Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Zlin Z-37T ズリンちゃん難産悲話 no.1

2016-03-25 | PEANUT SCALE MODELS

いつ頃から始めたのかも記憶に無いくらい遠い昔のお話。

ピーナッツには不向きかもしれない、どちらかと言えばピスタチオ向きのちょっと軽めの細い角材が入手できたので、試しに主翼だけでも作りましょ!







そこまでは良かったんですね、いつものノリですから。この機体、翼端に嫌なもの?が付いてるけど何とかなりそうだし。





 

折角ですからここは慎重に整形までしちゃって、車輪もこの場所に・・・なんて、一応カタチは出来ました。







それから数ヶ月後、「コレ何の主翼だろう?」 そうだあの時のズリンだ!で再スタート、ここで初めて細めの角材が登場します。
安心感のある水平尾翼、そのサイズのせいで順に手を抜いたヤツが結局3枚も出来ちゃいました。垂直も同じく2枚仕立て! 
どれを使うかは紙貼る前に決めましょう。

胴体はさすがに小さいので細めの角材でも感じ良く納まっています。なんだ、もう出来ちゃった!しかしこれが最初の過ち・・・







先ずは胴体、そのサイズといいバルサの細さといい、見た目は華麗です。でも裏アゴ部分を作ってございません!どうしてなんだろ・・・
きっと紙の貼り方考えながらここで息詰まったんですね。







それから数ヶ月後、バルサの色も変わり始めたしそろそろ始めないとね。悩んだ末、シワ覚悟でインテーク部分をビルト・オンしちゃいます。
限界まで薄くした大きめのエアー・インテークで誤魔化そう。







何とか見られそうになりました、でも紙貼りの手順まで考えていません、その隙間どうやって貼るわけ?







それにあわせて主翼の裏側も修正して恥ずかしくないようにします。「流れ」としてのラインは整いました。







難しいところは残っていますが、ここまで来れば紙貼りも余裕で・・・
尾翼は実機より小さくしたいくらいですね。







何度かつまずきましたが挫折しないで木地完まで来ましたね。


そして体重測定。ガァーーン!





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Challenging of touch to the mechanism・・・Enrique Maltz's spoked wheels No.3

2016-03-10 | PEANUT SCALE MODELS

塗装の準備は出来ました。過去に紛らわしくて全部処分した水性塗料が今回必要なんですが・・・

水性塗料はなんだか使い辛くて最近は全く手を出していません。メタリック系はシャキっとしないし、薄め過ぎるとはじくし、水性のくせに専用のうすめ液が必要だし・・・ もうね二度と使うことは無いと思って数年前にすべて処分しちゃいました。

ところがこんな事もあるんですね・・・ ハイ買いますとも! 必要な白、黒、銀、フラットベースに黒鉄色、そしてトドメのうすめ液。







最初に使うシルバーは限界までどんどん薄めてブラシで試験的に吹いてみます。思ったよりギラギラしていて良いじゃない!
シルクのスポークにゴテゴテとまつわりつく心配も無さそうですから即本番です。
タイヤ部分はマスキングする根気もなくそのままにして吹いちゃいます。
リューターで回転させながら吹く予定でしたが手回しで十分、色のノリはかなり良さげです。
スポークとリムは数種類の色分けも考えましたが、この際「打倒ハンガーフォード」ですから、同じ色目で攻めてみます。







そんなに厚塗りしてませんが、水性塗料でも発泡にはしっかり食いついています。スポークの糸は現在使っているものでもかなり細いんですけど、塗装の事を考えるともう少し細くした方が良いかもしれません・・・ 







シルバーの塗装は思っていたより上手く行きました、残るは「こってり系黒」の筆塗りです。
こちらもうすめ液で調整しながら凹凸が少しでも隠れますようフラットベースを追加していきます。リューターにくわえて回転数を左手で調整しながら塗ってみます。ちょっと手強いけど出来ない程じゃありません。失敗したらもう一度シルバーでタッチ・アップすれば済むこと、気長に流れ作業。
問題は毎分100回転あたりまで手で押さえているリューターの発熱でしょうか!



 



左手の熱さと戦いながら何とか塗装は終了しました。乾燥したらもう一度仕上げをチェックしてみましょう!


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Challenging of touch to the mechanism・・・Enrique Maltz's spoked wheels No.2

2016-03-05 | PEANUT SCALE MODELS

発泡スチロール製の食品トレーを素材としている軽量ホィールへのバルサ・パテの食いつきを調べましたが、サンディングを含めて一番作業しやすかったのはパテを直接水で薄めたものでした。接着剤を薄めたものは嫌な粘りが出てしまったり、堅すぎて削りにくかったりします。ここは単純に水で薄めて適度な粘度になったものを筆で塗る事にしました。










リムの周辺も同じように少しだけ塗り込みたい衝動に駆られますが、サンディング中に糸を切る恐れがありますから我慢・・・2枚を張り合わせた所を重点的に塗り込みます。







乾燥したら早速初めて使うリューターの試運転。0.6mmのピアノ線に瞬間を塗った後、テーパー状に削ってタイヤを差し込んでいます。無理なチカラがかかれば緩む安心仕様、ホィールの完成度が高いのでブレることはありません。







ちょっと1000番あたりを軽くあててみます。削りやすいパテの硬さになっていますからタイヤに負荷はかかっていない様です。







指先で触れてみて「お肌すべすべ感」が伝わってくれば完成!それ以上削るとパテを全部剥がしてしまうことになります。

そうやって根気よくひとつずつ整形していきます・・・







現在まで失敗作は出ておりません!
この後心配なんですが・・・



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