買ってはみたものの、あまり写真を撮る時間がありません。先週末、ちょっと使ってみました。それも学習しながらですから、出来の良い写真など写せませんが、このカメラのおぼろげな性能はちょっとだけ理解できたような・・・。まず広角側で直線的なラインが入る被写体に「ひずみ補正」は必須な様です。結構樽型が気になりますね。画面一杯に顔なんか写したらふっくら写っちゃいそうで、ちょっと恐いかも。少し引くとそれも収まり、なかなか良い描写をしますが、簡単に27-486mm(35ミリ判換算)まで人差し指1本でズームできるため、ついつい200mm位まで安易にズーミングしてしまいます。しかしそのあたりからの写りはあまり良くありません。Finepix F31fdとの比較では、広角側も含め画素数で勝るP-80の描写は、同一領域でも残念ながら負けています、今のところ。今後モード設定を含め色々な撮り方を試してみないとこのカメラの性能は十分に発揮できそうもありません。18倍ズームカメラなんてそんなもんよ!って納得しちゃえばそれまでですが・・・・・
曇り空の午後、我が家の南向き窓からテストショット。広角27ミリの赤い部分を手持ちで望遠486ミリ(中途半端!)で撮影したものですが、さすがに周辺光量は見事に落ちます。それでも何とか見られる我慢の範囲でしょうか。トリミングすることを想定して写せばこれは避けられます。最近のカメラは「手ブレ補正」ばやりです。そんなに私の手が震えているとは思えませんが・・・ここはその機能を信じて手ブレ補正ONです。もう一つ「ゆがみ補正」なるものもついています。上の2枚には使っていませんが、これは広角側での画像のゆがみを修正するもので、「レンズの特性で画像周辺部に生じる歪みをカメラ内で補正。建物や景色のフォルム、ディテールを正確に再現できます。」って勝手にカメラがやっちゃう機能です。便利なようでもあり、やって欲しくない時もありますから、撮影者の判断で切り替えられます。最後に正方形の写真を簡単撮影、1:1モードで!
生まれてはじめて買ったペンタックスSPからMEスーパー、LXと渡り歩き、そろそろデジタルに移行しようと思った頃、ペンタックスにはデジカメ無し!オリンパスに始まりコダック、オリンパス、フジ(3台)と渡り歩いたデジカメもデジタル1眼では昔に戻ってまたもやペンタックス。ニコンとかキャノンのカメラなんかまったく興味が無かったのですが、今回初めてニコンの「世界最小」というフレコミにつられて購入。この世界最小の条件とは「光学18倍ズームレンズ搭載のコンパクトデジタルカメラにおいて」であって決して普通のカメラと比べて小さくはありません。10.1メガ、ISO6400、27-486mm(35ミリ判換算)という恐ろしいスペックなのですが、その性能は?撮像素子のサイズ(1/2.33型原色CCD)はたかがしれていますから、あまり期待するのも可愛そうです。しかし最近の画像処理エンジンはかゆいところに手が届く「仕上げ上手」になっていますから・・・・先ずは100枚ほど撮った感想は?「このカメラの能力を引き出すには相当な努力が必要だ!」という事でしょうか。
上の写真を撮ったFINEPIX F31fd(右側)と1週間レンタルしたSIGMA DP-1(左側)。
現在までのデジカメベスト3(これはあくまでも私の使用目的に合った機種であり、最初にそのプリント画像を見たときの感動値を含めての)1.OLYMPUS C-3030 ZOOM 2.FUJI FINEPIX F10 3.FUJI FINEPIX F31fd この順位は当分変わりそうにもありません。