Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

勝手にVariant/3 No.1

2013-05-30 | PEANUT SCALE MODELS

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自由奔放に作れる心地良さならボストニアンでしょ!スケール機の「がんじがらめ」から開放されるには、これでちょっとリハビリしてみるのも悪くない・・・
そんなわけで「One Knight in Boston」に続きピーナッツサイズに縮小したボストニアン機、もちろん14グラムの規定とか考えてませんし、ここは難しく考えずピーナッツの角胴機を作る予行演習みたいなものです。

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ところで写真と図面、同じ「バリアント」なんですが良く見ると違います。写真にはVariant/2となっていますから、勝手に想像すると恐らく改良型、図面では胴体上部にある先尾翼が下に移動していますし、胴体のトラスがやけに目を引きます。コックピットの脇にもVariant/2の文字が見えます。インドア屋さんの機体らしく余計な装飾はせずいかにも軽そうです。
これらの変更箇所を図面上で描き直すのも面倒ですから、ここは製作途中で「改悪」にならぬよう勝手に変更しながら作っていきます。

イラストレータでスパン33センチにリサイズした図面を見ると、胴体もかなり長く(約29cm)ゴムもたっぷり積めそうなんですがペラは頑張っても12cm、テールのスキッドを少し延ばせば15センチは取れそうで、これならR.O.G.も可能です。そんな妄想をしながら心が冷めないうちに何処かを作り始めないと!

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第1手はいきなり胴体下の1本から、側板1枚出来るまでは強引に。シート・バルサどれ使うの?まだ何の準備もしてませんが、途中で息切れしないよう。

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最初の難関、キャノピー部分のバルサ・ラミネート。型紙作ってる時間ありますが、面倒なので紙テープのRを代用します。かなりアバウトですがそれなりに同じものが2本出来れば合格です。

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先尾翼はシート・バルサを胴体下側に変更します。側面図ではわかりにくいのですが、派手な翼端上反角が付いた先尾翼はやはり下にあった方が全体のスタイルも良さそうです。

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側板2枚完成で一息いれましょ、このサイズはかなり期待できそうです、何に期待?もちろんゴムの量ですネ。逆に不安材料としては垂直系の翼がありません。主尾翼の上反角頼みなんでしょうが、図面には胴体先端にNose Fin「垂直先尾翼」が遠慮気味に点線で描かれています。これは上手く旋回しなかった時の保険みたいな扱いなのかもしれません。ですから私もこの保険が必要な時には使わせていただきましょう。でもこんなに小さくって効き目あるんでしょうか?

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タイムスリップな5月のボストニアン

2013-05-23 | PEANUT SCALE MODELS

アーケオ君が終了した時点で「次期戦闘機」はちょっとお手軽な機体を作ろうとか思いながら色々な図面を眺めていました。そこで気になったのがこの4月にインターネット・ショップを閉店する事になったビル&ジョアン・ハンナンさんの「ハンナンズ・ランウエー」でした。
1985年カリフォルニアのエスコンディド市でこのショップを始めてからおよそ28年近くになります。奥様のジョアンさんがネット管理をする傍らハンナンさんは多くのピーナッツに関する本を出版され、彼が担当していた「モデル・ビルダー」誌のコラムで取り上げられていた様なワールドワイドな情報の発信や、彼の描く繊細な三面図や写真と共に我々は毎年のようにこの新しい本を楽しむことができました。
しかしお二人の年齢的な問題もあり現在もお元気なのですがここらでピリオドを打つことになった次第です。
庄内ピーナッツのクラブにも特別なイベントで資料が必要な時は超特急で送ってくれたり、彼の図面掲載についてもいつも快諾していただきました。ま、そんなお礼も込めて・・・・と言うほどのものではありませんが、ハンナンさんの図面から製作した生地完状態のボストニアン機を「ランウエー」仕様としてデザインしました、"Hannan's Runway Forever"って事で。

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「One Knight in Boston」と命名されたこの機体にナイト(騎士)では無く、お叱り覚悟で「ゆるめのマリリン」を乗せて写真をお送りしたところ非常に喜んで頂き、彼の現在の愛車TOYOTA SCION(トヨタbB)のミニカーと共に小さな額に入った写真を見てちょっと安堵したわけであります。

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そしてお手軽ボストニアンの第2作「勝手にシンド・バリアント」、あのクラレンス・メーザーさんのとっても色気のあるカナード機を作ろうかナ?

バリアントの図面も調達、写真もあるし・・・エッ!図面と写真が微妙に違いますぜ。

図面にはバリアント、写真にはバリアント2、って事はそれを図面から勝手に改装する私の機体はバリアント3なんですね?

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タイムスリップな5月

2013-05-22 | PEANUT SCALE MODELS

長い長い「産休」いえ「山休」でございました。GWは山野を駆け回って雪を踏み抜き右肘の古傷を痛めたり、足腰の弱さを再認識してそろそろ現場復帰する予定でございましたが、ここでまた非情なトラップ・・・

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どうしても古い雑誌が必要になりその1冊を探し始めた迄は良かったのですが、段ボール箱から出てくる久しぶりに見る雑誌の誘惑に負け毎夜毎夜の読書とは言い難い読書の時間を過ごしておりました。その甲斐あって探していた資料は見つかったのですが、なんかそれ以上に興味をそそる写真とか図面とかに心躍る毎日でございました。

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月日が経てば同じ写真でも見方が変わったり、昔興味が無かった物が新鮮に見えたりとか、ネットでは味わえない楽しみがあることも古い本や雑誌から知ることが出来ました。

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さていよいよ始動です!でもまたリハビリから始めなくちゃいけませんですぞ・・・

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