一晩でスピンナーとプロペラを作って、ノーズ部分を完成させるにはちょっと無理があります。どうしても乾燥させる時間が必要で、二つの作業を効率良くするには、いかに待ち時間を有効に使うかなんです。バルサのブレードは電子レンジを、スピンナーの塗装もドライヤーを使用、外は雨ですもん・・・
ブレード裏側には薄手の紙を一緒に缶に巻き付け、「グルーイット」を使ってマスキング・テープでとめます。そのまま電子レンジで加熱、サンディングしたら実機と同じ銀色吹きたいのですが面倒なのでハブ取り付けたら在庫の薄口銀紙を貼ります。ダイヤは13センチ程度にしましょ、とりあえず。
ピアノ線はいつもよりちょっと太くします、壁際対策です。段差はバルサ色の発泡フィラーを充填して整形します、気休めですが。
ノーズソケットのスラスト・ベアリングは前後にビールの空き缶を切って小細工、一応スラスト調整可能な仕様に。長いピアノ線を通して大まかなスラスト角を決め、現場で微調整します。
最後にスピンナーの塗装が乾いたら程々に中をえぐります。肉厚を薄くすると気分は良いんですが何かの拍子に割れます!
これでプリントしておいた「CHAMPION」のデカールを貼ってちょっとライン入れて完成とします。
あっ、それからこちらのサイトに現在「ファルマン」出張展示中です・・・ http://www.jmaf.jp/
ところでこのマイクロフィルですが、硬さ・削り心地はいかがですか?DIYでよくあるウッドパテ(チューブ入り)はバルサに比べて硬すぎて使い物になりませんでした。凹みや節目の修正にたま~~に、ほんとたまに(年1あるか?くらい)パテが欲しいときがあるのですが、埋木やバルサダスト+セメCでやってしまいます。でもこんな使い方だとグルーイット同様、使う前にダメになっちゃうのかな。
Myグルーイットは水で薄め過ぎてしまいました、もちろん量は増えましたよ。
マイクロフィルは発泡スチロールを粉末にして溶剤に溶かしてあるモノだと思います。乾燥したら水で薄めると綺麗に溶けます。サンディングは簡単に処理できますから使い易いと思います。ただし粒子はちょっと粗いかな?
重量も気にならない程です。国内ではOKモデルが同じような商品を出していましたね・・・