2011年1月のブログ記事一覧-Peanut scale.....fly above the rest!

Spinner processing technology of Enrique Maltz

2011-01-21 | PEANUT SCALE MODELS

新年早々エンリケ・マルツさんから１枚の写真。

国に帰ったら早速始めると約束していたピーナッツ・スケール「カプロニCa20」のスピンナー写真が送られてきました。コートニーの図面から製作しているのですが、過去にもピスタチオ１機、我が家に生地完ピーナッツ１機（未だ現状維持）、そして今回の機体と３機目ですね、たぶん。スピンナーの先端に放射状に開く穴は、１０年程前庄内のコンテスト用に送られてきたピスタチオ機では黒のシールを貼って私が対処しました。

Pistachio Caproni Ca20. (Enrique Maltz)

しかし今回はリアルに穴開け加工で対処してございます。恐らく１個しか作っていない大切なパーツに正確な位置どりをして穴を開けるのはそう簡単じゃないと思いますが。そこでどんな方法でスタートしたのか尋ねてみたら、意外とローテク？ロボットを使ってコンピュータ制御で・・・なんて事は思っていませんが。でも綺麗に出来てますヨ・・・

上手く行ったので気を良くして今度はガンです！これも秀作。昨年１２月、我が家に来た時見せてくれた非常に強度のあるグラス・チューブ、恐らく「ヨシ」（関東では「アシ」、関西では「ヨシ」が一般的）を使って作られています、完成重量0,1グラムだそうです。
I build the Caproni's gun machine.. 0,1 gm....little item LOOONG!!!! hours to build!
I am pleased with the result. I use the grass tubes that I showed you they work nice.

完成は今年の夏頃でしょうか・・・、いやもっと早いかもヨ。

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LONG AND WINDING ROAD・・・・

2011-01-19 | PEANUT SCALE MODELS

そろそろ始動　「今年もLONG AND WINDING ROADかな？」

寒くて何も手がつかないこの時期、凍てついたカー・カバーを取りはずし、冷たいビニール・シートに座ったらあまり意味の無い２点式ベルトを取り敢えず締め、エンジンに火を入れる儀式は、かなりの勇気と度胸と忍耐が必要でした。何がって？一旦この車（ホンダＳ６００）で何処かに出かけるぞ！と、堅い決意をして外に出たからといって必ずしもドライバーの思い通りになるとは限りません。時にはセルすら回らない時や、エンジンがどうしても掛からない時が数え切れない程ありました。たとえエンジンが回って動き出したとしても、信号で止まる時にはかかとでアクセルを少し踏み込み、冷え切って超不機嫌なエンジンを暖めてやらないとアイドリングさえ落ち着かず、走り出してから１０分程経つとやっとほのかに足下からヒーターの温かいと思われる空気が流れてきます。今時の強烈はエアコンとは違い、そう意識しないと暖かさを感じない位の「最強ホット」でした。冬場に乗る古い車なんてみんなそんなモンでしょ！って思います。
右足親指に少し力を入れてアクセル・ペダルを踏み込むと細いワイヤーが引っ張られ、角がかなりすり減って丸くなってしまっているキャブのスロットルリンケージ・ホーンを動かし、それに連動した４枚の小さな丸い板がパコっと開くとツインカム・エンジンが雄叫びを上げる仕掛けになっています。その「現場」は見えないけど頭の中で想像しながら足先に指令を出し回転を落ち着かせます。もちろん「チョーク」と「アクセル」の二刀流です。神経を集中していると車が動き出して３０分も経たないうちに今度は乗ってる人間の方が神経使いまくりで疲れがピーク！「今日はエンジンも掛かったし止まらないから、このまま家に帰ろう・・・・」という、安全にシフトした結末を迎えようとします。しかーし、それにうち勝った時には、後のことは何も考えないで一人だけで新鮮な別世界へ踏み込む事が出来るのです。

寒い夜はそんな昔のドライブを思い出します、もうしません・・・そんなこと。

寒い夜はコタツに入って新作用のバルサでも切り出しましょうネ。