Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Farman Jabiru・・・「じゃびるぞ!」

2009-07-31 | PEANUT SCALE MODELS

「7月中に1機完成」の目標は何とかクリアー・・・出来たかな?

プロペラはプラスティックの既製品でも良かったんですが、せっかくだからバルサで作る事に決めてもう3日目に突入、何やってんの? 

いつもデータを引っ張り出さないと作れない性分、過去に製作しそこそこ性能の良かった物を参考に作っています。今回 は昔に戻ってバルサシートから製作、紙を両面に貼って補強。このスタイルのペラは機体重量が8グラム程度までしかもたない、バルサ2枚重ねなら行けますが、それをするとさほど軽くはならないし・・・ということでちょっと不安な部分もありますが強行です。通常の飛行なら問題ないでしょう。

主翼迎え角ゼロ!尾翼マイナス4度!ダウンスラストは一体「どんだけ-」

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「副業」で製作中のパイロットも完成・・・もうヤル気満々、さあ何に乗る?

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Farman Jabiru・・・「じゃびる」

2009-07-28 | PEANUT SCALE MODELS

これで複葉機って・・・無理ですよ!

複葉機の定義-2枚の主翼を持つ機体ですが、2枚の主翼サイズは同じ物もあれば、ワコーやフォッカーの一部の機体の様に、下翼が上翼の半分しかない機体も含まれます。揚力を発生しているか?、しかも、そこそこの面積がなければ複葉機とは言われないようです。フォッカーDr1の様に、車輪の間に翼型断面の板状の物が付いていますが、これを翼とみなすと四葉機になってしまいます。

Bellanca Aircruiser(ベランカ・エアークルーザー)となるとちょっと難しく、ウィキ先生によれば「The Bellanca Aircruiser and Airbus were high-wing, single engine aircraft 」となっていますが、この機体を飛行可能状態で保存するオレゴン州のティラモック・エアー・ミュージアムでは機体紹介にThe Tillamook Air Museum has the only remaining flying Aircruiser  in the world. (Notice the uniqueW-shaped bottom wing!) と「bottom wing」なんて書かれてますから、一体どっちなんだ!って考えてしまいます。

20090727d_2

ま、それはともかくFarman Jabiru・・・やっぱ無理だわ!

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懐かしの?ALPS MD5500

2009-07-24 | PEANUT SCALE MODELS

久しぶりにアルプスのプリンターMD5500を引きずり出してシリアル・ナンバー製作。

やっぱきれいです、いやお世辞抜きで!

過去の遺物となりつつあるアルプスのプリンターです。パソコンショップへ行っても昔のようにインク・リボンや用紙をめっきり見なくなった今日この頃。「大々的」にではなく「細々と」営業を続けているのでしょうか?そんなわけで会社のサイトを覗いてみたら、今でも頑張ってます。「サプライ品の販売終了」なんかはありますが、MD5500だけはちゃんと売られています。52.290円・・・印刷速度、印刷コスト、どれをとってもインクジェットの敵ではありません!負けます。唯一性能だけは勝てます、いや良い勝負です。例えば「白」とか「メタリック」を印刷する様な特殊な用途であれば無敵なんですが・・・

今回は黒のシリアルナンバーを印刷するため2年ぶりの出番です。

「真っ黒」ってなかなかインクジェットでは出せません。エプソンの「強インクこってり」でもイイ線行きますが、相手が薄い紙ですとインクの乗る部分だけえらく縮みます。試しにクレオスつや消し黒のブラシ、同じく両面吹き、エプソンPX-V630の黒ベタ、そしてアルプスの濃いめ黒で同じ物を作ってみました。紙は土佐ガンピ表面サラサラ機械漉きです。この4種類の中で一番きれいだったのはアルプスでした。クレオスつや消し黒のブラシ塗装はマットのきれいな紙が出来上がりますが、相当厚く吹かないといけません、しかも数年経つとカールしてきますから3Mの77番で貼り付けても端が浮き上がって来ます。そこでカールしないように両面から吹き付けた物を作りましたが、「しっとり重い!」。エプソン強インクの黒もそこそこ勝負しますがブラシの敵ではありません。アルプスの黒はちょっと濃いめの設定でほんのり艶は出ますが、軽く出来上がります。唯一欠点といえば、インクリボンは薄い膜ですから、貼る作業中に傷を付けないよう注意が必要です。

ま、そんなわけで今回はアルプス製を使うことにしました。これでもう少し艶が無ければ文句無しなんですが・・・ マット吹く???もう余計なことしない!

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Japanese Tissue>>>><<<< 和紙

2009-07-23 | PEANUT SCALE MODELS

スケール・モデルに使える紙って?

今から30年ほど前、「庄内ピーナッツ」が動き出した頃、機体製作の中で「紙貼り」のプロセスは実にシンプルでした。まだカラーコピーもパソコンもそんなに普及していない時代ですから、現在の様にカラフルではあっても忠実な実機の色再現をしていませんでした。紙を貼る糊もドープとか、障子を貼る糊とか、紙用のホワイト・ボンドとかでした。塗装する事が当たり前のようになるまでは、色紙の重ね貼りとか、サインペンとか、缶スプレーとか、現在と同じように皆さん工夫して機体を完成させていました。

紙の種類も色々ありましたが、模型用の紙と言えば基本は色の豊富な「エサキ・テイッシュ」でした。それ以外には書道用紙とか、障子用の紙とか、白しかありませんが薄く軽量な物を探したものです。当時は世界中を探せばもっと色々なピーナッツに適した紙があると思っていましたが、この世界だけは日本の独壇場で、海外の紙を扱う店でも「Gampi Tissue」とか「Japanese Tissue」とか「Esaki Tissue」等の名称で日本製が売られていました。国内では同じような目的で軽量な紙を探すインドア機のグループの方達も、一部を除いて薄手のフィルムに移行し、コンデンサー・ペーパーや手漉きガンピ紙はますます入手困難になってきました。

さて、スケール屋が紙を使う時の基準として、「価格」と「重量」だけの選択肢では、使えない時だってあります。紙の収縮率とか、塗料の乗り具合や塗装後の強度とか、貼る時の扱いやすさに加えて、表面の平滑度とかがプラスされて来ます。

収縮率*弱い骨組みには紙のちじみ具合を試してみないと大変なことになります。紙の収縮に負けない頑丈なバルサを使うか、軽い(弱い)バルサを使って紙の収縮をコントロールするか、プレ・シュリンクなどで最初にある程度殺しておくか・・・霧吹きをするたびにどんどん縮んでいく紙もあります、また繊維の方向で収縮が縦横で大きく違う物もあります。とにかく自分のスタイルにあった紙を選択するには、多くの経験をする事でしょうか。

強度*ほとんどの和紙は必要かつ充分な強度を持っていますが、過去に使った色の種類が豊富なアメリカ製の紙は、繊維の方向で片方向だけ非常に弱かったりします。そのまま使用すれば何とか使えますが、ドープを塗ったり吹き付けをするともろくなり、衝撃を加えると簡単に裂けてしまう紙もあります。

塗料の乗り具合*これも紙によって違いがあります。薄い塗料のブラシ塗装でははじいてしまったり、むらが出来たりします。また塗料を吸い込んでしまい、色がきれいに乗らなかったりする物もあります。使用する塗料との相性もあるようです。

表面の平滑度*スケール機にとって最も重要な部分かもしれません。これは紙を貼る段階でも、曲面部分を水で濡らして引っ張る時に繊維が細く取れてきたり、表面が荒れてザラザラになって来ます。ドープの下塗りでも表面がきれいな紙ほどサンディングの手間は省けます。塗装後もザラザラした感覚が少なく、しっとり艶やかな紙が私の好みです。

今朝、トム・ハルマンさんから1枚の写真が送られてきました。あの懐かしのドルニエ355です。彼が父親を連れてスミソニアン博物館の別館The Udvar-Hazy Centerを訪れた時、お父さんが非常に興味を示したのでピーナッツの次期戦闘機にしたいとのことでした。そこで昔の資料や写真を探したところ・・・何枚か出てきましたヨ。飛行性能は?飛行時間は?上反角は実機通りでOKか?等の質問でした。もちろんすべてOKです、作ってください。

20090722a Do335  The Udvar-Hazy Center

20090722b 背中が写っているのは市川さんでしょうか?

今と変わっていないのは? 私のガン箱(美しい!)おそらく1987年夏の庄内緑地。

もう一つ「超・超・超ビック・ニュース」 先日一宮でコラボした中部F/F、庄内会員の西沢実さんが世界選手権F1B優勝!!!!凄い!!!!おめでとうございます!!!!

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F.A.C.Contest in Geneseo

2009-07-22 | PEANUT SCALE MODELS

毎年7月アメリカはニューヨーク州ジェネセオで開催されるFAC(フライング・エーセス・クラブ)のコンテストが先週末に終了しました。今年も数多くの機体が参加していますが、中でも注目を集めた機体が紹介されています。

先ずはトム・シュミットさんのThe D.C. Maxecutersホームページから機体紹介です。

http://dcmaxecuter.org/017DJULY09PHOTOPAGE/017DULY09PHOTOPAGE.HTML

http://dcmaxecuter.org/017CJULY09PHOTOPAGE/017CJULY09PHOTOPAGE.HTML

飛行の様子はトム・ハルマンさんが編集して紹介してくれました。

Doug Beardsworthさんの「強風」

http://www.youtube.com/watch?v=8IS_LM9ix1Q

Vance Gilbertさんの優勝機 「Betty」

http://www.youtube.com/watch?v=G0dj2HIjT_g

Andrew Ricciさんの FAC Scale 優勝機 「Arado」

http://www.youtube.com/watch?v=HzdAFYpmueA

Pres Bruningさんの 「Hall Bulldog」

http://www.youtube.com/watch?v=hsA5jGfD1Dk

Tom Hallmanさんの 「ドルニエ DO-X」

http://www.youtube.com/watch?v=3BVYq7FRpRw

みんな強風の中、良く飛んでいます。

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Pushy Galore Final

2009-07-14 | PEANUT SCALE MODELS

記念写真も撮り終え、数枚の写真を海外の友人に送り、そろそろモーター・ペグでもつけようかと思っていましたところ、この機体への反響が凄くてメールがワンサカ。日付が変わってもその返事を書いている始末。まあ、嬉しいことです。「この機体はどれくらいの飛行タイムを目標にしているのか?」とか「前部にある小さなカナードはトリミングするのか?」という質問には、飛んでもいない機体を前にしてお答えする事は出来ませんから困りますネ。運が良ければ1分、最悪5秒、間をとって30秒飛べば成功だと思ってください。

Bill Hannanさんからは"Pushy Galore"の名前つながりでアメリカン・エアークラフト・モデラー誌の1969年6月号に紹介された彼の機体"Pusher Galore"の写真が送られてきました。

40年前の機体で、バルサの色が茶色に変色してしまっている様子がわかると思います。メールの最後に「78歳になった自分もこの機体と同じように "antique"と感じなければいけないね・・・」って書いてあって、ちょっと寂しい気分です。

突然のメールにプッシーがらみでこの古い機体を思い出し、写真を撮って直ぐに返事が帰ってくる・・・これは凄いことですよ、私はそのまた返事でいつも困るんですが!

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永遠の最終形となるか! 一番美しく軽い状態の、最初で最後の1枚です。

20090714b

最後にこの機体の図面を描いてくれたKaz氏、ドキュメントを作成してくれたNag氏にお礼を!

Comments (3)
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Pushy Galore 14

2009-07-10 | PEANUT SCALE MODELS

Pushy Galore 14・・・そろそろファイナルです。つつがなく尾翼周りも固定終了、水平だけはトリムできるように後縁部分は未接着です。

うーん、どんどん重くなる・・・手にズッシリ!もう無いよねこれ以上?重心位置はビミョーにおいしいところですが、ヘタするとノーズヘビー? 記念写真を撮ったら最後にモーター・ペグ付けましょ。

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早朝のテスト飛行・・・いっそまとめて8月に!

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Comments (4)
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Pushy Galore 13

2009-07-09 | PEANUT SCALE MODELS

明日に向かって立ち上がる・・・おっと、その前にライン入れ!

作業も残り少なくなりましたが、取り扱いに注意しないと壊しそうです。脚と垂直&水平を付けてしまったらもうハンガーには入室拒否ですから、その前にダンボールで箱を作りました。

そして精神統一してラインを入れます。0.1mmの油性サインペンを使います。主翼を取り外す部分のラインやキャノピーラインは、あまり目立たせたくないのでグレーカラーのサインペンです。問題は曲線部分の定規、これは指で押さえやすく、滑らない様にいつも自作です。

今回はバルサのエッジに角度を付けた8cmの物と、ボール紙を2枚段違いに貼り付けた曲面部分用を作りました。本番前に何度も練習します、いつものことですが・・・それでも失敗するときは失敗する!

20090709a

ラインが入ったら、今度はいよいよ自立?させましょう。まずは主脚を入れます、が、なかなか上手く入らない。この作業をしたのは主翼裏側のカウルを付ける前。その後カウルを取り付け、トーションバーの付け根ピアノ線を差し込むところが隠れてしまう事が発覚、塗装後にカミソリで溝を掘り穴を探す・・・見つける!、そこで終わってました。もう一度周りを綺麗にして差し込みます、何とか成功。でも、最後の固定方法は考えていません。このままだと振動で飛行中に落ちてきます。落として軽くして飛行時間を延ばす・・・(落下物でダメか)

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クッションが効きすぎて、荒っぽい着陸ですとおそらく45度近く曲がるでしょう。ピアノ線が細い、トーションバー部分が長すぎる、何を今更・・・溝の部分を渋くしましょう。

てな訳で何とか自立成功、でも危なっかしい立ち方ですヨ、これ。

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Pushy Galore 12

2009-07-07 | PEANUT SCALE MODELS

もう12回目か・・・感慨にふけってないで、最後のお仕事、プロペラを作りましょう。

20090701a

先ずペラをどちらに回すか?この機体を左旋回で飛行させるなら、ペラの回転方向は機体後ろから見て時計回りの方がよろしいかと・・・そうなるとブレードのピッチはこうで、シャフトの曲げ方はこうで、空転装置はこうで・・・頭の中で考えずに現物作りなさい!

コピー紙をペラのサイズに切って指で捻りピッチを付けます。シャフトも軟らかいハリガネでフックの形状を作ってみます。輪ゴムを取り付けちょっと巻いて・・・よし!イケル。

数種類のハブを竹ひごから作ります。空転装置を付けるとハブの竹ひごの中にパイプが必要です。また竹ひごの太さもそれに見合った物が・・・そこでこれらのハブは全部ボツ!

空転装置は「断念」というより「必要なしと」考えました。ペラが空転しながらグライド降下してくる程飛ぶとは思っていませんから・・・ 再度細い竹ひごからハブを作り直します。今度はシャフトにジカズケですから、軽い物が出来ました。

スピンナーも内側を削れるだけ削ります。組み立ての順序としては:

1.ゴム・フック加工済みのプロペラ・シャフトにテール・ソケット、テフロン・ベアリング2枚を通し、竹ひご製のプロペラ・ハブを接着します。

2.テール・ソケットとのクリアランス見ながらスピンナーにハブの入る溝を掘っていきます。U字の溝は深すぎるとソケットに干渉、浅すぎるとスピンナーの隙間が開きすぎてみっともないんですネ。ここのクリアランスは1mmとしました。

3.位置が決まったら接着し、残ったU字溝はバルサで埋めて色塗り。

4.最後にペラを接着します。

早速ソケットをはめてみます。少しアップ・スラスト、すこしサイド・スラスト、良いかも・・・

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Pushy Galore 11

2009-07-06 | PEANUT SCALE MODELS

そして僕は<また>途方に暮れる・・・

パイロットのマイケル君は着座ねそべり状態で乗り込んでくれました。そこでキャノピーの製作に進みます。今回使用した塩ビシートは3種類、型はすでに作ってありますから熱して引っ張るだけ!30分仕事です。3種類は厚みの違いで、薄い物は指で押さえると凹むくらいひ弱ですが軽く仕上がります。厚いものはそれなりに重いのですが、強度もあり透明度も高く、コックピット内が綺麗に見えます。今回使用したのは重量と見栄えの妥協で、結局中間の厚みの物です。各3個で9機分製作です!二度と作りませんが・・・

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ここで問題発生・・・マイケル君の頭が心なしか当たるんです、キャノピーに!

押し込めば何とかなりそうですが、たえず圧迫するのは健康に良くないし、今更彼を降ろして頭部を縮めたり位置を下げるのは大仕事・・・

そこで、現場仕事で息詰まる脳外科手術をする事に!でもまずは床屋へ。

髪の毛のボリュームを少し減らして解決できないかい?手術する前に!

ハンズで買って未だ使っていない高額彫刻刀の出番です。髪のウエーブに合わせてV字の細い物でコリコリ、あまり深く削るとズボッといきます。ヘッドフォーンのバンド位置も1mm下げました。頭の白い部分は修正個所です、惨め・・・

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マイケル君の頭も何とか収まった所で、出来の悪いキャノピーを選び、「物合わせ」でサイズを詰めて行きます。最初ははさみで大胆に、粗めのサンドペーパーで微調整、最後に左右対称を確認したら、裏側から太めのサインペンで切り口部分を塗りつぶします、曲線ラインの美しくない所が目立ちますから、もう一度修正します。

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今度は一番出来の良い本番キャノピーに 、この修正キャノピー型をかぶせ、細めのサインペンでアウトラインを描きます。もう一度同じ仕事をして本番キャノピー完成!裏側をガラス・クリーナーで綺麗に拭き取り、薄手の瞬間で3カ所接着、今の時期でしたら雨降り以外かぶって白くなることもありません。最後に黄色の同じ紙で周りをトリミングします。直線テープでは無理ですから、キャノピーの曲線に合わせた型紙を作り、それを使って黄色のテープを作り、3Mの77番で貼り付けます。

残っていたデカールも貼り終わり、コックピット作業終了、もう勘弁してくれ!

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いい加減にして、もう寝なされ!by Neko

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Pushy Galore 10

2009-07-02 | PEANUT SCALE MODELS

そして僕は途方に暮れる・・・

あのコックピットにどうやってこの人形を押し込む、床板を付けずに? サイズは少し大きめに作ってありますが、あまりに余分な箇所ははさみで切り取っていきましょう。もとはテッシュですからカタチはいかようにも変えられます。何度も出したり入れたりして、やっぱ脚立がいるわ!中に落ち込んでしまうと取り出すのに大変、しかもこのフニャフニャボディを固定するのは無理、イヤ無理では無いけどしたくない・・・ そこで「吊り天井」方式!

4カ所に糸を付けます/糸の端を外に出した状態でコックピットの中に落とし込みます/糸を巧みに操って落とし込みの位置、深さ、角度を調整します/決まったら糸をストリンガーの裏側に瞬間で固定します!!!

このままだとブランコ状態ですから、後頭部にバルサ1mm丸棒を刺してバックレストに接着します。ほぼ人形の重さだけで押し込むことが出来ましたぜ。ついでと言っては何ですが、メーターパネルも作って足下を隠します。「テキサス・ジェム」のコックピット写真しか手元にありませんので、ここは適当にアレンジして・・・

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