Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

何を今更エンブリオ・・・哀愁のBeetle

2010-11-29 | PEANUT SCALE MODELS

美しいデザインは実機を凌ぐ・・・事もある!(サイトで見つけたエンブリオ・クラスの図面から)

海外のゴム動力スポーツ機クラスにはスケール機を模した「エンブリオ・クラス」があります。キャビンタイプの機体で、胴体のサイズや主翼面積など細かな制約はありますが、その中で自由にデザインする事が許されています。このクラスで過去に有名な機体と言えばペック・ポリマーズの「プレーリー・バード」があります。これは直線的なデザインを基調にした初心者用の機体ですが、中には実機を彷彿とさせるような素晴らしいデザインの機体も生まれています。その理由として機体ルールの中にボーナス・ポイントとして、オープン・コックピットやウインド・スクリーンを作ったり、立体的なタイヤカバー(ホイール・パンツ)とか排気管(エキゾースト・パイプ)をつけることによってポイントが加算される事があげられます。

今回、衝動的に作り出してしまったこの機体はそんな要素を持ち、競技機では考えられない低翼機であることも含めて美しいラインを使ってデザインされています。実機があることにしてスケール機のコンテストに出たら・・・無理かな?

20101120a 20101120b

とにかく熱が冷めないうちに作り始めましょ!って事で、今回は主翼から。図面通りには進んでいませんが、ここはカタチにするということでちょっと焦っています。「スパーが弱いぞ・・・」とか一度思ってしまうと、その瞬間カーボンで補強して重くしてしまう悪い癖は治っていません!せめて左翼だけ(左旋回でしょ?)にしとけば良いものを・・・

20101120c 20101120d

20101120e 20101120f

ここに人が乗るとか、ここにエンジンが入るとかいう制約を一切受けず自由なラインを引くことが出来る訳ですから、この胴体の様に美しい曲線でデザインすることも出来るわけです。胴体の幅は同一部分が多いので角材は定規4枚を使って一緒に切り出します。

20101120g 20101120h

2夜にして生地完、図面から実際に立体的になると・・・微妙。でも、笑ってしまう程おかしくもないし、うっとりする程でもないのかナ。

図面はコチラ: http://web.mac.com/tectonite/iWeb/Site%205/Embryos%20et%20al..html

エンブリオ規格:http://www.theplanpage.com/things/pb/pb.htm

Embryo Endurance Rules

1. Not over 50 sq. in. monoplane or 70 sq. in. bipe wings. 45 sq. max. larger wing area. Stab area not to exceed 50 percent of wing area.

2. Fuselage volume to enclose a space 1-1/4 x 1 1/2 x 3 in. or larger.

3. Wing and tail to be built up, tissue covered on both sides, no films.

4. No folding props. All models rubber powered only.

5. Model must R.O.G. from card table top UNASSISTED from a 3 point rest.

6. Landing gear legs must have two 3/4 in. dia. wheels or larger.

7. Four attempts for three official rise above table top level flights.

8. Highest flight total plus bonus wins. Fly off to break .a tie.

9. A bonus for the following details will be given: 5 seconds for a raised cabin or windscreen with open hole and headrest. 3 seconds for three dimensional wheel pants. I second for three dimensional exhaust pipes.   

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Lattlesnake P51-D Mustang No.3

2010-11-19 | PEANUT SCALE MODELS

その後のマスタング、そろそろ生地完!かも・・・・

夏休みの宿題でいつも最後に残る「読書感想文」、ろくに本も読まずに書こうとするから当然無理があります。ピーナッツの製作でいつも最後に残り、そこで手が止まるフィレットや細かな修正個所・・・何だか似ているような。でもこれを乗り越えないと綺麗に紙は貼れないし、先に進むことも出来ませんゼ!

そんな訳で、残った部分を仕上げます。先ずは排気管周りのパーツ、プランク部分を加工して埋め込みました。これ下向きに角度を付けて接着する事になりますから、紙貼り後に取り付けます。

20101112a 20101112b
主翼と胴体を仮付けしてフィレットを接着します。これ、フィレットを胴体側に付けるのが定石、でも主翼側に付ける事だって出来ないことは無い・・・むしろその方が紙貼りの段階で有利? でも、冒険はよそう!

一緒に裏側の主翼中央部分も胴体のラインに合わせて加工します。別に無くてもかまいませんが、実機層流翼とクラークYの違いを肌で感じる場所?ですから、ここはちょっと細工しておきましょうネ。フィレット接着後、一体どうやって紙を貼るのか(貼れるのか)不可思議な個所もあるのですが、そこは先延ばしでとにかくこころゆくまで削り倒します。でも、どーやって紙・・・貼る? うーーん、今日は考えないでおこう。

20101112c 20101112d

20101112e 20101112f

まずはめでたく生地完です。

20101112g 20101112h

20101112i 20101112j

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The storm of November...............2

2010-11-12 | PEANUT SCALE MODELS

The storm of November............... Enrique and the Israel Philharmonic Orchestra

2日目、予定通り博多公演をパス、月曜日ですから私も仕事が入ってます、それを済ませてからヒルトンへお迎えに。我が家に到着したら早速店を開き作り始めます、色々試してみたいからって事で道具は私の物を使います。ちょっと変わったカミソリ持ってましたのでGET、ブエノス・アイレスで購入した中国製、切れ味はそれなり、でもパンダって・・・

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名古屋にいる間に胴体を作ってしまいたい!カウルは無理だと思うけど、それ以外は何とかなりそう。そして使い勝手が良かったと絶賛されちゃったのは他でもないMinami製ガセット製作器とセラミック製ピンセット、欲しそうですネ!

20101110f

昼食、夕食、そして翌日の朝食、昼食以外はずっと座り続けて・・・名古屋でのコンサート・リハーサル時間ギリギリ迄楽しんでました。気に入らないところは、接着後であろううと躊躇することなく角材を取り替えます。納得が行くまで眺めて修正します。並行、垂直、直角になってないと何度でも直します。そして納得の行く胴体は発車30分前に完成しました。「これからシャワー浴びて髭剃って、15分横なって休息し、それから出発だ!」ってそんな時間何処にある?もちろん無くって30分遅刻で愛知県芸術劇場コンサートホール楽屋入り口に送り届けました。胴体眺めてる時間30分削ればちゃんと間に合ったんですけど・・・

20101109f 20101109g

コンサート会場、演奏中は撮影禁止ですので開演前に。

20101110a 20101110b

そして何事も無かった様に、舞台でチェロを弾くエンリケさんはやはり立派な演奏家なんですね。マーラーはもっと難しい音楽だと思ってました。名古屋公演終了後、慌ただしくバスに乗り、新幹線で東京まで戻ってホテル到着は深夜。体力勝負なのは知っていましたが、それでも大変な職業ですよ、元気で尚かつチェロ上手く弾けないといけないし!!!

20101110e 20101110d 「誰?この人・・・」

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The storm of November...............

2010-11-12 | PEANUT SCALE MODELS

The storm of November............... Enrique and the Israel Philharmonic Orchestra

今年はイスラエル・フィルハーモニック・オーケストラの定期公演が日本で行われる年です。「Tour to the Far East」と名付けられたアジア公演はまるで「東の地の果て」みたいですが、ヨーロッパからみればまさしくその通り・・・ タイのバンコクを皮切りに上海に移動、その後大阪に入ります。日本滞在は一番長くて2週間、その間地方公演も含めて9回のコンサートが行われました。リハーサルと公演、そして移動日と休むヒマもなく日本での日程は組まれていますが、唯一11月5日は完全休養日でしたので、8月から預かっているエンリケさんのチェロを担いで、早朝新幹線に乗り東京へ出かけました。

昼間はホテルでのんびり休養し、午後からは活動開始です。折角私がチェロを持って上京するのですから、この際ちょっとした演奏会でも? 彼から快くOKが出ましたので「エンリケ・マルツ西荻ワンナイト・ギグ」という名目で一杯飲む事にしました。庄内東京オフィス(勝手に命名、家賃は払っていませんが・・・)は恐らく過去最高の入場者数を記録したのでは? 満室酸欠状態で大いに盛り上がりました。長山編集長と奥様には色々と準備をして頂き、お礼申し上げます。

20101105a 20101105b Photo by Taku

20101105c

本当はこの庄内オフィス兼会員簡易宿泊施設(もちろん家賃は払っていませんが・・・)に泊まって、ゆっくり夜の更けるまで飲みたかったのですが・・・このあとオーケストラは名古屋に来ます、って事はもちろん・・・って事で、少し心の準備も必要なんです、しかも名古屋-博多-名古屋のスケジュールを名古屋-名古屋-名古屋にするとか無謀な計画してますから、3日間名古屋って事で、それはもうとっても・・・・なんです、フーッ。

東京から新幹線の最終で帰り、土曜日は自宅でのんびり、日曜日からの襲撃に備えます。日曜日は三重県津市の公演があります。夜に名古屋へ戻ってきますから、宿舎のヒルトンへ行って打ち合わせをする予定でした。が、しかーし!三重県津市のコンサートはキャンセル(彼だけ)、そして昼にはお誘いの電話が・・・部屋を覗くと既に始まっていました、ワーオッ!

20101108a 20101108b

「ファルマン・ポストカード」 バンコクで作り始めたそうです、速いペースです、負けそうです。主翼は既に完成、胴体は側板2枚が出来ていました。製作は分厚い鉄板とマグネットで武装、小さなトランクはすべて模型関係のパーツや材料、時間の許す限りホテルのテーブルが彼の戦場です。いくら環境が変わっても、それを出来ない言い訳にはしません。

心地よい日差しが降り注ぐ快晴の名古屋、折角だからちょっとだけ材料補給とお嬢さんのお土産を買うため「栄」まで歩き、こんな人にもお世話になってしまい・・・

20101108c

名古屋の第1日目は終了です。

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