Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Granger Archaeopteryx No.20

2013-04-16 | PEANUT SCALE MODELS

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アーケオ君は無事に完成し、次の機体に取りかかっていたある日1通の海外郵便物が・・・
ビル・ハンナンさんからです。

内容を確かめる為に「Detailed Description」を見ます。「Souvenir Plaque」って何だ?

スーベニール=お土産は解るんですけど「Plaque」って何よ。

調べてみます:
1.(金属・焼き物・ぞうげなどでできた)額,飾り板.
2.(事件・人物などを記念するための金属または石製などの)銘板,刻板.
3.【不可算名詞】 【医学】 歯垢(しこう).

まさか3番じゃないと思いますヨ、もしこれだったらイヤです!

段ボールに挟まれ丁寧に包まれた包装紙を開くと中から1枚のアルミ製銘板が出てきました。ハンナンさんが1950年代カリフォルニアのバーバンクに住んでいた頃からの友人、オットー・クーニー(Otto Kuhni)さんの絵があしらわれた無尾翼機コンテストの参加記念プレートでした。

オットーさんと言えば芸術的なピーナッツ図面や会報の表紙イラストなど多くの傑作が記憶に残っています。彼の作ったCo2エンジンのリリエンタール機も印象に残っています。もちろんそればかりではなく、彼の描いたイラストや絵画、機体写真はハンナンさんの本にも多く使われ、ダイキャスト・モデルの箱絵を始め、プラモデル・メーカー「ウイリアムス・ブラザース」のパッケージ・デザインも担当されていました。

そんなオットーさんがまさかアーケオ君の絵を描いていたとは・・・・ピーナッツ製作中は実機写真を色々な角度で見続けていた私にとってはもうお腹一杯な状態なんですが、それを忘れさせる程の衝撃を受けてしまいました。

「この角度から見るとこんな感じでしょ!」ってこの機体の一番美しいアングルを探し出して描かれた1枚の絵は、色使いやラインのタッチ、そこから感じる機体の美しさを表現する技は紛れもなくオットーさんのものです。

「あなたが持っているのがふさわしいと思う・・・」と小さな紙に書かれたハンナンさん自筆の添え書きと一緒に、本当に私が持っているのがふさわしいかどうかは別として、素直に「有り難うございます!」と返事を書きました。

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Granger Archaeopteryx No.19

2013-04-01 | PEANUT SCALE MODELS

ひとまず区切りで、アーケオ君、完成!

長い歳月を費やしたのは事実でありますが、実労期間?は6ヶ月あまり、そのうち正味2ヶ月ってところです。その間に完成した他の機体は一体何機あったのか・・・・不明。

それでも執念で飛ぶ状態にまでこぎ着けました。未完成の機体がひしめく中、ここは素直に「おめでとう」でしょ!

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