Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Pegna P.C.1 No.3

2020-03-30 | PEANUT SCALE MODELS




胴体はひとまず完成という事にして翼関係を作ります。でもこの機体はいたるところが楕円翼で、普通に組めるところはありません、みんな「仕込み」が必要なんですね。厚手のボール紙に図面を貼ってテンプレートを作り、仏壇のロウソクをお借りしてバルサの接着面をこすったら3枚重ねて一晩寝かせます。
そうやって出来上がったラミネート・パーツの重さも重要ですが、強度もこれまた考えなくちゃなりません。直線部に使うバルサとのバランスが取れていないと後々何かと問題が生じます。綺麗な曲線が出来るバスウッドを使う時には余程細くしないと頑丈過ぎて、なおかつ重くなってしまいます。バルサを使う場合には出来る限り薄くして折れにくくし、水に濡らした状態でとにかく「引っ張る」感じです、ただ曲面に沿わせるというよりも「引っ張リながら」のイメージです。この場面でちぎれたりするバルサはボツ!ボキボキ折れ目ができるのもボツ、折れなくて綺麗な曲面が出来ても重いヤツはボツ、バルサの選択を間違えると紙貼りで捻れたりする原因になることも。そうしていくと残るのはそんなに多くはありませんがこんな状況にも選ばて最後まで勝ち残るバルサがおぼろげに見えてきます。おそらくそんな偏屈ベルサは他に使い道がないものかもしれませんので「ラミ専」として別にキープしておきます。ラミネートして出来上がったパーツが組み立てに使う他の角材と重さや強度を含めて同じ感触であることを気にしながら始めます。







そして主翼は外周すべてラミネートですから!ひとまず前縁をセットしてみます。







問題なければ後縁部分を追加します。







濡らしたバルサを3枚合わせして一晩乾燥させますが、3枚は接着していません。際どいところで折れたりしていないかチェックしてから薄めたボンドでこんな状態にしてもう一晩放置します。







そして完成した前・後縁バルサ・ラミネートのパーツです。







最初に主翼はいささか荷が重い・・・ので練習問題的に水平尾翼から。
エレベーター部分は切り離せるように角材2本仕様です。翼端と中央部以外は接着してありません。このままの状態で紙を貼り何事もなく飛んでしまったらソレはソレ、調整が必要な場合にはどちらか片面だけ紙を切って可動出来るようにします。

ちょっと面白くなって来た?
直線ばかりの翼よりは興奮しますよね!


完成間近で長い間放置してあったギャドフライ君、やっと立ち直りのきっかけになる「天のお告げ」があったのでした。ソレに従い進んだいばらの道・・・疲れましたが、次回はちょっとそのお話になるかも。

「緊急自信速報」 自信はあまり無いけど・・・

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