Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Pegna P.C.1 No.8

2021-04-25 | PEANUT SCALE MODELS





完璧とは言わないまでも想像していた雰囲気とかは表現することが出来ました。重量に関してはテール部分を軽量化していればもう少し幸せな気分になれたんじゃないかと思います。垂直&水平を作り直せばノーズに積み込むウエイトの量は間違いなく減らすことが出来ます。でもまあ、今回は許容範囲でありますから、もう一度作るとしたらそのあたりを注意することにしましょう。

しかし壁にドカンと行ったらどこか壊しそうでコワイ・・・

完成記念写真です。























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Pegna P.C.1 No.7

2021-04-21 | PEANUT SCALE MODELS

残るお仕事はプロペラ、それに操縦士の塗装ですね。恐る恐る主翼の重心位置あたりを両指で支えてみます。そんなにテールヘビーじゃないと思いますが、間違ってもノーズヘビーになることはありません。これで心置きなく頑丈なプロペラを作れそうです、インドアでは壁に当たってそのまま垂直落下が一番の恐怖です、なんとかそれに耐えられる強い子であればいいと思っています。しかしこの尖ったスピンナーは間違いなくへこみますな。衝撃吸収ウレタンフォームで作っても良いけど、表面加工できれいにしたら同じように傷が付くでしょうね。そんなことを考えながらとりあえず命がけの操縦士の色塗りでもしますか・・・





顔以外はかなり雑です!小さなコックピットから見える範囲は限られています、おそらく大部分は切り落とされる運命です、でも足らないと後から大変ですから。





もうちょっと「ねこ背」にしても良いのかな???背中に切り込みをいれて前傾姿勢にすることも出来ますが、そこまで必要ないとも思います。じっくり覗けば見えるけど、なんとかなるでしょう。





一昔前は大げさなパレットを使っていましたが、最近では100均のプラ製を愛用。このパレットは肌の色専用ですから前回の残った塗料をシンナーで溶かせば何度もそれなりに使えます、全体はおかしな色になったら処分出来ます。





こんな程度でやめておきましょうね・・・





どちらかといえば塗装よりこちらのほうが神経使います。リューターで塗装前に削っていますが、もう一度無駄なぜい肉を落としています。胴体を首のあたりは瞬間で固めていますからか強度あり過ぎなのでとことん薄くします。





一応納得の重さになりました。不要な部分はこれから切り落とします、ですからもう少し軽くなるはずです。





この角度から見たらお洋服は必要なし!みたいな感じですが、上から覗けばそんなわけにはいかないのです。





ウインドシールド忘れてました!
シルバーに塗装したフィルムを細く切って貼り付けます、小さくて面倒なお仕事です。





これでキメます!!!





シールドの下部分に2ヶ所のツメを作り、胴体にそのツメを差し込んで固定しています。





プロペラもつつがなく?完成。ブレードの形でちょっと迷いました、過去に使用したテンプレートで成績がよろしかったのでこれに決定しました。だからといって今度も飛ぶとは限りませんけど・・・
「流石に重いけど掛け2で7グラム、ちょっとご祝儀で7.5グラムってところでしょうか・・・」なんてこのブログのNo.4で書きましたが、まさにその通りになりました。これでテールヘビーですとプラス0.5gってところですね。





これで一応まとまったノーズ部分。

なんだか折りペラ(folding prop)にしたい気分です、壁に当たって壊しそうです。


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Pegna P.C.1 No.6

2021-04-16 | PEANUT SCALE MODELS



塗装でいつも問題になるのが資料と写真です。完璧に揃っていればなんの不安もありませんが、いつもそんな機体ばかりじゃありませんし、古典機になってしまえばモノクロ写真が当たり前です。
この機体も資料や写真に乏しく正確なものが見つかっていません。当時のイタリア機であればおそらく全身赤だったであろう・・・ぐらいのものしかありません。ですからここはちょっと冒険して「空想の世界?」でカラー・ドキュメンテーションを考えてくれたボラーレ・プロダクツのジョージ・ブレッドホフト(George Bredehoft)さんの考察を尊重して使わせてもらいました。
こちらの記事は非常に良く出来ていて参考になりますので、ぜひ翻訳なんかして読んでみてください。

Pegna P.C.1 – DOCUMENTATION


心変わりしないうちにまずは主翼を胴体に差し込んでみます。紙貼り前はクリアランス・ゼロで押し込みましたが紙を貼ったら以外にスルリと入りました、引っかかる所が無くなったのかもしれません。ま、良いことです。前縁と後縁をピンポイントで接着したら差し込んだ部分の段差を無くすために5mm幅のテープ状に切った紙を貼っておきます。主翼の裏側は必要ないかな?と思いながらこちらにも貼っておきました。





白は胴体側面だけマスキングしてから吹きました。赤とグリーンのイメージは? 





垂直尾翼で確かめながら・・・グリーンはもう少しマットにしたほうが良かったみたい。





これはシルバーを吹く時のマスキングですね。
そんなこんなで塗装は進みます。マスキングのテープが浮いてたりするとギザギザハートになったりしてへこみます。昔はシンナーで全部拭き取ってからもう一度塗装したことがありますが、今はそんな元気ありません!見なかったことにします。
それでも気になる時は修正してるんです、手間と時間をかけずシンプルに・・・





白、赤、グリーン、シルバーの順で吹いたら問題の胴体側面です。ここをブラシで加工する腕もありませんから木目模様を印刷した紙を貼ることにします。下地の紙を剥がして貼ることも出来ますがかなりリスキーです。紙の裏側を可能な限りサンディングして3Mのスプレーボンドじゃ重くなりそうなので、大量の水で薄めた極薄のノリを使って貼りました。





白ベースとなりますから木目の感じはこの方が正解だったかもしれません。ちなみに木目の模様や色合いは6種類も作りました(徒労?)。





色のバランスとかコントラストは良くなりました。恐ろしいのは重量増加だけですね・・・





ノーズにあるラジエター部分はどうしよう。この曲面に直接ライン入れるのも勇気が必要ですし、そもそも同じピッチでテーパー上にライン入れるなんて私には無理!
そこで何種類かサンプルを作って実際に乗せてみます。みんな同じように見えますがラインの太さや間隔が全部違います。





ゴールドを吹いた紙に問題なく使えそうなラインを印刷しました。この曲面に1枚で貼るのも絶対に無理!結局4ピースにして貼りました。





雰囲気は良くなりましたね。





オープン・コックピットですから操縦士も必須科目?です、紙粘土で作ります。顔の部分だけプラモデルから拝借、それ以外はいつもの爪楊枝と綿棒の共同作業。上半身はかなり雑ですが、まあ見えないし・・・





座ってもらいます。うーん座高が高い! 何度か調整しております。





まあ、こんな感じでしょうか?ってところまで来ました。





そろそろ完成が近づいてきました。嬉しくもあり、不安でもあり・・・飛ぶんですかね???





スピンナーとプロペラ作ります、あと操縦士も塗装しなくちゃね!




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