Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

ANBO-41 Lithuanian Air Force リトアニアの星 No.2

2018-10-10 | PEANUT SCALE MODELS





主翼にも赤のラインを入れてみますが、こちらは「どうしてもこの位置に入れないと!」いけない箇所と、「もう少し間引きしたら?」の駆け引きですが、結局この赤のラインのまま行くことにしました。





主翼のリブ用バルサを切り出します。前縁&後縁材とスパーを選ぶ時も3本のバランスが取れていないとね。そちらのほうが本当は重要だったりします。





リブ上面のパーツを切り出します。
数本折ってみてそんなに弱くなきゃ大丈夫。





同じ切り出したバルサから下面の角材も切り出します。
角材とリブが揃ったら、いよいよ興奮の始まり・・・





前・後縁共かなりソフトなバルサなので少し太めですが、ここは我慢して。





ちょっと変則的な組み方です。ここまで進んだら前・後縁のエッジに沿ってクリヤー・フィルムを切り取ります。





それを裏返したら同じ位置に同じものを組み立てます。これでアウトラインとリブの位置は左右の翼で一致します。





出来ることならこの状態で外側だけサンディングしておくと気分的にスッキリするかも・・・
でも壊しちゃったらいけません!





スパーもこの状態で同じ位置に接着してしまいます。
それからフィルムに2枚が重なっているどちらか1枚をはがします。





そしてもう一度図面上でリブ上面を追加します。

中央部分とか翼端の処理とか、今は考えないようにします。





上面のリブはサイズの同じものを2本作って、左右一緒に接着していきます。





中央のへこんだ部分は後縁材と同じバルサでそれなりに・・・
実機写真を見てみるとセンターリブの後端、パイロットの頭上部分には小さなメーターが取り付けられていますから、後縁の厚みはそれほど薄くなっていないと解釈して、中央だけ敢えて薄くしませんでした。





翼端はソフト・バルサのブロック。一応お約束で中は肉抜きしてみました。





主翼を取り付ける場所にはピアノ線が差し込まれることになりますから、そこにもバルサを埋めておきます。同じように左右の支柱が取り付けられる場所とかにもね。それ以外は翼端ぶつけると外れそうなしわ寄せが来るような場所に三角材を追加しました。





薄刃のカミソリをU字に曲げて瞬間とテープで止めたら後縁の必要箇所をカットしておきます。ピッチが狂うと見苦しいのでサインペンでラインを引いておきます。





これで主翼は完成! 今度は難解な胴体を作り始めます。


Comment

ANBO-41 Lithuanian Air Force リトアニアの星 No.1

2018-10-06 | PEANUT SCALE MODELS





”Facebook”でお友達になったリトアニアのErnestas Dambrauskasさんとのコンタクトで、昨年この機体を作ることになり、その製作工程は”Facebook”上で紹介し、その後は放置されていました。この機体を製作中に撮った写真は1.200枚程ありますが、ピックアップした写真と製作記事を一緒にしてこちらのブログにも掲載することにしました。
記憶に留めておく意味も込め、そしてリトアニアに愛を込めて・・・





通称Ernest Damさんはリトアニアのインドア競技機スペシャリストで、現在は仕事の関係でノルウェーに住んでいます。フェースブック内のスケール模型サイトで世界中のスケール機が紹介される中、我が国の機体がまるで出てこない、空軍国籍マークも誰一人知らない・・・そんな無名ではあるけれど、リトアニアの航空設計者アンタナス・ギュスタスティス(Antanas Gustaitis )が設計し、リトアニア国内で量産されたアンボ41(ANBO 41)をぜひ作って紹介してほしいという依頼でした。そしてトドメに1冊の本が送られてきました。
スケール・モデルを趣味とする人達は超人気機種もこぞって作りますが、超不人気機種もしくは誰も知らないような珍しい機体ばかりを探し出して作るマニアも多くいます。やはり人気機種となると軍用機ではマスタング、民間機ではパイパー・カブあたりが長者番付のトップに君臨しているようです。そしてどちらにも属さない忘れ去られたような機体とか、あまりお目にかからない国籍マークの機体とか、名前さえ知らない製造メーカーの機体とか、取り立てて個性の無い平凡な機体とか・・・・
ま、世の中にはそんな機体も存在しますから、不公平?といえばそうなんですけどね。





今回の機体”ANBO 41”はリトアニア空軍において1940年夏にソ連のバルト海軍占領時に偵察飛行隊の機体として使われたものです。至極平凡なパラソル機で、ちょっと厄介な後退角が着いた後縁ギザギザ主翼、シリンダーは手抜き出来そうですが、外側のカウルは頑張らないと目立ちません。ピーナッツ図面無しで直接実機の三面図から作ることになるのですが、はたして飛ぶのか?





なかなか火がつかない状態でしたが、三面図をピーナッツ・サイズに拡大して眺めてみると、変更しなくちゃいけないところも多々ありそうです。水平尾翼のサイズ変更とか、主翼支柱の取り付け方とか、カウリング後端の薄さとか、色々ございますが何とか乗り切れる方向で引き受けることにしました。





水平、垂直尾翼を15%ほど拡大してみます。自信はないけど、この程度あれば暴れないと思います。赤のラインを入れてリブの入る位置を決めておきます。





そして「バルサ使い初めの義」・・・まあ、適当に1枚水平だけ作ってみましょう。ラミネートとか考えずに出来上がった水平はちょっと頑丈過ぎましたが、ノーズ・ヘビーを期待すればこれくらいでも・・・ 
しかし、心配になったのでいつもの癖でもう1枚、そしてもう1枚、3枚あれば選択肢は増えますぜ!




Comment

Rieseler R.1 (No.6)

2018-08-31 | PEANUT SCALE MODELS

さよなら夏の日・・・
8月も今日で終わり、これほど高温の日が続いた夏も珍しかった。

でもなんとか枯れずに生き延びました。





プロペラ作りは瞬殺!

まあ、ブレードやプロペラ・ハブにピアノ線、みんなパーツとして揃ってますから一晩で完結です。

これだってブレードのバルサ選びだ、竹ひごだ、テフロンのベアリングだ、お手頃なピアノ線だ、組み立ての治具だ、なんて探してたら2晩くらいあっという間に過ぎちゃいます。最近はここで道草しないようプロペラ作りの時に使う材料一式を一箱にまとめてしまいましたから、そりゃ取っ掛かりは早くなりましたよ、「出来」は別として。


「出来の良い子だから、間違っても壁に当たって垂直落下なんかしない・・・」と、自信を持って補強は致しません。
ま、当たったら割れるだけなんですが。





すんなり片付いちゃったので、パイロットでも作ります。

顔の部分だけパーツとして大量に作ってありますから機体の幅や高さを見ながら、顔以外の色んな所を追加して行きます。





肩幅や座高は一度コックピットに押し込んで、雰囲気なんか見てみます。





そこそこカタチが出来たので色なんか塗ってみます、が

ちょっとアバンギャルドなオッサンになってしまった!

もう少しレトロな方が宜しかったような・・・





塗料が乾燥したらグリグリ中身を削ぎ落とします。

部分的には塗装の膜でもってるところや、ピンホールでスケスケのところもあります。





気分的にはこの機体に相応しくないと思いながらです、気に入らなかったら作り直しましょ。





存在感だけはある! 重いです!





実機写真と比べながら・・・ こんな感じでしょうか。





ペラはサインペンだけで済ませました、そのために高価な「コピック」数本買いました!





意外に難しいパラソル機の主翼の取り付け角。

もう少し減らしたほうが幸せになれるかも?





シリンダーは上手く収まりました。

ちょっと手を加えてノーズ周りにラインなんか入れたら完成です。





何度見てもこのパイロットじゃ古典期っぽく見えない・・・


それならってことで頭切り取り帽子被せてみました。(そこかよ!)

もう「これで少しは良くなった」と納得することに致します。


フム、フム、少しはマシ?






ブレードは紙も貼らず虚弱体質のままなんですが、なんとか頑張ってもらいましょう。


さあ、栄光の明日へ・・・

もう9月かぁ・・・(遠い目)
Comment

Rieseler R.1 (No.5)

2018-08-21 | PEANUT SCALE MODELS


あまりお馴染みじゃございませんが、「Herman Haacke Motor」なる水平対向2気筒エンジンを作ります。


サークル・カッターで地味な作業をしてシリンダーのパーツは出来上がりました。
切り抜いたバルサとサンド・ペーパー(タミヤ製#600)を交互に積み重ねて行きます。中心にサークル・カッターで出来た穴が開いてますから、その穴にまち針を差し込んでシリンダーが「ピサの斜塔」みたいに傾かないように注意しながら。

「こんなもんでしょ!」って納得したら、薄手の瞬間をほんの少し流します。ポロッと剥がれない程度に合体してればOKです。当然エギゾースト・パイプも必要ですから、使えそうな紙粘土で丸棒を作ります。そこで乾燥させる前に色々曲げちゃいましょう。こんなことしてると面白いんでしょうか、必要無いものまで作って遊んでしまう・・・





シリンダーが完成したらひとまず色を塗ってみます、これで出来が悪かったらもう一度挑戦します。ヘッドの部分は実物写真見ながら想像力をたくましくして「それらしく・・」ね。





胴体に取り付けてみます。プロペラ・シャフトの出てる位置とバランス見ながらおかしくないような所にシリンダーを取り付けます。

もちろん排気管は紙粘土製ですが、先端はドリルで穴開けてパイプ状にします。
限界まで薄くしたら、つぶれないように瞬間で固めておきます。





完成間近となりましたのでそろそろプロペラの準備をします。スタイルはいつもの決まったパターンなんですが、バルサの選択で迷うことがありますから、今回は早めに使えそうなものを選んでおきます。





最後の大プロジェクト、主翼を胴体に乗せます。胴体上にある前後の支柱の高さである程度「迎え角」が決まってしまいますが、最悪埋め込んだピアノ線で微調整出来るようにしておきます。主翼両側に取り付ける支柱4本も同じようにピアノ線を仕込んでおきます。すべてテスト飛行までは仮付状態です。





やっと「カタチ」になってきました。主翼を取り付けてしまったらもう胴体の細かな作業はしたくありません。

ですからパイロットが固定できるスリットだけ切り込みを入れておきました。





ちょっとのんびりシリンダーを眺めてみます。

おかしなところ、目立ち過ぎなところ、面相筆で修正したらしたら終了です。





プロペラ作ります。










Comment

Rieseler R.1 (No.4)

2018-08-08 | PEANUT SCALE MODELS





小さな胴体の機体ですし、あまり神経質にダイエットを心掛けてたわけじゃありません。

それでもランディング・ギア周りは3個作り直しました。
ピアノ線を極力減らして、結局使ったのはタイヤとの接触部分だけ。
車軸の左右を繫ぐ中央部分は葦のストロー、脚はバルサのみで胴体に差し込むところだけピアノ線。

これでエンジンとパイロット、そしてプロペラを作れば・・・ まあ、それなりに大変ですが。





もう一度紙を貼る前に最終チェック、紙貼り後にはなるべく力仕事しないよう。
主翼を載せるマウントの位置決めも紙貼る前に胴体へ穴を開けておきます。
でも何処に穴開けたのかわかるようにしておかないと、穴に0.5mmのサインペンでマークしています。
ランディング・ギアの取り付け位置も同じ作業。

主・尾翼のコントロール・ホーンを取り付ける場所とか、ベースを確認しておきます。
紙貼ってからでは大変な作業になることは全部今のうちに処理しておきます。





じゃ~ん!
そしてつつがなく塗装終了・・・

と言ってもブラシ吹いたのはブルーだけ。主・尾翼のアイボリーはチョーク、支柱なんかの黒は筆塗り。
チョークは白に黄色と茶色を少量混ぜて、支柱の黒はクレオスのつや消し。





イメージ的にはラディクさんの色使いに近くはなりましたが、全体的には少し明るい感じ、いつものことですが・・・





そして吹付けが終わったら、水平対向エンジンを作りましょう。


「でも博士、この方法で本当に成功するんですか?」

「わからん・・・」


Comment

Rieseler R.1 (No.3)

2018-07-13 | PEANUT SCALE MODELS

テール・ウイング作ります





ごく普通の尾翼でしたら、胴体を作り終わった残りの角材で机の上をお掃除する前に完成・・・なんですが、この機体のブツはそうは行きません。まあ、面倒でもラミネートして作りましょう。
厚手のボール紙にコピーした尾翼部分を貼り付けます。





切り抜いてエッジの部分をどう処理するか? 仏壇にローソクを取りに行くのも良し、道具箱の中にあるゴムに付けるシリコン・オイルを出すのも良し、両方とも面倒なときには何もしない!ただし頑強に型から離れないときもありますが、そんなときは地道にカッターを使って剥がします。
ラミネートする時の接着剤にもよりますが、薄手の瞬間なんか使ったらまずどこかが合体するでしょうね。
水溶性のボンド系でしたら被害は少なくそして軽く仕上がります、ただし接着が完璧じゃないと隙間が空くわ弱いわで、紙を貼ったときに後悔します。
最近は型に貼り付けるときは薄めた「伝説のグルーイット」なんか使っています、そして組み立てるときにひ弱なところだけ部分的に瞬間を使ったりしてます。





ラミネート材も数年前に買った上物バルサがまだ残っていますのでそれを使います。バスウッドなんかよりはかなり軽く仕上がりますが、薄めたグルーイットだけじゃ強度的には不安な部分もあったりして・・・





バルサの場合、曲線に曲げる時の感覚は、Rに押し付けるというよりも、どちらかといえば曲面に沿って引っ張りながら作業します。
曲げる方向より引っ張る方向が勝ってます。ですから最初に水につけて引っ張ったら千切れるようなものはアウトなんです。

濡れた状態で3枚のバルサが行儀良く並んだら、このまま乾燥させて放置、まだ接着剤は何も付けていません。





水平尾翼も同じように水だけでRに添わせた状態で乾燥させます。
そして完全に乾いた状態で、もう一度剥がしてから3枚を貼り合わせます。二度手間みたいな感じですが、確実に接着できるし、仕上がりもこちらの方がよろしいのでは・・・





主翼でいつも悩むのは前縁&後縁材なんですが、リブ枚数が多いときにはかなりソフトでスカスカな前縁材でもなんとかもちます。
しかし後縁材は保険で?少し硬めのバルサを使ってますが、整形で薄くなったとき強度的にどれくらいのものを使うのが良いのかいつも悩みます。

支柱のついた主翼なんかの場合はスパーの材料なんか、ソフトで軽いもの使っても問題ありません。

前縁&後縁材、スパー、リブの材料が揃ったら強度のバランスを見ることが必要なんですね。「前縁だけちょっと弱いんじゃね?」とかが分かれば潔く交換します。





どちらかといえばかなりいい加減・・・ココロ、オモムクママニ。

図面通りにリブ入れたら美しいんでしょうがね。





翼端もラミネート、しかも前縁だけ!
見なかった事にして、パスします・・・





まあ、これくらいが、わたくしとしては、限界、「手抜き」と「軽量化」は同義語なんかじゃないんですが・・・


よくある主翼のトラブル編ー

機体が完成して主翼のネジレなんか直してるときに、後縁材とか持って修正していると、突然バキッとか音がして・・・
リブの後端と後縁剤が剥がれる!

こんな事過去に何度かありました。針で穴開けて瞬間流したり、紙剥がして補強して接着し直したり・・・





そんな事件が起きないように最近では執拗にガセットぶち込んでます。こうしておけば紙貼り後に修正したり、ネジリ下げ付けてるときにも安心。






中央部分はちょっと厄介ですが、手を抜かずそれなりに対応しています。上反角もゼロだと垂れ下がったイメージですから少しだけ付けました、ピーナッツですと5mmくらいでちょうど水平に見えます。この機体は8mmくらいでしょうか。






フィルムを剥がしてからのサンディングは上反角を付ける前に1枚ごと済ませています。大きめのサイズで削るときに気を使いますが、この方がセンター部分は美しく仕上がります。

グニャグニャ捻って異音が出ないか?「ペシッ」とか聞こえたらどこかに問題ありです。

完成です!
もうこれでガセットをRに削るくらいで後はすることなし。





体重測定します。驚くほどでもなければ、失望するほどでもない平均値でしょうか・・・





紙貼っちゃうか、それとも先にエンジン作るか・・・







Comment

Rieseler R.1 (No.2)

2018-06-30 | PEANUT SCALE MODELS

いつもと変わらないスタイルで・・・

こんなにもシンプルな胴体ですから、一晩もあれば完成することが出来ます、急がなくても大丈夫。
平行になってない角材が気になったときは迷わず修正。







図面には使用材料の説明が細かく書き込まれています。
写真を見ていつも思うんですが、グレゴブスキーさんの機体はどちらかというとCグレインが良く使われています。
上質のバルサが手に入るからなのか、プランク材なんかに薄手のCグレインが良く使われています。







性格上?お決まりのアレンジはいつものこと。
モーター・ベグの位置変更や追加の補強は心おもむくままに・・・
これなんかは自分の作る機体の弱点が分かっていますから自然にそうなってしまうんでしょうね。







がっしりした胴体はまさしく健康優良児です。ざっとサンディングしましたが、この胴体サイズですと強度的には明らかに過剰です。







しかもノーズは短く、尾翼はそれなりのサイズ。
こうなれば少しくらいノーズソケット重くても大丈夫なんでしょうけど。







ソケットのすり合わせしてはめ込んだら・・・1グラム近くになってます、オヨヨ!







無駄とは思いつつ、半分には出来ないけど一応頑張ってみました。
まあこれで削った所に鉛押し込んでりゃ世話ないんですが。







本命胴体も無駄な部分を削ぎ落とし危うい部分は補強して0.53g







しめて0.2gほどのダイエットですが、やらないよりやったほうがよろしいかと。
これ以上テールを軽くすることは出来ないし、主翼後縁あたりでバランスは取れてますからそんなに悪くありません、このサイズにしちゃちょっと重めですけど。



Comment

Rieseler R.1 (No.1)

2018-06-18 | PEANUT SCALE MODELS
   




世界には知らない機体がまだまだいっぱいあるという事実

この機体名、いったいはカタカナでどう書くの? レーゼラー、リセラー、リーザラー・・・

サッカー選手で「ニルス・レーゼラー」という名前の選手がいましたので綴りを調べたら「Nils Roseler」となっています。
これなんかは「ロゼラー」とか「ローゼラー」と書くほうが近いと思うんですが。

しかし便利な世の中です。
ネットで「ヨーロッパ人名録」なんてのがございまして、ドイツ語で男性の「性」は?いやそっちの「性」じゃなく姓名の「姓」ですが、

Ranke ランケ
Reger レーガー
Reich ライヒ
Reuenthal ロイエンタール
Richter リヒター
Richthofen リヒトホーフェン
Riegl リーグル
Riemann リーマン
Riethmuller リートミュラー

となっておりますので、ここはどう転んでも「Rie」は「リー」と読みたいわけです。
そして次に続く「se」ですが、

Sebald ゼーバルト
Seghers ゼーガース
Seiger ザイガー
Seuse ゾイゼ

もう「ゼ」か「ザ」か「ゾ」かはっきりしてほしい! 
「リーゼラー」、「リーザラー」、「リーゾラー」となんでもアリ状態ですが、ここは多数決?で「リーゼラー」が宜しいんではないかと・・・

とか、勝手に妄想してたらワインで「リーゼラー」と書いた商品名が出てきたんですよ。しかしその綴りは何と「Lieserer Schlossberg」となっていて、 おいおい「L」と「R」が逆じゃん!

そんなこんなで誰が何と言おうとここでは勝手に「リーゼラー」と読んでおきます。

さて、読み方が決まったところで次に機体名の「リーゼラー」とは? という話に進んでいくわけですが、これは以外に簡単でしたね。ネット上には「ウイッキ先生」とか色々なモノ知り著名人がいますから一発回答。

いろんな話を短くまとめればウォルター・リーゼラー(Walter Rieseler)は第一次大戦中のパイロットで、終戦後ベルリンで飛行学校を開設。1920年、弟のヴェルナー・リーゼラー(Werner Rieseler)と軽飛行機の設計製造を始め最初に完成したのがこのR.1だというお話。しかし自分たちで飛行機工場を立ち上げるほどの資金は無く、翌年改良された2型は飛行特性が非常に優れていることが証明されたので、ヴロツワフ(ドイツ語でブレスラウ)にあるStahlwerk Markという会社で生産準備が整い量産がスタートしました。そしてこれが「Stahlwerk Mark Rieseler R III/22」という機体で100機近く製造されたようです。
ちなみに「Stahlwerk Mark」は「シュターヴィアック・マーク」????もう難しいんでございます、この発音!

しかしこの時代の機体は何処にでもありそうなシンプルなスタイル、
ん?、昔ピーナッツ図面で似たような機体を見たような・・・・

そうです、こちらの名前ではピーナッツ図面でウオルト・ムーニーさんがこんな図面を描いてましたね。





R.1に使われたエンジンはHaacke HFM 2a
30馬力だったそうですが、、その後R.2からR.3と機体は改良され、それにあわせて馬力アップされたエンジンが使われました。
それと並行して3気筒のアンザーニ・エンジンや、自社開発したマーク・エンジンを載せた機体も存在します。





この写真のエンジンは改良型の3aエンジンのようです。





機体のルーツはそんなところで、歴史的なお勉強が終わったのでそろそろ始めましょうか・・・


あれっ 製作写真が1枚も無い!





変わり映えしませんが、こんな感じで始めます。

製作図面はもちろんムーニーさんじゃなく、チェコのグレゴブスキー・ラディクさんの描いた図面で作ります。




Comment

Mysterious Bleriot VII (1907) No.7

2018-05-31 | PEANUT SCALE MODELS


とりあえずダミーのペラで記念写真!






この状態でも何だかテール・ヘビー、でも最初に想像していた程でも?


飛行用のペラは細工して、こってりバラスト埋め込んで、しかも頑丈なヤツで決まりでしょうか。







冷めないうちに残ったお仕事に・・・
欲張り過ぎかもしれません、最悪切り落としましょう。ブレードは余裕で硬めのヤツ・・・







そして飛行バージョンの記念写真!







終わった。

サイド&ダウン・スラストは自由に変更可、さてどっちへ旋回させましょうか?



「お礼」

そんなに頻繁に投稿しているわけでもありませんが、多くの方においで頂き感謝です。











ブレリオ君、「完」です。





Comment

Mysterious Bleriot VII (1907) No.6

2018-05-22 | PEANUT SCALE MODELS

ブレリオ添加物・・・


無味無臭的でとっても地味な機体ですからなんか「華」がないとね!

おおかたの機体重量は把握できました、手の混んだ翼の割にはそんなに重くない・・・

もう少し頑張ればここまで4グラム以内で・・・ 
とか過ぎてしまったことですから妄想は止めます、このワイヤー・ホィールのおかげでもございますから贅沢は言いません。





オープン・コックピットの機体にパイロットが乗ってないのはいかにも寂しいので、作り置き数体の中から良さげなオジサンを選んで再加工します。

すぐ真下をゴムが通過しますから、体を寝かせてあげないといけません。それに空間が思いの外広いのでどのあたりまで作り込めば良いものか悩みます。

紙粘土の人形を先ずは可能な限り肉抜きします。それから2枚重ねのティッシュペーパーを1枚にして体を延長します。
水をスプレーし、カタチを整えながら薄手の瞬間を流します。ほとんど爪楊枝1本で作業しますが、機体の幅や深さを考えながらティッシュ製の上半身を作ります。

所々穴が空いたり隙間が出来たりしますが、細かい所は塗装で何とか隠します。
もう一度う裏側を削ったら、シートベルトとマフラーで見せたくない所は隠して完成です。





一度機体に乗っていただきます。





頭の高さ(座高)で雰囲気が変わりますから、色々と試してみます。
着座姿勢が決まったら、首の後に付けたカーボン製の爪を機体背中部分の角材に切り込みを入れて差し込む加工をします。





これで少しはにぎやかになったかも?

パイロットとしての体重は肥満系です。面積が大きいのと、ティッシュと瞬間のコラボは紙粘土より重いと言う証です。





せっかくですからこの際ダミーのペラも作っちゃいます。実機の写真を見ながらそれなりに・・・

でも完成したらこれが小気味よく回る! もしかしたら使えるかも?





いや無理でしょう、それは。
Comment

Mysterious Bleriot VII (1907) No.5

2018-05-03 | PEANUT SCALE MODELS


「アイボリー色の紙はパステルで」 紙貼り、始めます・・・

まったくシンナーを使わない塗装も久しぶりです。白のパステルに黄色を少々混ぜたらティッシュでこすりつけてみます。黄色が多いとちょっと嫌味な感じ、白で薄くしましょう。良い雰囲気になるようにほんの少し黒でトーンを落としてみました。今見てる色が一番だと思うんですが、明日になると変わるんですよね、もう少し濃くとか薄くとか・・・





迷った末、出来上がったパステルの粉末をムラにならないように注意して紙にすり込んでいきます。そして準備ができたら尾翼から貼ってみましょう。





溶剤を使っていない紙ですから、しなやかで貼りやすいんですね。主翼は強めのアンダー・キャンバーがついています、浮き上がらないよう丁寧に糊を付けています。





霧吹きにもすごく敏感ですが、問題なく翼・胴体も完了。

アントワネット・エンジンが密封されているノーズ部分だけアルミ地のパネルですが、ここは作りおきの紙を貼り付けました。





重量増加はそれほどでもありませんでした。
ノーズ・ソケットの内側にバラスト・ボックスを作りましょう。
そしてプロペラにも何か小細工して激太りしなくちゃ! 頭が痛いです・・・



Comment

Mysterious Bleriot VII (1907) No.4

2018-04-15 | PEANUT SCALE MODELS

ミステリアス・ブレリオ7(1907)


紙貼りを始める前に一度組んでみましょう、必ず何処か不都合なところが出てきますね。
主翼側にバルサ平板をスパーと平行に接着します。胴体へ差し込んだ時に上反角を決めたら平板を接着出来る部分を作っておきます。位置が決まったら瞬間一滴、でも仮組みですから小さな両面テープを使ってます。本当は主翼の迎え角が自由に動かせるので平板より丸棒の方が宜しいのですが、支柱もないし低翼だしその他諸々の理由で板にしました。実機と同じ上半角にしてありますが、もう少し多くっても良いかも?

水平尾翼は細い竹ひごを使って串刺し、垂直は後ろから胴体に挟んでいるだけ。














この時組み上がってぼんやり眺めながらあることを考えていたら・・・

「そこにはとても大きな落とし穴が潜んでいたことに気づいたのは作り始めてからでした、」

木地完の機体をそっと持って愕然とします!

重心位置・・・

どっ・テールヘビー!

せっかく頑張ったのに・・・

鉛のペラ?

気を取り直して紙貼りします。





Comments (2)

Mysterious Bleriot VII (1907) No.3

2018-04-13 | PEANUT SCALE MODELS

ミステリアス・ブレリオ7(1907)





面倒なお足元事情





ピンバイスで4ケ所の穴あけしたら胴体に差し込んでみます、ここはそんなに難しくありません。微妙に傾いていたら嫌になる前に直しましょ。胴体が水平になるように差し込むピアノ線の長さを調整していきます。4ケ所で止まってますから、ここが破壊されることはないと思います。でも逆に頑丈すぎて「逃げ」がないところが心配?





脚のスタイルも諸説あるようですが、図面を元に作り、実機写真で少し変更しています。モデルチェンジが頻繁に行われた機体は「こんな状況の時がありました」ということを証明する何かがあればとても説得力があります。証明する写真がない古い機体なんかは「想像の域」で作ることもありますが、それはそれで宜しいかと思います。





車軸が胴体に対して90度になっているかだけ確認して前足は終了、問題は後ろ足・・・

こちらはちょっと引っ掛けたら簡単にもげそうなので胴体側のマウントを補強しました。追加したバルサにノイズレスパイプを熱で細く加工したらそれを差し込んでおきます。これで取り外しが簡単に出来ます。

基本は1本のピアノ線のみで、左右と前に1本取り付けたのはカーボンのダミーで差し込んでいません。





前後左右の調整が済んだら晴れて塗装!マット・ブラックを塗ります。

これで「最大の山」は乗り越えた感じ・・・



Comment

Mysterious Bleriot VII (1907) No.2

2018-04-09 | PEANUT SCALE MODELS

ミステリアス・ブレリオ7(1907)





これほどまっちかくの味気ない胴体も珍しい、早く飛ばしたいからブレリオさん手を抜いたね?

少しは凹凸があったり美しいカーブがあれば、そこに目が行って不細工なところが目立たなくなることもありますが、逆にのっぺりした角銅の場合には直線が直線になっていないと妙に目立つわけで、こんな簡単な胴体でも手を抜くわけには行きません。

そしてもっと肝心なことはこんな味気ない胴体製作中の写真なんか撮る必要もないでしょ!と思ったのか、写真が一切ないのであります。写真撮るのも忘れるほど没頭してたわけでも、先を急いでたわけでもないけどそのあたりがどうしてかまったく記憶がありません、旧痴呆・認知症かも。胴体が出来上がった時ハッと気がついても手遅れ、どっちにしても簡単そうで難しい一品でした・・・





それに引き換へ尾翼の写真はかなり細かく撮って枚数もかなりあるのはどういうわけか?こんな尾翼で飛ぶのか、どうやって胴体に取り付けるのか、自由に調整できるような仕掛けとか色々考えながら作っていたので写真も多くなってしまったんですね。





そんなわけで胴体と尾翼の合体シーンから始まります。スプレー・ボンド系の糊で仮付してテスト飛行させ概ね決まったら瞬間流すことにしましょう。それにしてもこの垂直、小さいけどなにかひと癖ありそうですね・・・
まあそんなわけでつつがなくバルサ製作編は終わってしまいました。主尾翼でそんなに凝らなければじつに初心者向けの低翼入門機になったりして。でもここからが「本丸」なのかも?





最初に来る難関はこの「脚」をどうするかであります。ピアノ線細工とハンダ付けで一気に片付ければそれはそれで良いんですが、なんとなく軽くしたい欲望もあるし、ハンダ付けは苦手だし・・などなど考えながら、ピアノ線は限界まで細くして車軸はカーボンで、ハンダの代わりにケブラー糸の瞬間止メなんかが宜しいかも?





0.4mmでも頑強過ぎる雰囲気ですが、見場とかいろいろ考えたらこのあたりが限界なのかも。
試作のつもりで始めたけどそのまま本番用にします。ピンバイスで胴体側に4ケ所穴あけしたら、その穴にピッタ収まるよにピアノ線を曲げていきます。左右対称で胴体が傾かないように注意して、はめたりはずしたりを繰り返します。
これはこれなりに楽しいんでしょうが、バルサから金属に変わったギャップがちょっとあと引きます。






差し込む部分は残してその下4ケ所にはスプリングが入っていたようですから葦のストローを短く切って差し込んでおきます。
ゆるゆるに組んでいた脚もカタチが完全に決まったら瞬間できつめに絞めましょう。カーボン・シャフトの先端だけは面倒ですがピアノ線に変更。そしてかなり頑丈な足回りが完成しました。


Comment

Mysterious Bleriot VII (1907) No.1

2018-04-05 | PEANUT SCALE MODELS


ミステリアス・ブレリオ7(1907)


ウイッキ先生によれば:
「BleriotVIIはLouisBleriotによって製作された初期のフランス航空機でした。 BleriotVIのタンデムウィング構成の成功に続き、彼はこの開発ラインを続けました。彼の新しいデザインのリアウィングは、フォワードウィングの約半分であり、後に大多数の航空機の基礎として採用される構成に向かうステップでした。尾翼は一緒に動かすことができ、エレベーターとして動作するように、または単独で補助翼として作用することができます。後でエレボンと呼ばれるものの最初の既知の例の1つです。」

スリムな胴体に大きな主尾翼、しかも垂直尾翼は控えめでエルロンは無し。その理由は尾翼を個別に作動させることで旋回を可能にした、これはかなりの先進。でもこの尾翼をVテールミキシングにして小さな垂直は無くしてしまった方が・・・今だから言えることですね。

色々な実機写真を調べていくと、数ヶ月の間にどんどん機体は変化して最後にはまるで別の機体に。低翼が中翼になり、脚のスタイルも独特なものからブレリオの傑作Bleriot XIに使われたあの独特なものに変更されています。この機体でそのスタイルを実証したのかもしれません。10月から飛行試験を始めた7型は改良を重ね最後は12月の墜落で終了するという短い命であったようですが、旋回飛行にも成功した訳ですから傑作とは言えないけどこの機体から多くの知識を得たのでしょうね。



チェコのグレゴブスキー・ラディクさんの図面で作ります。彼の完成写真を見た時、無塗装で透けた雰囲気がいかにも軽そうで心動かされた訳でありますが、そこにはとても大きな落とし穴が潜んでいたことに気づいたのは作り始めてからでした、でも頑張る・・・

そもそもこの機体を選んでしまったらスポーク・ホイールは必然です、それも3個、かなりハードル高いけどアントワネットのエンジンはカバーされていて14ビスのように作る必要はありません、でもどっちを取るかといえば普通はエンジンでしょ。幸運にも我が家にはかなりの数のスポーク・ホイールが出番を待っています。
エンリケ・マルツ製作の素晴らしいい軽量ホイールはこんな時のためにあるようなものですから。





色々な雑念は捨てて取りあえずはバルサを選んで主翼から始めます。図面通り作ることが出来ない悪い性格、これ必要無いとか、ここは何か不安だとか作りながらどんどん変化していくのはいつものこと。間引きしたり余分なものがあったりする所はなるべく設計者にわからないよう?に進めて行きます。





左右の前後縁材は同じバルサを使いたいのでワンピースで詰めて組んでいます、ですから胴体分の間隔は取っていません。所詮サンディングしたら切り離しますから。細いとはいえこんなにスパーが入っている機体も珍しいかも、その分軟なものを使ってはいます。見栄えは良いのでしょうが、果たしてそれが紙貼りした後に存在感として?無いよねきっと。





ここまで来るのにエネルギー使い果たしちゃったので翼端のRも手抜きで三角材のみ。各リブの後端に接着した三角材は決して安易に瞬間なんか流さないこと、これだけは薄めたボンドで緩やかに。後からサンディングする時、瞬間流しちゃたらもう削るの大変。
そもそもこんなのつける必要あるの?ありますね。木地完までは大丈夫なのですが、紙貼って自然に翼が捻ったり、また強制的に捻ったりする時、意外にもここから接着が剥がれます、まあそれの予防です。





そして一難去ると同じ作業が待っている!尾翼は心なし小さいけど作業は同じ。こんな揚力尾翼なんか取り付けて本当に大丈夫なの?わからん。まあ、そんなに空高く舞い上がることを期待せず粛々と。
でもね、これ平板じゃきっと似合わないし。





最も面倒な垂直尾翼、なんたってラミネートです生意気に。細かすぎるというご指摘は有るかと思いますが、ここだけは図面に忠実にそして恩を売る。もう翼作るの飽きちゃいました。



気分を変えて今度は胴体「入りまーす」




Comment