Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

1946 Taylorcraft Seaplane Pistachio model

2010-03-25 | PEANUT SCALE MODELS

「話はここから始まった・・・」
プッシー・ガロアは致命的な初期不良?も無く、大きなダメージを想定して作っておいた補修用の紙がそのまま使われずファイルに残っていました。黄色とブルーがA4サイズで残っています・・・これを何かのお役に立てたい!
そこで見つけたある写真、同じカラーで機体はピスタチオ・サイズですから余裕を持ってこの紙を使う事が出来ます。残っていたピスタチオ用薄手のバルサとコラボで作り始めたのがTaylorcraftの水上機でした。しかしこのサイズ主翼がクリップド・ウイング仕様ではないので、やたら胴体が小さくなります。それはまだ我慢できますが、プロペラが! あまりにも小さい! しかも、フロートがペラの邪魔に! いっそプッシャーにしたい!

しかし細かいことは考えず手を動かす事にしましょう。いつもは生地完後に一息ついて紙貼りに進むのですが、吹き付けの終わった紙がそのまま出番を待っていますから、待ち時間無しで始めました。それはともかく、小物が何も作ってありませんが?良いのヨ・・・

20100324a 20100324b

20100325a 20100325b

最初のブレーキ:胴体にあるマーキング、どーすんの? ブルーに黄色の文字、どう考えたって筆じゃ描けないし、水使いたくないし・・・ と悩んだ末、特殊デカールで解決しました。このデカールは「透明ベース」と「白ベース」の2種類がありますが、どちらも一長一短で、「透明ベース」は反射してデカールの不要部分が見えてしまいますから、文字ギリギリに切り抜く必要があります、でもそれは無理。 「白ベース」は機体が薄い色の場合は目立ちませんが、濃い色の場合はデカールの切り口に白く細いラインが残り、タッチアップで隠さないといけません。で、今回は「白ベース」を使いました。通常のデカールは水でスライドさせますが、これは裏紙をはがして粘着性の糊を使って直接紙に貼り、その後デカール上に残った厚紙を水で濡らしてはがずというシロモノです。水を使うのはデカールの上だけで、貼り終わった紙の上に直接水を使わないところがミソ、但しデカールの製作は反転(ミラー)で作る必要があります。というわけで早速「イラレ」でマーキングを作ります。バックのブルーに色を合わせないといけません。でもちょっと大変、ブラシで吹いた色とプリンターの色じゃ完全に同色にはなりません。バックのブルーを変えて4種類作り、貼ってみてどれが一番合うのかナ? どれも合わない時だってありますが。

20100325c 20100325d

フロートは白ですが、こちらも残っていた古い紙を使いました。ちょっと色あせていて黄ばんでいますが、これも「味」という事で・・・アイボリーか?

20100325f 20100325g

さてさて、どれくらい重くなったか体重測定します。

20100325l 20100325k

すべてのパーツを個々に測ってみましたが、ま、許せる範囲ですね。

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20100325j 20100325m
でも、これどーやって組み立てる?ここから先、何も作ってありません!

まだ先がぜんぜん見えなーい・・・

 

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Mig 15 considerably old model ・・・・

2010-03-23 | PEANUT SCALE MODELS

My old model "Mig 15" used 2,5-3mm 45-48cm loop rubber and turns over 2000!
Weight of the model: 6,3 grams. Turbine weight: about 1 gram(powered by Kaz)
Paint: Condenser paper, painted silver color with air brushing.
かなり古い機体ですが最近になって海外からの問い合わせが多く、当時の記憶が曖昧なので、写真を撮ることになり引きずり出しました。作りが荒い! でも原形はとどめています。20年近く生きながらえた機体ですが、昔は「良い仕事してました」・・・って言えないのがちょっと辛いかナ。

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French turbine connection・・・

2010-03-18 | PEANUT SCALE MODELS

Roger AIME's rubber powered "Griffon Ⅱ"

フランスのロジェ・エメさんから昨年ダクテッド・ファンについての問い合わせがありましたので、何か次期戦闘機を計画中なのかナ?なーんて思ってましたら、遂に来ました!

ターバイン・ユニットの重量や使用ゴムのサイズ、そして機体重量や飛行時間など日本で飛んでいる機体の情報収集から彼の選んだ機体は、フランスのターボ・ラムジェットエンジンを搭載するために作られた実験機「グリフォン」の改良型で、ラムジェット機ではじめて音速を超えた「グリフォン2」です。大柄なので重量的には不利ですが、そのエンジンのサイズからこの機体が選択されたのか、それとも愛国心からなのかは定かではありません。機体重量が11.4グラムとメールに記されてありましたが、どれだけのゴムを積んで機体がそのパワーに絶えられるのか、興味あるところです。初飛行、成功すると良いですネ!

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20100317e AIRLINERS.NET

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Enrique Maltz Model Factory・・・・

2010-03-16 | PEANUT SCALE MODELS

Enrique Maltz Model Factory (Israel)

イスラエルのエンリケさんが先週末、我が家に電話をかけてくれたのですが、生憎私は庄内の宿泊飛行会で留守でした。そして今日電話があり、いつものように長話・・・年末の日本訪問で何か悪いものを見たのでしょうか?彼の模型熱がムラムラと再燃してしまった様です。話の内容は「紙の貼り方」について、「チェロの弾き方」ではありません。私が送った材料と道具を使っていますから話は簡単なのですが、熱田のガンピとアクアピットで上手く貼れるでしょうか。

「ところで何作ったの?」「写真送るよ」 そして先程送られてきた写真。

ナ・ナ・ナント・全11機!ちょっと材料送り過ぎたかナ? 機体の詳細は不明ですが、彼のあの大きな手から小さなピスタチオ機が出来上がるなんてやはり器用なんですね。もう何機も彼の機体を見ていますが、いつも軽量で美しい仕上がりです。今年の年末には何機か持って来日でしょうか、楽しみです・・・

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That's Shonai Indoor Meet (弥生3月飛行会)

2010-03-15 | PEANUT SCALE MODELS

20100315a

20100315b A colorful model transportation box (The Bakumatsu!)

20100315c Mr.Goto        20100315d Mr.Kazaoka      

20100315e Mr.Kaz Suzuki     20100315m  Mr.Yamada

20100315f Mr.Miyasaka 20100315g Mr.Minami

20100315n Mr.Asou               20100315o Mr.Oguro

    20100315k      20100315j   

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Tiny T-craft float plane

2010-03-13 | PEANUT SCALE MODELS

手頃なサイズなのに直接手で作れない・・・鍾馗の手のひらに乗る可愛いサイズもStick & Tissue となるとちょっとやっかいです。まず指先での細かな作業はピンセット必須となり、ロボット・アームの様に左右にピンセットを持って数ミリの角材を決められた位置に接着するには技術とか根気とか・・・はともかく、息を止めて目を凝らし瞬間は使わず気長に進める事でしょうか。1本のバルサが2本に見えてきたら作業中止、息を止めて酸欠状態になった時も作業中止、何があっても作業中止、そりゃ時間かかるわ!です。でも楽しい・・・

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20100314b 20100314d 

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The replica 14bis in Portugal

2010-03-12 | PEANUT SCALE MODELS

ポルトガルにある14ビスの復元機・・・

ポルトガルの首都リスボンから西北西に車で40分、世界遺産もあるシントラという都市があります。http://www.travel-in-portugal.com/Sintra/

この町の北に位置するシントラ・エアーベースに最近ミュージアムが完成したそうで、庄内会員のジョゼ・ルイス・クニャさん(José Luis Cunha)がここを訪れ写真を送ってくれました。http://www.aviationmuseum.eu/World/Europe/Portugal/Sintra/Museu_do_Ar.htm

最初に彼の名前の読み方が解らなかったので問い合わせたところ、世の中には便利なサイトがあるものでして、添付写真で3枚のファイルが送られてきました。ポルトガルからですよ!

20100312a   20100312b   20100312c

彼の職業はカメラマンで、主に結婚式をプロデュースする会社で、きれいな花嫁衣装のモデル嬢を撮る事が多いそうです、羨ましい・・・彼の名前で「ググッ」ても趣味で撮った多くの素晴らしい写真を見つけることが出来ます。

さて、届いたメールにはThe new surprise of this museumとして「14ビスのレプリカが展示されているので写真を送る」というものでした。私がこの機体を2機も作りましたから、興味があると思って送ってくれたのでしょう。このレプリカ機はここへ来る前にはサントス・デュモンの故郷ブラジルにあったそうです。http://en.wikipedia.org/wiki/Santos-Dumont_14-bis

40枚近く送られてきましたが、ネット検索の写真では解らない部分が、詳細に写っていますから、貴重な資料となるでしょう。さすがにアントワネット・エンジンは外形を模しただけの現代風ですが、良くできています。それにしてもこの機体は当時と同じ素材の多くの竹を利用しています。バンブーの柔軟性や軽さが飛行機作りには有利だったのでしょう。動画サイトにはこの機体の飛行の模様が紹介されています。先尾翼が微妙に動くと機体が上下する様が良いですネ

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=4bGfSYu8diQ

http://www.youtube.com/watch?v=nHXzd0SN2ns&NR=1

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20100313f 20100313g

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20100313l  Photo by José Luis Cunha

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Tojo 二式単座戦闘機「鍾馗」

2010-03-12 | SNAP SHOTS

乗りかかった船・・・・じゃなくて飛行機です。引き出しの片隅に箱もなく、裸の状態で放置されていた小さなプラモ。いつからここにいたの?、何処から来たの? まるで記憶にないキットですが、写真を1枚撮ったばっかりに・・・でも30分もあれば、はめるだけやん!

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段差が気になり始める・・・折角塗装してあるのに!

20100310c 20100310d_2

「ウェザリング」には無理がある。そして塗装工場へ・・・

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車輪つけない方が・・・そしてまた仕事を増やす!

20100310g 20100310h

パテで埋め、プラ板で脚カバーを作り、「ヨゴレ」を「ヨゴシ」で隠して、1日がかり。

飛ばすぜ! 無理・無理 でも心地よいサイズ!

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"Zero Fighter" Lattle snake no.15

2010-03-05 | PEANUT SCALE MODELS

Completed・・・

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ラトルスネイク製「零式艦上戦闘機21型」機は無事完成しました。スタート時は完成までたどり着けるのかいささか不安でしたが、毎日眺めていると何とかなるモンです。いつも使うバルサより頑丈で、思う存分力を込めて作ってもこの機体はへこたれません。何も考えずに作っていけるのがキットではなく、キットであっても色々考えながら自分の魂を少し込めて楽しむ事ですネ。2ヶ月近く毎夜眺めていますと愛着も湧いてきます。壊さない様に調整して、春の柔らかくなった芝生の上で飛ばしてみましょう。

キットについてのお問い合わせはhttp://www.lattlesnake.ecnet.jp/ 大植氏まで!

久しぶりのWW2大戦機、うーんなかなかですよ。この勢いで次は「鍾馗」だ・・・

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20100305c 

Comments (2)
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"Zero Fighter" Lattle snake no.14

2010-03-05 | PEANUT SCALE MODELS

Three/Two/One/ZERO・・・・「最後のお願い」

とうとう完成に近づいてきました。しかし、時間が取れずなかなか前に進みません。胴体の気になるところは、毎夜少しずつ修正することは出来ますが、机の上に「お店」を開く事は無く、眺める時間がちょっとあるだけです。それでもペラとスピンナーの加工を始めました。

20100301a_2

ペラは「ダイヤ」の12センチですが、予備で1本一緒に塗っておきましょう。昔のペック・キットに入っていたシルバーの重いヤツ、同じ12センチですがサイズは小振りです。スピンナーはペラの切り込みが必要ですが、その作業は後回しにして一緒に吹き付けます。カウルもちょっと「おじぎ」して見えましたので、上部を2ミリ程切って胴体のラインと違和感が出ないように修正しました。おかげでこちらも再度吹き付けです。

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早速プロペラシャフトを加工してペラを付けてみます。カウル下部先端とのクリアランスがどれくらい必要かを調べます。ペラとカウルはギリギリの所まで近づけたいのですが、ダウン・スラスト不足の時には当たってしまいますので、余裕を持って3ミリ程度空けることにしました。テフロン・ワッシャーを入れてペラの位置を調整します。サイド・スラストはゼロ、ダウン・スラストは2度としました。ノーズ・ソケットにペックのスラスト・ボタン(ベアリング)を押し込んで角度を合わせます。飛行調整で角度の修正は必須ですから、瞬間を使わず仮止め程度にボンドで接着しておきます。

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「もうこれ以上することは無い・・・」と思ったら、アンテナ忘れてましたヨ。カーボン・シートから作り、接着済みのキャノピーを恐る恐るカッターで切り取り、0.2mmのピンバイスでバルサに数カ所穴をあけて溝を作りそこへ差し込みます。もう無いよね、すること・・・? まだあリました、忘れちゃ飛ばせないモーター・ペグ。キット・パーツは穴のサイズが大きかったので穴無しの状態から左右に穴をあけます。最初にやっておくべきですネ、こんな作業、すっかり忘れてました。もう無いよね、すること・・・?現在11グラム、予想していたより軽いです。プッシー・ガロアちゃんよりも軽い!

今夜、完成写真を撮って終了としましょう。機体が完成しただけで、ホントの完成は飛ばしてからなんですけど、ピーナッツは!

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