Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Piper Vagabond No.14 final article

2012-05-28 | PEANUT SCALE MODELS

Piper Vagabond そこから入るか!No.14(最終)

プロペラはいつもの方法で作って行きます。シャフトのピアノ線は0.5mmから0.6mmに変更しました。これは壁に当たった時の安全策と、重心位置もノーズが短いのでバラスト要の可能性がありましたから思い切って太くしました。シャフトは裸のままでパイプ無し、前後の固定のみです。前はバルサの瞬間補強、後ろは缶ビールのアルミ、ラジペンで微調整可能、付け根は極薄ガラス・クロスで補強。プロペラサイズは13cmとしましたが、このあたりが妥当な大きさでしょうネ。

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サイド&ダウン・スラストは長いピアノ線を使い、ノーズ・ソケットを胴体に付けた状態で調べます。ダウン・スラスト2度、サイドはそれよりちょっと少なめで設定しました。

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中央の小さなスピンナーはバルサ丸棒から整形、最終的には長さが少し足りないのが気に入らず、再度作り直しの計2個!塗装する前に気づくべきだったのよネ。

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シルバーの塗装が終わったらノーズ・ソケットに差し込み、ゴム掛け部分をラジペン2個使って曲げます。ここで失敗するとエライ事ですぅ、最初からやり直しなのだ・・・

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恐ろしくて計れなかった機体重量も5.6グラムと「ごく普通の子」になってしまいましたが、100秒の壁めざして調整です・・・

3ヶ月に渡って楽しませてもらったバガボンド君、今度は飛行会で一緒に楽しみましょ!

These photos are taken by Panasonic LUMIX DMC-LX3

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Piper Vagabond 5.6grams

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Piper Vagabond そこから入るか!No.13

2012-05-25 | PEANUT SCALE MODELS

GWも終わっちゃったし、スカイツリーもオープンしたし、金環日食も見れたし、そろそろ完成しないと・・・
もちろん最終章一歩前ですが、色々と気になる部分が出て来ます。夜毎コツコツと存在感の薄い小さなパーツと戦い、たとえそれが完成しても「アレッ、何処に付けたの?」って感じですからね。

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支柱はバルサを整形したら予備で作ってある白の紙を薄い糊で巻きます。紙が補強になりますから、バルサはかなり弱くっても大丈夫。でもサンディングする時、きれいな断面にするには硬めの方が簡単そう、ヘロヘロですと削りにくくて大変です。

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最初にV字を作ってしまう方法もありますが、実機は一応分かれていましたからそれに従って。先端は0.3mmの洋白線を埋め込んでおきました。イモ付けでも良いのですが、はずれる確率が高い事、それに今回はちょっとだけ上半角を減らしたい目的もありましたので、引っ張られても抜けない様に仕込みました。

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支柱で主翼を引っ張るのは1mm程度ですから、そんなに負荷はかからないと思いますが、最初の1本は緊張します。そして2本目はスイスイ、右が済めば左はスイスイ・・・翼のネジレに注意しながらほんの少し右受けました。

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エルロン・ホーンを作ります。薄いアルミかカーボンを使いますが、今回はアルミ・シートで。リブに上下からカミソリを突き刺し溝を掘ります。ホーンの角度が決まったら瞬間で固定。

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この機体やっかいなのは下面のワイヤー・リンケージが翼内ではなく支柱を伝っているので、面倒ですが途中にあるプーリーも作ります。指先で回すとシャーッと回りません、固定です!

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慎重にワイヤーを引っ張って作業終了。左が済めば右はスイスイ・・・

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尾輪の両側に取り付けるスプリングは垂直尾翼が付かないと位置決め出来なかったのですが、ここでやっと尾翼を接着します。恐らく1度や2度ははずして角差変更する事になりますから、ボンドで3個所だけ仮付け程度にしておきます。垂直を付けたらラダー・ホーンと一緒に尾輪を動かすホーンも付けて2本のスプリングを接着します。

大昔、本物ミニチュア・スプリングを付けてましたが、最近はその勇気がなく駄菓子屋さんにあったビーズ遊びの中に入っている原色の細いビニール・パイプに糸を巻き付け瞬間で固定した物を作っております、さすがにビーズ遊びはしません。

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「プロペラ作ったら終わりじゃん?」そう上手く行くとは思えないけど、先ずは完成前夜って事で。

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Piper Vagabond そこから入るか!No.12

2012-05-17 | PEANUT SCALE MODELS

エンジン・カウル下側の工作は、取り付けるパーツの重さ分だけ本体から切り取って重量増加をなるべく少なくします。そんなに上手くは行かないと思うけど、アドオンで行くよりダイエット出来ますから。

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次にノーズ・ソケットを実機と同じように切り抜きます。あと2個の穴を追加して周りを整形し、胴体にはめたら中が丸見えですね!穴の周りを黒くして、紙粘土のシリンダーでふさぎました、よけいな事ですが。

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終盤で一番やっかい、なおかつ一番神経を使う「窓ガラス」の工作へ!
まず型紙作る作業が面倒、接着剤なんか付けちゃって汚れるとやけに目立つし、いっそのこと無しで・・・って訳にもいかないし。図面上でおおかたのサイズを割り出し1枚作ってみます。これ一発でピッタリ決まれば天才!なんですが、まず無理。フロント部分の傾斜角によってサイドの窓が上に行ったり下に行ったり。窓のサイズより2ミリ程度大きくしますが、そのあたりを最終的にトリミングして行きます。今回3枚目でやっとそれらしい型紙が完成しましたが、5枚も作ればもっと完成度は上がるでしょう。

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胴体上部のガラスと接するラインは薄い色のサインペンでラインを入れます。グレーのサインペンを使ってますが、ペンじゃ無くても「まち針」でラインに沿って穴を開けていっても良いし、細い曲面テープを貼っても良いでしょう。
それに合わせてガラス内側の型紙を作り、黒の紙を切って貼り付けます。

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そのあと細い2本の丸材をV字に取り付け、型紙に合わせて切った窓フィルムを貼り付けます。フィルムの内側はアルコールで3回お掃除、指紋が付いていないかしっかりチェック。

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そして緊張の一瞬!

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両側サイドの一番後ろの部分を手で押さえながらキャノピーボンドで固定します。歪んだり何処か不自然にフィルムが浮いたりしていなければ今度は天窓部分の両側を固定。全体を見渡してフィルムの浮いたところが無ければそれでOK、浮いてしまったら追加で接着しますが、フィルムが波打つような状態なら最初からやり直し。

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フィルムの外側もアルコールできれいにお掃除し、機体と同色の細く切った紙をフィルムの周りに貼り付け終了。

主翼支柱を作って尾翼を取り付ければいよいよ完成ですが、最近怖くて秤に乗せていません?

自分の体重と一緒で増えてるんだろうなーきっと・・・

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Piper Vagabond そこから入るか!No.11

2012-05-10 | PEANUT SCALE MODELS

「タイヤだって作って欲しい・・・」

前輪は既にバルーン風タイヤが完成していますが、テールの小径ホィールも作らないとマズイでしょ!
ま、その前に手頃なサイズの在庫はないものか探してみます。こんな時、必ずと言って良いほど見つからないんですが、後から出てくるとショックですからネ。

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で、無いことが解りましたので、心おきなく部屋の中でバルサをリューターに挟んで回します。深夜だし、外は雨だし、静かにお仕事を進めます。そのついでにつや消し黒も塗っちゃいましょ。
タイヤの中央は1.5ミリの穴が開いていますので、そこへ熱で細くしたノイズレス・パイプを押し込み瞬間で止めます。両側にはポンチで抜いた銀色の紙を貼り付けます。

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テール・ギアもそれらしく作ります。写真ではこの機体に限って少し大きめなタイヤですから存在感が他の機体とちょっと違います。これに両側スプリングもどきのパーツをラダー取り付け後に付け足せば終了です。

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主脚の追加部分を紙粘土と葦のストローで作ります。残るはエンジン・カウル下側の工作。抜くかアドオンか一晩考えましょ!

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Festival clown of Japanese style "Chin-don".

2012-05-08 | HDR PHOTOS

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Festival clown of Japanese style named "Chin-don-ya".

The word Chin-don stands for the chin and don sound of the instruments.

http://en.wikipedia.org/wiki/Chindon'ya

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Japanese Holiday Season

2012-05-07 | HDR PHOTOS

The end of April through around May 7th is called "Golden Week" in Japan since there are many national holidays during this period.

People take a vacation and travel around the country or abroad, so tourist attractions in Japan are crowded during this time.

So I enjoyed this holiday season with silence alone.

20120507  My new toy "Dahon" folding Bike.

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Piper Vagabond そこから入るか!No.10.5

2012-05-04 | PEANUT SCALE MODELS

ダラダラと2ヶ月も遊んでしまったバガボンド君、久しぶりに緊張しないでメーターパネルの製作。

これって外で作っておいて最後にパネルごと貼り付ければ簡単なんだよね?

ピンセットを窓から差し込み、黒の薄紙に始まってメーターをひとつずつ貼っていくなんて、とても「匠」?のやる仕事とは思えないところが楽しめました、今日は全然疲れない・・・

こんな息抜きも必要でしょ!

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Piper Vagabond そこから入るか!No.10

2012-05-01 | PEANUT SCALE MODELS

エプソン・プリンター「強インク仕様」でコッテリ系の色を出したくても所詮薄い紙への印刷ですからインクの乗りにも限界があります。その上ドープ仕上げの紙ではなおさらですから今回は「素のままエサキ」にプリントです。しかし最初に白を吹いた時点で草色は濃くする運命にあったことも事実です。でも折角作ったんですから一応機体にあててみましょ。

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確かにこれでも良いのかもしれませんが、同じ機体が並んだ時のインパクトは?やはり・・・負けます!
そこで意を決して下に「吹き付け草」を重ねて切り抜きを始めちゃいました。 ま、こうなる事はおおよそ解っていましたが・・・10分で切り抜き終了。これで気に入らなければどーする?もう次に打つ玉が無いよね、ならばこれで迷わず進みます。

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なんだか無駄な事をしているようですが・・・自分で決めた道ですから?

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これで上が薄い色、下が濃い色の豪華2枚重ね仕様です。そして薄い方は剥がしてゴミ箱へ・・・

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ん?何か変だ!1枚抜けてますネ「-」がっ。

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一応これで完了です、ふーっ・・・

そして悶える午前2時、何と主翼の裏側にもナンバーあるやん!

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上面はどう見ても入ってないんですが・・・この角度の写真しかありません。

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そこでもう一度ネット検索のお時間。色々な写真を20枚程集めましたが確かに主翼左下面にはナンバーが入っています、それも胴体のサイズとは違って大きく、その上こいつちょっと太いぞ、なんてこったい。

そんなの用意してません、忘れてました。検索中に同じピーナッツ、同じ塗装の機体がヒット。これには上面にもナンバーが入っています。益々迷うぞ、うーんどーする。

そこで直接その機体を製作した人にメールしちゃいます、知らない人ですが。

「あなたの作った機体と同じ機体を作っていますが、主翼上面にナンバーの入った写真持ってますか?」実機写真を見れば納得です。ま、返事が来れば解りますから。

翌日、製作者のトム・アケリーさんから早速メールが届いていました。「上面の写真を探して送るからちょっと待ってくれ」とのことでした。そして数時間後、「私の間違いでこの機体の主翼ナンバーは左翼下面だけで上面は入っていなかった、スマン」という返事が届きました。

通常アメリカの「Nナンバー」は主翼上面右側、主翼下面左側にナンバーを記入する事になっています。そして下面にナンバーのある写真を見つけたので恐らく上面にも入っているはずだと解釈してしまったようです。この機体は「Gナンバー」イングランド仕様ですから下面だけしか記入しなかったのか、そのあたりは謎です。
時間があれば実機製作者に尋ねるのが一番の近道ですが、ここは証拠写真の通り下側だけ入れることにします。

もう一度パソコンで主翼用だけ描きましょ、面倒ですが、ここまで来ちゃったんですから、ぐだぐだ言わず。

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同じく切り抜きます。ちょっと文字が大きい分だけ簡単。そしていつもの方法で主翼下面に貼り付けます。

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もー無いよね、グリーン使うところ?黒のサインペンでラインを入れ終了。

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今度はメーターパネルを1日仕事で済ませましょ、草色との格闘終了。

草色つながりで、緑のきれいな・・・

20120430o  Antique shop in Takayama Gifu

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