Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Lattlesnake P51-D Mustang No.1

2010-09-28 | PEANUT SCALE MODELS

ラトルスネイク第三弾・ピーナッツスケール・ P-51Dマスタング

 古今東西、「ゼロ戦」出したら「マスタング」と相場は決まってますが?これにスピット、フォッケ、メッサーと続けば、これはこれで大成功の証なんでしょうか、キット製造メーカーとしては・・・でも1機開発するには相当な労力を必要としますから、細く長くでも良いから売れてくれないと困りますよね。それには改良を重ねた魅力ある商品でなければいけないし、完成までのプロセスを明確にしなければいけないし、一番大切なの事は「好き」じゃ無きゃ情熱が生まれないって事かな?

20100907c 20100907e

20100907d 20100907f

例によって前回の「ゼロ」と同じくチープなボール紙治具でスタートしました。これはこれでなかなかのモノだと自画自賛ですが、前回製作中に転がって困った経験から、今回はひとりだち出来るようバルサの足をつけました、まさしく「ついたて治具」であります。上下のキールをテープで仮付けしたら、胴枠をはめ込んで行きますが、この状態ではめ込むには無理があります。やってやれない事はありませんが、一度はずしてからはめ込んでテープで固定します。左右のキールも仮付けし、胴枠を上下左右に動かして4本すべてのキールが直線になるように調整したら接着します。その後1mm角のストリンガーをはめ込んで行きますが、左右対称に作業を進めます。一度に片側だけ全部入れないこと。材質も左右同じようなモノを選んで、ストリンガーの曲線も同じになるよう修正しながら接着します、簡単そうですが結構手間です。接着終了後にテープをはがして治具から取り出します。

20100915a

主翼下のインテークとノーズにブロックを接着します。一緒にノーズソケットも作ってはめ込んでおきます。ゴム掛の位置は少し前に移動しましたが、気分的なモンですから気にせずに・・・その後サンド・ペーパーを曲面にして胴体上下を、平板で側面をサンディングします。調子に乗ってノーズのエキゾースト部分を削り過ぎ、ストリンガー無くなっちゃいましたので2mmソフトバルサを埋め込みます。フィレットは主翼が完成したら位置合わせしましょ。

20100916a 20100915c

20100915d 20100915e

20100915f

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Photos of AMA contest in Muncie Indiana.

2010-09-24 | PEANUT SCALE MODELS

トム・ハルマン(Tom Hallman)からの写真
先週インデアナ州マンシーで行われたAMA(Academy of Model Aeronautics )競技に参加したトム・ハルマンからのリポートが送られてきました。彼がマンシーでの競技会に参加するのは始めてで、FAC(Flying Aces Club )競技が行われるニューヨーク州ジェネセオよりも遙かに遠く、600マイル(約960km)もありますから移動も1日がかりでしょう。マンシーにはAMAの本部や模型博物館等があります。
さて競技の方は好天に恵まれ、美しく広大な競技会場での飛行を堪能出来たようです。相変わらず豪快なクリス・スターリーフさんやウォーリー・ファレルさんとマスランチの写真を!それにしてもこの最高のロケーションが羨ましい・・・

20100908b 20100908c

20100908a

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルサを探しに山へ行こう・・・

2010-09-21 | SNAP SHOTS

バルサを探しに山へ行こう!
ところで「バルサ」って何ですか?「トリカブト」とか「ケシ」とかの一種ですか?
うーん、まだまだ模型界だけにしか通用しない固有名詞、もう探しに行くのは止めます。

立山連邦から小さく見える槍ヶ岳が印象的だったので、今度はもっと近くで見たい・・・ あの荘厳な朝焼けの穂高連峰をパノラマで見るには常念か蝶ヶ岳でしょ!そうだ、まずは上高地へ行こう、でも天気が良くないと、そして日頃の行いが良くないとその景色はなかなか見ることは出来ないそうですゼ。
早朝「平湯」に車を止め、「低公害バス」と書いてはあるが何故かそうは見えない濃飛バスに乗って上高地のバスターミナルへ・・・午前7時30分に15kgのザックを担いで梓川沿いの道を歩き始めました、「緑も綺麗で空気も旨い・・・」と思う。

20100905b 20100905c

20100906b 20100906a 

井上靖「氷壁」の宿として有名な徳沢園の裏手から始まる長塀尾根は長塀山を経て蝶ヶ岳へ向かうのですが、最初に延々と続くつづら織りの急登はキツイのでパス、もう少し楽そうな横尾からの蝶ヶ岳を選択、しかしこれが大失敗。徳沢あたりでベースキャンプを張り、荷物無しで稜線歩きすれば良いものを・・・

20100909a

横尾のキャンプ場までハイペースで11kmも歩き、そこから本格登山?って。横尾あたりが標高1,600m、蝶ヶ岳の分岐あたりが2,600m、1,000mを一気に登ります。こちらの道は徳沢と比べると最初はのどかなゆるーい登山、しかしそのツケは最後の最後にきっちり戻って来きました。分岐間近最後の登りで幻覚が見え始め、白い木々が何故か駅前の広告塔とかに見えたりして、あそこまで行けば「スタバ」があるぞって水の切れた私を呼びます。途中100回位引き返そうと思いましたマジで、でも「ここから引き返すともっと歩く距離増えそうだし・・・」なんて止めるもう一人の自分がいて、これもなんか幻覚っぽいんですが。

見栄はらずに、下に荷物置いてテント泊して早朝登るべきでした。梓川沿いの11kmを3時間、横尾から蝶ヶ岳ヒュッテまでの4kmを4時間半、合計15kmを7時間半かけて歩き、登り詰めた「表銀座の稜線」は見事にガスの中、ワーオッ!
20100904c 「日頃の行いだわな」ボソッと呟く。一瞬見えた「槍ちゃん」

「もうダメ、限界です。今夜は蝶ヶ岳ヒュッテのテン場にしよう」と稜線を歩き始めますが、その歩行はまるで壊れたロボットそのもの、瓦礫の道をヘロヘロになってヒュッテに到着したら、

「最近、クマ出てま-す!」

の張り紙、言われてみればテン場は命知らずの2張りだけ、そしてヒュッテは満員・・・でもホントか?
小心なボク、「一人泊まれますか?今夜の夕食のおかずは何ですか?」この問いに「泊まれます。今夜は豚カツです」で1秒で小屋泊決定。夕食後這いずって布団に潜り込み爆睡、ここにはクマ出ませんから・・・明日はどこかでテント張るぞ!

そして翌日、全部真っ白・・・常念、前常念縦走してクマの待つ蝶ヶ岳ヒュッテに戻り、「一人泊まれますか?今夜の夕食のおかずは何ですか?」 

明日はテント張らずに平湯で温泉に入って飯食って帰るぞ!ってテントは?張らないの?持って来ただけ?いやー「クマ出てますから・・・」 そして最終日、日頃の行い総括編。

20100906c 20100906g

20100906h 20100905a

芝生を引き詰めた草原の様な徳沢のキャンプ場、頭上に迫る明神岳、雲上朝焼けの西穂高岳から槍ヶ岳までの大パノラマ、人でごった返す河童橋、さすがアルプス銀座です。

20100909b 20100909c

おっ、おっ、おーっ!待っているのは君か?でも、ちょっと進んでるゾ・・・

20100907b

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルサを探しに山へ行こう!

2010-09-17 | SNAP SHOTS

「最良の妥協案・・・そうだ、バルサを探しに山へ行こう!」

夏のイベントも終了し、頭の中も机の上もすっかり整理整頓、綺麗に片づいたところで・・・テント持参の山登り三昧でした。夏真っ盛りでどこも満員なのですが、時間帯を少しずらして行動すれば車の移動も山の中も意外とスイスイ動けます。車はともかく山の中の単独時間差行動はちょっと危険な部分もあります。とかく高齢者の山での遭難が社会問題?になってしまった今日この頃、自己責任で注意しましょう。でも考えてみれば山ですれ違う人の多くは60-70代、時折50代、まれに40代、金の卵の30代、国宝級の20代・・・そりゃどう見たって多数派が遭難事故の高い割合を締めるのは当たり前なんです。若者より足腰強くて行動力があり無駄に元気?でちょっとわがまま・・・山の中での「礼儀作法」は若い人の方が良いんですね、悲しいけど。ガイド付きの団体様ご一行なんかペースが遅くて周りの人にはちょっと迷惑なんですが、それでも自分のペースで歩けない人はイライラするんでしょうね。

しかし、良ーく考えると昭和30年代の登山ブームを作った人達は現在65-70才あたりですから、あの年間30名近くの人が滑落&遭難していた「魔の谷川岳」世代なんですね。昔を思い出してゆっくり登山なら良いけど、血が騒ぎ出すとコワイ世代なのかも? ヨチヨチ歩きの幼児のごとく、車の通らない道をひとりで歩いていても回りに誰かいて、転んだら助けてくれる人がいる様な「山」。これですかネ僕達には!

20100902a 20100902c

20100902b 20100903c

Tateyama Raichozawa

20100903d 20100903e

20100903f 20100903g

数日間山の中を歩いていると、家に帰って飛行機作りたくなる・・・・って本当ですか?

おっ、おっ、おーっ!待っているのは君か?

20100907a

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする