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主翼を結合します。このとき上反角をどれくらいにするか?ちょっと悩みます。そんなに必要とは思えませんからここはお付き合い程度で片翼5mmあたりでしょうか。
胴体側のマウント部分はかなり広いんですが主翼と接着できるのは前縁と後縁の2箇所のみ、保険でスパーの部分も接着しないといけないかも・・・
これでバルサのお仕事は終了です。エンジンのシリンダー、タイヤ、ストラットなど小物が残ってますが、紙貼りしてから作ることにします。
とりあえず「ここまで出来たぞ!」の記念写真。
そしてまったく当てにならない今現在の体重測定もしておきます、どんどん増えていくんでしょうが。
これからの過程で何が機体を重くしているのかをおぼろげにではありますが知ることは出来ます。
何機もピーナッツを作ってくるとこの段階で完成重量が見えてくるのは不思議です。
で、どんな見え方?・・・・ 4gは無理、5gは切れそうかも、6gには絶対にならない!
えっ、誰でもわかると!
久しぶりにアルプスMD5500を引っ張り出します。黄色は「強インク」エプソンのインクジェットですが、黒のみアルプス君の出番です、それにしても長寿です、まだ動きます。今では「デカイ、遅い、うるさい」と三拍子揃ったプリンターですがインクリボンのコントラストには勝てません、エッジはカミソリの切れ味。
早速胴体から貼ります。昔ほど勇気が無くなったせいか最近一度に貼るスペースがなんだか小さくなってきましたね、お客さん。
皺をコントロールするのはそんなに難しくはありませんが、あまりやり過ぎるといろんな所にダメージが出そうで・・・
無理しないのは大人になったから?
まあ大きな問題も起こらず胴体は終了しました。余勢で翼も貼っちゃいます、シンプルな矩形翼ですからこちらも問題なし。
3.26-2.31=0.95 紙貼り終了時の秤にはプロペラ・ブレードが乗ってませんからその重量0.35を足すと1.3。
使った紙の重さが糊の重さも含めて1.3gだったことがわかります、これは頑張っても頑張らなくってもごく平凡な数値だと思います。
ちょっと休憩したら小物を作ります。ソフトバルサに極細アシのストローを差し込んで必要最小限の・・・
ちょっと頑張って軽量タイヤを2個、一晩でここまでって効率良いのか悪いのか・・・
どんな感じ?か雰囲気を見たりして。
そろそろ重心位置が心配になって来る頃です。ノーズが長くテールが短いこの機体、プラスチック・ペラなら程良いバランスなんでしょうが・・・
そうなるとシリンダーは可能な限り軽くしないと大変なことになりそう。
金属は使わない! となればそれなりに考えないと。
存在感は必要なんでしょうがそれに比例して重くなることも事実。シリンダー接着部分の見えないところはえぐり取って足した分だけ引き算しながら。
イモズケの予定が埋め込んで接着後に胴体頭からリュウーターで不要な部分をオヤノカタキのように削り落とします。
ストラットも接着は胴体側のみ、下部はフリーです。
翼間支柱もシンプルに、でも紙は貼ってます、そうしないとバルサだけじゃ持たない強度。
図面を信じて「このあたり」に接着します。これで翼の取り付けがかなり頑丈になりました。
尾翼の細い支柱はテスト飛行後に付けても良いんですが仮付けという事で・・・
左右非対称になりませんように!
「苦労の跡」が少しは見えると思いたい・・・
極薄フィルムで風防も完成、もうそろそろ終わりにしたいのであります。
頑張った証? この状態でゴムを積んでみると? まだまだ「アタマガオモイ」というお告げがありそう・・・
ゴム増やしても重心移動はそんなに期待できないし、主翼5mmくらい前に出すとか? もう無理です!
何とか折り合いを付けて飛ばします。壊す前の記念写真。
「ギャナゴビー」なかなか作り応えのある機体でした、ありがとう・・・
テスト飛行では1.4mm幅32cmループ、重さはアルミリングを含めて約1.1g。2.000回巻きの1.300あたりで飛ばしました。