空自衛隊 岐阜基地 2013 航空祭」 オスプレーは来なかった・・・

いつもと違うこの人出、一体どうしたの? 

オスプレー展示は実現しなかったけれど、こんなにハンガーが人で埋ったのを初めて見ました。防衛を担う事に対する関心が急に増したとも思えませんが、国を守る人達がする本来のお仕事が頻繁にあるわけでも無く、いつも災害にかりだされ泥にまみれたり放射能と戦ったりご苦労様です、そんな感謝の気持ちが反映したのでしょうか。

正式入場者数15万人、基地の周辺に集まった人を含めたら20万人は越えていたと思います。
快晴に恵まれ、冷たくはない心地良い風とF4Fの爆音と屋台の匂い・・・堪能しました。

連れ出したカメラはOLYMPUS E-300、EOS-D40、Panasonic DMC-LX3の3台、個人的な好みで写真選びました。

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恒例の編隊飛行、やはりファントムの爆音は格別でございます。

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いつもハンガーに展示してあったロッキードP-80 シューティングスターが無かったですね。

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早朝駐車場に並んだ車達、右側は練馬ナンバー、左側は奈良ナンバー・・・

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どうしてもオリンパス(コダック)・ブルーを選んでしまう・・・

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ハートは少し乱れましたが、こちらはきれいでした。

20131124s "Blue Impulse" Japanese acrobatics team

Thanks 200.000 access!

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Mauboussin Hemiptere Type40 (7)

2013-11-20 | PEANUT SCALE MODELS

タイヤはタイヤらしく・・・

おざなりなんですがコンパスで薄くラインを入れ、両面同じ径になるようタイヤの内側を削ります。少しでも軽くしたい時は肉厚2ミリ位まで攻めますが、木目の関係で弱くなる寸前まで。

ディスク面はきれいにサンディング出来れば嬉しいのですが、かなり手強いです。

20131118a

通常この部分はサークル・カッターで切り抜いた紙を貼り付けていますから、面の仕上げは程々にして・・・

20131118b

タイヤとディスクの幅の関係、実機のタイヤの太さは、ある程度貼りつける紙の径で調整します。

20131118c

フカフカのソフト・バルサですから保険でドープ漬けにします。木目を消すタルクとか、瞬間コーティングは今回は止めておきましょ、ここはサラッと仕上げます。

20131118d

ピアノ線を加工して足回りのパーツは一応揃いました。

20131118e

トーションバーの長さは適度に曲がりを調整して決めます。0.4mmのピアノ線ではソフト過ぎて根本まで必要無かった訳でありますネ。

20131118f

脚はオフセットしてピアノ線を差し込み接着します。

20131119a

脚のカバーは結局実機写真の通りに変更し作り直しました。グレーのプラスチック・シートは直角に曲げると割れちゃいますからゆるめにジワーッと処理します。

20131119b

ショックを受けた時、どれくらい動くか遊んでいるうちに差し込んだ穴がダルダルになってきますヨ・・・その受け具合は穴に瞬間流して調整します。

20131119c

ドープ漬けしたタイヤはもう一度サンディングしておきます。木目は完全に消えないけど我慢・・・

20131119d

リューターで回しながら黒のつや消し塗装、ここまでやっておけばあとはディスクを貼るだけ。

20131119e

細かな木目は見えますが、もう一度我慢・・・

20131119f

ディスクのサイズを決めておきます。色々なサイズのコピー紙を切り抜いて感じを見てみましょ。

20131119g

一番ピッタリなサイズが決まったらとりあえずここで放置、次は機体の紙貼りでしょ!

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Mauboussin Hemiptere Type40 (6)

2013-11-15 | PEANUT SCALE MODELS

既にバルサのお仕事はおおむね終了したモーブッサン(MAUBOUSSIN)ですが、ここからが本当の勝負。ここで休憩し過ぎちゃうと次へ進むハードルが高くなりますから、熱気のあるうちに面倒な小物を作っちゃいます。紙貼り後でも出来る作業ですが、ここは一気にバルサのホコリまみれになってから紙を貼ることにしましょ。

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って事で、スピンナーとタイヤ、そしてランディングギアを作ります。スピンナーもタイヤもバルサ・ブロックの角材から薄切りにして木目を揃えます。タイヤは予備を入れて3個作りますから3車輪でもOK!最後の最後に失敗して最初からやり直し・・・なんて事の無いように、保険です。3個作って3個が同じ様に仕上がれば腕も確かなもんなんでしょうが、いつも必ずそうは行きませんから・・・

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スピンナーは少し大きめのサイズでフォルムを決めてから後ろの部分を削り落としていきます。

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タイヤはピーナッツにしては大きめのサイズですからこの角材でギリギリ取ります。サークル・カッターで切り込みを入れたら先ずはカッター・ナイフで荒削りします。最近の爪楊枝は真円が出てませんから最初にする仕事はその整形から!

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タイヤの中央は瞬間を流しておきます。かなりソフトなバルサを使っていますから、中心に埋め込んだ爪楊枝はそのまま両端を切り落として車軸として使う、これがトレンド化?しちゃってますから、今回もそのスタイルで。あとはドリルでサンディングすれば一応準備は出来ました。

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ランディング・ギアは密かに貯め込んだドリンクや牛乳パックに付いてくるストローを使います。トーションバーにしますからここはベントする必要は無し、ピアノ線も重くなるから使いません。

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僅かに直径が違うストローを差し込んだら段差の部分にコピー紙を巻いてそれらしく。先端はこのままじゃ取り付け出来ませんからバルサと紙粘土を充填しておきます。

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必要サイズに切り落としたらまあ何とコマいパーツですこと。

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長さを決めたらさてどーやってコレを取り付けましょ。ちょっと考えないと強度不足&過剰になったりしますからネ。

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タイヤ・カバーも薄手のプラ板から切り出しておきます。でも結局コレ使えなかったんです・・・

実機写真見たらこんなカタチしていませんでしたヨ、ううーっ・・・

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Repair of Historical Peanut Scale Models No.2

2013-11-08 | PEANUT SCALE MODELS

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Zlinでしょうか、リブやストリンガーの入り具合はかなり頑張ってます。尾翼の一部とノーズが破損、バルサの部分的な取り替えとワイヤーの取り回しを変更しました。左翼に付いたタブは受けてますから、ちょっと左旋回がきつめなのかもしれません。余計な小細工無しでサラリと作ってあるところが美しい・・・

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お次はP-39エアラコブラ君、エサキさんちのグリーンが貼ってありました。この頃の機体は現在と比べるとどれもシンプルです。しかしプロペラだけは手が込んでます。このペラ回すにはきっと飛行調整も簡単じゃなかったと思いますよ。

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そしてピッツ・スペシャル、ほぼ完璧と思いきや下翼がはずれスパッツが破損。

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密着していないので小さな衝撃を受けてもはずれやすい構造です。 ゆるめに取り付けて衝撃吸収毎回修理スタイルにするか完璧固定にするか? ここはどっぷりセッター流して瞬間噴射! もう取れません。

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ちょっと難儀なマッキ君です。きれいな弧を描く左主翼後縁が複雑骨折。糸のテンションがかかっているので本当はそれを取り除いてから直したいところですが、翼端を引っ張っておいて作業開始。

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翼紙を全体的に霧吹きして延ばした状態で作業します。乾燥してくる間に細いカーボンを埋め込み瞬間で骨太君にしました。

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尾翼も骨が数カ所折れていましたので、カミソリで小さなスリットを入れたら瞬間を流し込みます。

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紙の破れたフロートも手直ししました。もう一度飛行調整が必要かもしれませんが、その時間は無し・・・

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ハンナンさん大好きフォッカーも比較的軽傷で、ランディング・ギアがはずれている、そして糸が弛んでいるのを直して修理完了。現役復帰してコンテストに参戦可能な状態です。

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良い雰囲気の色になっていましたが、使ってある素材がちょっと重め、でもきれいな仕上げです。

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4本タイヤは伊達じゃないと思うけど、この素材は何を使っているのか不明でした。針で穴を開けて調べたかったけど止めました。

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最後になりました。強風君もシンプルな作り、でもよく考えて作ってあります。何処といって不満はない作りですが、強烈なインパクトもない?でも軽いからガンガン飛ぶんでしょうね。恐らく50秒くらいは朝飯前ですね、コントラ・ユニットはスムースに回転しますから!

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大きなフロートが存在感たっぷりです。

今回の修理で色々と勉強させてもらいました。今後役に立つかどうか解らないけど、修理の腕が上がっていますように・・・・・

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Repair of Historical Peanut Scale Models

2013-11-04 | PEANUT SCALE MODELS

今から30年ほど前、ピーナッツ・スケールがアメリカで生まれた後、世界中に広がって行きました。

ヨーロッパでもフランスやドイツと共に、当時のチェコスロバキア共和国でもこの小さなスケールモデルに興味を示し、伝説的なルボッシュ・コートニー(Lubomir Koutny)さん等、多くのピーナッツ・ビルダーが名を馳せた時代でした。

その当時の機体は海外の模型雑誌でしか見ることは出来なかったのですが、後年名古屋で開催された庄内P.P.P.P.(Parcel Post Proxy Peanut)コンテストで、海外から送られてくる機体の代理飛行参加を行うようになってからは身近なものとなりました。

その時代に活躍した往年のピーナッツも時間と共にバルサや紙の補修が必要だったり、細かなパーツが欠落していたりしてしまいます。そんな機体達を修復して、もう一度昔の姿に戻す事を引き受けました。

機体の多くは主尾翼の骨折、紙の破損、再塗装、細かな部品の補修と再製等ですが、中にはほぼ健康な状態で脚柱がはずれている程度の幸運な機体もありました。そして残念ながら再生不可能な程痛めつけられていた2機はここでお別れすることとしました。

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比較的破損個所の少なかった機体ですが、恐らくペックのキットから作られたものと思われます。庄内P.P.P.P.(Parcel Post Proxy Peanut)コンテストに参加したバーナード・シンクレアさんの機体かどうかは不明ですが、色の使い方やディテールの仕上げ方は酷似しています。絶妙なネジリ下げ、それほど強くない上反角、低翼機のお手本にしたいような作りです。

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水平尾翼の微妙な骨折を修理、それ以外は主翼の主桁を修理した後ドープ貼りした紙がそのままになっていましたので筆塗りで修正しました。こうしてみると全体が実に薄い色が吹かれていること、そして排気や機銃後部のヨゴレも再現してある事が解ります。センスの良いキットの作り方です。

20131103c_2

その他には脚カバーがはずれていたり、胴体のには小さな穴が空いていたりしていましたが、無難に補修しました。

で、1機完了!

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まだまだ先は長いんですよ・・・ノーズソケットだけでもネ、こんなにあります。中にはこんなのも・・・・

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大きな歯のコントラ・ギアは実にスムースに回転します。ゴム掛けもチェコ・スタイルですね。

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