「パソコン2022年問題?」
昨年の暮れも押し迫った11月末、ピーナッツの資料や写真データを保管している1台のPCが不安定になりました。すべてのデータは別のハードディスクに保存してありますから消えて無くなる心配はないのですが、思うように動かないと落ち着つかない。そしてそれに感染したかのように並んでいる隣のPCも不安定、いや立ち上がらなくなりました、それも12月31日の大晦日・・・
2022年の呪いか?
2台共同じDellのPCで1台はWindows7、もう1台はダウングレードのXP、どちらも年代物ではありますがサクサク動くし、どうしても必要な時だけネットワークに繋ぐことはありますが普段はインターネットとは無縁の世界。せめて1台でも救出することが出来るなら・・ってことで元旦から分解作業を始めました。
最初の1台はこんな状態からスタートし、最後にはブラックアウトしちゃいました。グラフィック・カードなんか使ってないPCなので最悪マザーボードごと取り替えないと無理かも、しかし今時こんなの売ってるお店なんかありません。そしてもう1台の方はバイオスが不安定でOSまでたどり着けない、Windowsが立ち上がらない状態ですからこちらも問題色々ありそうな予感。
ま、そんなわけで目指せ「ニコイチ」!
分解すると埃だらけ、まずは掃除機できれいにします。
バックアップの電池を取り替えて・・・
スイッチ部分を分解掃除してから2台のハードディスクを取り替えますが、立ち上がらない7のハードディスクが問題あり!でした。
2テラ3テラの時代ですから電気街で容量の小さなものを探すことは困難。ネットで購入した320GB、これで十分、データ入れませんから。ハードディスクの載せ替えでXPの方はなんとか元通りに復活しました、そして7の方は新しいハードディスクにOSインストールしてこちらも復活、今のところ問題なく動いています。
で、普通はそこで終わるんですが・・・「7」「XP」と来たら「98」でしょ。クローゼットに放置されてる98マシーンも一度動かしてみたくなる。CDロムが不安定だったけどあれからどうなったか・・・一緒にお掃除します。
もう忘れ去られたメーカー「ソーテック」、格安パソコンのソーテックはオンキヨー株式会社が販売していたパーソナルコンピューターのブランド名でした。20年ぶりでしょうか、電源を入れるとちょっとファンがうるさいけど今でも元気でした、これを使って何かをすることはありませんが。
蘇った3台、もう少し使えそう。ネット関係は2台のリンゴ君がありますので不自由しません。
「Wittman Tailwind」
チェコの模型雑誌編集者よりスティーブ・ウイットマン氏が設計した「テールウインド」の記事を書くにあたり、その中でオレンジ色の「テールウインド」実機写真を使うので同色の我がピーナッツも一緒に紹介したいということで写真の依頼がありました。
使われていた実機写真は私が製作した頃から少し変更されていますが違和感の無い色なので安心しました。最後にある2枚の写真が「ピーナッツ・テールウインド」です。
「スチレンペーパー」
0.5ミリのスチレンペーパー、最近では入手困難だそうです。その切れ端を頂きましたので何か作ろうと思い・・・
軽くて薄い!強度的には期待薄? これを使って翼を作るとなると限界サイズを最初に考えないと簡単に折れてしまいそう。飛行に耐える程度の大まかな主翼のサイズが決まったらそれに見合った尾翼を切り出し、バルサの胴体を「こんな感じ」で作れば後はプロペラユニット。しかしプラスチックのペラではさすがに重い。テールを伸ばしてバランスとれば? あまりしたくない。それなら、ちょっと頑丈なバルサのペラでも作りましょう。
忘れてしまったところから始めますが、こんな感じで良かったんでしょうか・・・
ブレードのサイズは適当、ピスタチオ機程度です。最近このお仕事してませんからリハビリになってるかも。裏側の紙を貼り付ける糊(グルーイットを水で薄めたもの)の濃さとか忘れてしまいました。今迄と違って木目はちょっと変更しました。
一晩乾燥させたらテープを剥がします。
裏側の紙はいつも使ってるものじゃなくエサキの白。
どうして3機分も必要なの? スチレン切り出し過ぎて翼は売るほど出来てしまいました、ですから本来3機分じゃとても足りません。
プロペラ・ハブのガイドとして黒のラインはそこだけ残しておきます。ブレード重ねてマチ針で穴を開けて溝の位置は決めています。
細い竹ヒゴを差し込んで瞬間で接着、もちろん空中ジグ(jig)じゃなくてそれなりのジグは使ってますよ。
そして数ある翼の中から良さげなのを選んで先ずは1機完成です、ミニインドア練習機にはなりそうかな・・・もう少しテールを長くした機体は2グラムを超えます。部屋の中で飛ばすにはよろしいかも。
一番軽く完成した機体はこんな感じ、そして最終的には5機も出来てしまいました。
「ケブラーの糸」
良く使うケブラーの細い糸が無くなってしまったのでネットで発注しました。
安かった中国へオーダーしたらオランダから航空便で到着しましたが送料3ドルって大丈夫なの?
実は日本製で「産地偽装」とかないよね? 「中国製と偽って日本製を売る」そんな時代になったらどうしましょう。
3本の糸を編んで1本にしています、1/3で十分ですね。500メートルx3・・・使い切るのは絶対無理です!
「バルサ」
ちょっと良さげはバルサを見つけました。使い方さえ間違えなければ「上トロ」になるかも?
0.8mmですからサンディングしてプランク材に使えないかな?
「最後に」
色々と雑用があったりして忙しかった1月はあっという間に終わり今年も2ヶ月が過ぎようとしていますが、何か「まともな機体」作ってるんでしょうか。
これなんか「まとも」ですが・・・「アルップ」に見えません?
もちろんこんな細かな作業も継続中です、こつこつと。
「紙貼る前から角材が歪んでますよ」とか言わないでください。
そしてこんなのも完成してます。
春よ来い・・・
昨年の暮れも押し迫った11月末、ピーナッツの資料や写真データを保管している1台のPCが不安定になりました。すべてのデータは別のハードディスクに保存してありますから消えて無くなる心配はないのですが、思うように動かないと落ち着つかない。そしてそれに感染したかのように並んでいる隣のPCも不安定、いや立ち上がらなくなりました、それも12月31日の大晦日・・・
2022年の呪いか?
2台共同じDellのPCで1台はWindows7、もう1台はダウングレードのXP、どちらも年代物ではありますがサクサク動くし、どうしても必要な時だけネットワークに繋ぐことはありますが普段はインターネットとは無縁の世界。せめて1台でも救出することが出来るなら・・ってことで元旦から分解作業を始めました。
最初の1台はこんな状態からスタートし、最後にはブラックアウトしちゃいました。グラフィック・カードなんか使ってないPCなので最悪マザーボードごと取り替えないと無理かも、しかし今時こんなの売ってるお店なんかありません。そしてもう1台の方はバイオスが不安定でOSまでたどり着けない、Windowsが立ち上がらない状態ですからこちらも問題色々ありそうな予感。
ま、そんなわけで目指せ「ニコイチ」!
分解すると埃だらけ、まずは掃除機できれいにします。
バックアップの電池を取り替えて・・・
スイッチ部分を分解掃除してから2台のハードディスクを取り替えますが、立ち上がらない7のハードディスクが問題あり!でした。
2テラ3テラの時代ですから電気街で容量の小さなものを探すことは困難。ネットで購入した320GB、これで十分、データ入れませんから。ハードディスクの載せ替えでXPの方はなんとか元通りに復活しました、そして7の方は新しいハードディスクにOSインストールしてこちらも復活、今のところ問題なく動いています。
で、普通はそこで終わるんですが・・・「7」「XP」と来たら「98」でしょ。クローゼットに放置されてる98マシーンも一度動かしてみたくなる。CDロムが不安定だったけどあれからどうなったか・・・一緒にお掃除します。
もう忘れ去られたメーカー「ソーテック」、格安パソコンのソーテックはオンキヨー株式会社が販売していたパーソナルコンピューターのブランド名でした。20年ぶりでしょうか、電源を入れるとちょっとファンがうるさいけど今でも元気でした、これを使って何かをすることはありませんが。
蘇った3台、もう少し使えそう。ネット関係は2台のリンゴ君がありますので不自由しません。
「Wittman Tailwind」
チェコの模型雑誌編集者よりスティーブ・ウイットマン氏が設計した「テールウインド」の記事を書くにあたり、その中でオレンジ色の「テールウインド」実機写真を使うので同色の我がピーナッツも一緒に紹介したいということで写真の依頼がありました。
使われていた実機写真は私が製作した頃から少し変更されていますが違和感の無い色なので安心しました。最後にある2枚の写真が「ピーナッツ・テールウインド」です。
「スチレンペーパー」
0.5ミリのスチレンペーパー、最近では入手困難だそうです。その切れ端を頂きましたので何か作ろうと思い・・・
軽くて薄い!強度的には期待薄? これを使って翼を作るとなると限界サイズを最初に考えないと簡単に折れてしまいそう。飛行に耐える程度の大まかな主翼のサイズが決まったらそれに見合った尾翼を切り出し、バルサの胴体を「こんな感じ」で作れば後はプロペラユニット。しかしプラスチックのペラではさすがに重い。テールを伸ばしてバランスとれば? あまりしたくない。それなら、ちょっと頑丈なバルサのペラでも作りましょう。
忘れてしまったところから始めますが、こんな感じで良かったんでしょうか・・・
ブレードのサイズは適当、ピスタチオ機程度です。最近このお仕事してませんからリハビリになってるかも。裏側の紙を貼り付ける糊(グルーイットを水で薄めたもの)の濃さとか忘れてしまいました。今迄と違って木目はちょっと変更しました。
一晩乾燥させたらテープを剥がします。
裏側の紙はいつも使ってるものじゃなくエサキの白。
どうして3機分も必要なの? スチレン切り出し過ぎて翼は売るほど出来てしまいました、ですから本来3機分じゃとても足りません。
プロペラ・ハブのガイドとして黒のラインはそこだけ残しておきます。ブレード重ねてマチ針で穴を開けて溝の位置は決めています。
細い竹ヒゴを差し込んで瞬間で接着、もちろん空中ジグ(jig)じゃなくてそれなりのジグは使ってますよ。
そして数ある翼の中から良さげなのを選んで先ずは1機完成です、ミニインドア練習機にはなりそうかな・・・もう少しテールを長くした機体は2グラムを超えます。部屋の中で飛ばすにはよろしいかも。
一番軽く完成した機体はこんな感じ、そして最終的には5機も出来てしまいました。
「ケブラーの糸」
良く使うケブラーの細い糸が無くなってしまったのでネットで発注しました。
安かった中国へオーダーしたらオランダから航空便で到着しましたが送料3ドルって大丈夫なの?
実は日本製で「産地偽装」とかないよね? 「中国製と偽って日本製を売る」そんな時代になったらどうしましょう。
3本の糸を編んで1本にしています、1/3で十分ですね。500メートルx3・・・使い切るのは絶対無理です!
「バルサ」
ちょっと良さげはバルサを見つけました。使い方さえ間違えなければ「上トロ」になるかも?
0.8mmですからサンディングしてプランク材に使えないかな?
「最後に」
色々と雑用があったりして忙しかった1月はあっという間に終わり今年も2ヶ月が過ぎようとしていますが、何か「まともな機体」作ってるんでしょうか。
これなんか「まとも」ですが・・・「アルップ」に見えません?
もちろんこんな細かな作業も継続中です、こつこつと。
「紙貼る前から角材が歪んでますよ」とか言わないでください。
そしてこんなのも完成してます。
春よ来い・・・