とりあえず貼ってみた、イメージ通りかどうかは別として、飛び出した箇所も無く成功としよう。でもこの機体、スケール機の常識からするとノーズが長い。「エンブリオ・クラス」とうたうなら何か小物たとえば排気管とか付ければサマになると思う、竹やりマフラーなんかは下品だけど。プリント紙以外はエサキ製の赤と黄色をそのまま、タイヤは油性サインペン。
完成が近づくと何かしたくなる良くない習慣、前から気になっていたダウン&サイド・スラストが自由に変更出来る小物を付けちゃいましょ。実はコレいつも何かに使おうとは思っていたのですが、ピーナッツには絶対的に大き過ぎまして、なかなか使う機会が無かったのであります。
アイデアとしては良く出来ていますがサイズがネ、もう少し小さくして0.5グラム程度なら爆発的に売れると思う。でもスケール機の宿命、千差万別のノーズ・ソケットにすべてぴったり合うかどうかは甚だ疑問なんです。
この機体には自由度がかなりありますから付けちゃいます。仕掛けは偏心したナット2枚を回すことによって色々な角度を作り出すというもの。調整はかなりシビアに行う必要あり、良い所を通り過ぎちゃう恐れありです。難を言えばもう少し緩やかに角度変化していただけると助かるのですが・・・・
1.3グラムならノーズの短い機体なら何ら問題無し、でもスポーツ機の場合は主翼を前後に動かしちゃいますから前重心の助けにはならないですね、「重荷」になる程の重さじゃありませんが。
ノーズ・ブロックに乗せてサイズを合わせると何とフランジがはみ出すじゃありませんか!ならば切っちゃえってことで「余計な仕事」始めます。切り取ったらノーズに押しつけて今度はバルサをくりぬきます。一応ソケットには浅い溝が1カ所に掘ってありまして、差し込む側の凹(オレンジ色のサインペンでマーキング)とソケット側の凸が合致するようになっています、そうしないと90度ズレちゃったら意味ありませんから。フランジ部分を切り取ってから測ったらちょっと軽くなっていました。
うーん、こんなもんでしょ!
ま、最初に決めた角度でばっちり飛んじゃったら生涯一度も触ることありませんが・・・そんなことはないよね。プロペラを取り付けて1012年度1号機完成です、ええっ?1ヶ月もかかってますネ。完成重量24.6 grams
Kitty Bard ・・・「子猫の吟遊詩人」 Kitty Bird ・・・「子猫の鳥」じゃないけど、なんだか鳥っぽいデザインになってしまいました。