Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

真面目にLederlin 380L"Flying Flea" 再開編 No.8

2017-04-21 | PEANUT SCALE MODELS


「さて、問題はここから、天窓処理どーするんだろ・・・」

うん、何とかしましょう、ここまで来たんですから。

「窓は天井とツライチにして何事も無く貼りついてるイメージで作るぞっ!」なんて考えてたんですが、天井部分は曲面を出すためにちょっと厚めのバルサを使っています。それ故室内からその作業をするには大変だということがわかりました、今頃。

ですから少し段差はできますが、薄手のフィルムを使って窓枠ギリギリに切り出し、ストライプ状の薄紙でその周りをとめる・・・まあこれですね、無難なのは!





3Mの55を吹いた黄色の紙を天井に貼り付けます。サインペンでアウトラインを描いたら剥がします。





今度はそれをトレースしてタミヤのプラ板で作ります。窓に落とし込んで隙間ができないようにサンディングしながらピッタリと収まるようにネ・・・





窓に使用するフィルムにそのプラ板を使ってサインペンでラインを入れます。






切り出したフィルムはサインペンのラインの外側で切り、シンナーでふき取りました。それを一度窓にのせてみます。

窓のサイズよりほんの少し大きくなっていますからイイ感じで乗っかっています。





窓が曇ったりしないように瞬間は使わず四方だけ薄めたフィルム・ボンドを1滴、フィルムにはみ出さないように・・・
まあ、はみ出したとしてもどこからでも自由に手が入り、簡単に拭くことはできますけど。

もう一度プラ板のテンプレートで、胴体に貼った残りの白い紙をカッターナイフで切り取ります。切り抜いた部分が必要ではなくその外側を使って幅3ミリ程度の白のストライプ・テープを切り出します。リング状に出来上がった紙の裏側には3Mの77をスプレーしてあります。これを窓枠として貼り付けます。


文字で書くとこれだけのことなんですが・・・薄いフィルムの中心が凹まず、美しく貼るとなるとかなり神経使います。見た目だってそんなにおかしくないし・・・ でも本当は室内から何らかの加工をし、この窓枠テープを貼らずに済ませたかったのであります。


そしてこの後、良く考えたらフロント・ガラスも大変なことに気づく、今頃。

当然最初にテンプレート必要みたいだし、黒の紙貼るでしょ?それから前翼の角度調整するロッドつけるでしょ?しかもそれを動かして飛行調整出来る様にするでしょ?下のほうにタンク・キャップもついてたみたいだし、今夜はもう考えないことにしましょ。


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真面目にLederlin 380L"Flying Flea" 再開編 No.7

2017-04-16 | PEANUT SCALE MODELS

デカールの印刷をするためにアルプスのプリンターを出して準備するか?、それともブラシで紺色の紙作ってそれを切り抜くか?
面倒だと思ったらどっちも出来ないし、簡単だと思ったら今から始められる・・・・

紺色はそんなに難しくない、プラカラーの在庫はあります。こちらのほうがちょっと遠回りですが、すぐにでもブラシが出来る状態でしたのでこっちで行きます。上手く切り抜けなかったらデカールで印刷しましょう、でも細かな作業もたまにはしないとネ・・・

前回の「パソコンで文字とラインはどのようにして作るんですか?」というおたずねがありました。図面をスキャナーで取り込みましたら、「イラストレーター」で間違いなく図面が原寸かを確認し、そこにレーヤーをかけて使えそうな実機の写真を貼り付けます。図面と写真のサイズを同じにして文字とラインを作ります。文字は似た様な物があればそれを打ち込んでからアウトラインをかけ、直せるところは修正していきます。修正作業が大変なら最初からラインで文字を作ってしまったほうが早い場合もあります。パソコンの画面上ではこんな感じで作業しています。





途中でフランスからの会報が届いたので小休止。カーティニーさん、いつも有難うございます。
それにしてもエンリケさん出ずっぱりやん!





さて、データがありますからもう一度中のブルーを抜いた細い線の文字に変換してそれをカッターで切り抜きます。文字を切り抜く前にストライプを練習で切ります、これが出来ないと文字は無理ですネ!





メインのストライプを貼ったら文字を切り抜きます。





最初は失敗が多くて醜い「P」が沢山出来ましたが慣れてくるにつれて何とか見られるような文字が切り出せます。

そして勇気を出して貼ってみます・・・ 作り直しの心配が無ければ下の細いラインもやっちゃいます。





全体が小さな胴体の上に文字やラインも小ぶりで控え目ですからまあこんなもんでしょう。



これが終わったら「天窓工作」始めます!!!



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真面目にLederlin 380L"Flying Flea" 再開編 No.6

2017-04-14 | PEANUT SCALE MODELS

真面目なわりにはスローペース・・・

白を吹いたものの塗料を薄くしたのでこれだけ見ていると大丈夫?とか考えちゃいますが、素の紙と比べると立派に色がついています。ですからここで止めないと厚塗り塗装でずっしり重くなります。素材が濃い色の場合にもそれを隠蔽するため厚めに塗装しちゃいますが、そこはぐっと我慢して全体のバランスが崩れないようにします。部分的に「濃口ソース」というのも逆におかしなものです。





後翼だけ一度はめてみます。天窓からは後翼がかなりの部分で見えちゃいますから、この部分だけは紙を剥がして取り付けることにします。





天窓部分はブルーの紙貼って済ますこともできないわけではないけれど、せっかくここまで抜いてしまった窓ですからお約束どおりフィルムを貼る事にします、かなり面倒な作業ですけど。
そうと決まればカッターを入れて切り取ります。バルサ抜いたのにほぼ同じ重さのフィルムを貼ることになっちゃいました。





ブルーの文字とストライプもパソコンの中で進行中ですがコピー用紙に印刷してサイズや位置合わせをしてみます。





「かなり狂ってまーす!」ですね・・・
修正して白地デカールに直接印刷することも可能ですが何かインパクトが弱そうで、いっそのことブルーの紙を作って切り抜いたほうが説得力ありそうな予感。



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