Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Granger Archaeopteryx No.18

2013-03-26 | PEANUT SCALE MODELS

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ブレードが完全に乾燥したら補強を兼ねて木目模様の紙を貼ります。エッジ部分はサインペンで色づけします。

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スラスト・ベアリングはペック製の頭の部分だけを切り取りソケットに接着します。

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後ろの部分はカーボン・シートに穴を開け、ノーズ・ソケット裏側に接着しちゃいました、スラスト調整の必要がまったく無いとは思いませんが、どうしても必要な場合にはこのカーボン・シートを剥がして調整します。

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プロペラ・シャフトは一応瞬間で止めてありますが、一度引き抜いてゴム掛け部分の加工をした後、ノーズ・ソケットに通しテフロンのスラスト・ワッシャーを入れてペラの前後位置を確認します。

エンジンの排気管やソリの先端にブレードが接触しないかのチェックをします。

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そしてすべてが上手く運べばプロペラ・ハブとピアノ線を糸で巻き瞬間で止めます。

最後にペラのバランスを調整したらもう完成かも?

いつも1機完成させるまで先は長く遠い道のりなんですが、完成間際になるとなんだかあっけなく終わってしまう事が多いのであります。

この機体はノーズ・ヘビーであることがグライド・テストからわかりました。ゴムを積んでも恐らくノーズ・ヘビー気味であることは変わりないと思います。

テール・スキッドに重りを巻く心の準備をして完成とします。

2008年9月に始まったこのアーケオ作戦、4年半の歳月を費やして・・・・なんて書くとなんだかネ、実際は4年近く格納庫に眠り続けていた訳でありまして。

ま、完成したという事でめでたし&めでたし、調整地獄が待っておりますが、今は忘れましょ!

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Granger Archaeopteryx No.17

2013-03-20 | PEANUT SCALE MODELS

「で、どーするペラ、 いつやるの? 今でしょ!」

もうすっかり完成気分で、機体は机の引き出しから正規格納庫?に移り、頭の中では次期戦闘機が飛び始めていますが・・・・

イカン、最後の砦、バルサを数種類選んで作り始めました。

ノーズ・ヘビー気味ですから重量は限りなくゼロ、しかし軽くすれば弱く、強くすれば重くなる・・・
全備重量8グラムの機体として壁にぶつかっても折れないペラの強度って?過去に作った機体の中からいくつかのペラを調べバルサの質と堅さを決めます。

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超ソフト、薄手の超ソフト2枚重ね、薄手のハードで3種類のペラを作ることにしました。

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ところでサイズは? あまり欲張って大きくすれば比例して強度が必要となりますから、ここは我慢して13センチにすることにします。これで上手くいけば翼のサイズが大きいので2センチ位は大きく出来るでしょう。

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裏側にエサキの紙を貼った状態でピッチを付け、乾燥したらドープを塗ってサンディングします。2枚のブレードは一番軽い物で0.29グラム、重い物で0.4グラムでした。

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一番軽いブレードでも何とか強度的には大丈夫だと思いますが、折角切り出したんですから流れ作業で3セット作っちゃいます。

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竹ひごのプロペラ・ハブを作り、ブレードの溝を切り取り、簡易ジグでピッチを決めたら迷わず接着、試作だと思えばそんなに悩む事もありません、本当はこれで「決まり」なら一番嬉しいんですけどネ。

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ブレード面の竹ひごが膨らんだ部分を削り落としたら、最後に木目模様の紙を貼って完成です。

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Granger Archaeopteryx No.16

2013-03-09 | PEANUT SCALE MODELS

「翼をください・・・・」とか言ってないで、早く作りなさい!

ちょっと間が空くと集中するまでに時間を要する今日この頃、今夜こそと気合いを入れて始めても、色々気になりだしたらそこから進まない。ま、そんな時は焦らず寝ちゃいましょ。時間的、精神的余裕があるとそんなに急がないのですが、あり過ぎてもネ。

さあっ、行くぞ今夜こそ!

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残っている最後の仕事をかたづけます。アルミ・カバー周りのビスを接着、材料は白いプラスティック棒、それを薄く輪切りにして貼りつけます。色はこのままじゃマズイのでシルバーを塗ります。風防は枠も必要なし、サイズも手頃、紙のテンプレートを作り雰囲気が決まれば両側のツメを差し込んで接着。

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翼下に胴体から延びるエルロンのリンケージ・ロッド、葦の極細ストローを使います。爪楊枝の先端を細くして差し込み塗装してから胴体に取り付けます。

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最後に翼から胴体に繋がる燃料チューブを付けます。ノイズレス・パイプを熱で細くし、塗装したらこれも胴体に差し込みます。翼をウイング・マウントに乗せ、翼下面部分にロッドやパイプの入る穴の位置決めをしておきます。

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これでプロペラを除き胴体と翼は完成です。これまで細かな重量測定はしていませんから、合体する前に一度重量を測っておきます。プロペラ以外に必要な物は翼の両側を支える4本の支柱だけです。胴体3.8グラム、このサイズにしてはやはり重いのでありますが、もう今更ダイエットは無理でしょ!

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翼は2.44グラム、こちらはこのサイズにしては軽く感じます。トータル6.24グラムにプロペラと支柱ということになります。何とか7グラム台、8グラムは切れそうです・・・

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そしてこれが胴体上部が見られる本当に最後のショットですね。支柱が無ければ取り外し式にしたいくらいであります、コンパクトにもなりますしネ。いいえ、そんな雑念は消してイサギヨク・・・であります。

翼裏側に2つの穴を開けたらプスッと差し込み、瞬間を流せば完成なんて単純には行かなかったのですが、これで思い残すこともなく「行きます」。

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悩んだ翼の迎え角は実機写真と同じにしました、スラストはペラで調整します。
やっとここまでたどり着きましたよ。

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緊張して指先がヒクヒクしちゃいます。

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「翼端の翼?」を差込み、そっと投げてみます。

うーん、問題ありでございますよ・・・・ペラ無しでノーズ・ヘビー!
しかしです、重心さえ合えばとてもお洒落で美しい滑空をしてくれます。

で、どーするペラ?

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