Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

14 bis No.7

2024-03-21 | PEANUT SCALE MODELS





紙貼りは今のところ何の問題も起きず最後に残った翼端の部分を貼ります。黒の矢印は「紙の目注意」のお知らせ。既に張ってあるものと同じにしないと変なしわが出ます。





そして左右の翼を繫ぎます。ここでピッタリ接合できるか否かは精度の問題!1本だけ微妙に短かったりそのままつなぐと左右で捻じれが出たり・・・というのはいくら頑張っても「生もの」ですから問題は起きます。上反角やスパンを確認して極薄の航空べニアでジョイントします。翼のねじれは出なかったものの1本だけ1mmほど隙間の空いた所はこのジョイントで修正します。0.8mm厚のソフトバルサを使ったスパーだけでは当然持たないので強度的にもこのジョイントのお世話になっています。





翼の全体像が完成しました。1枚の翼では何だかひ弱に見えましたがこうして箱型の構造になると思いのほかガッシリしています。





通常の翼3枚分くらいの重さはありますが・・・





胴体幅に合わせてマウントを作り主翼に仮接着し一度胴体にはめ込んでみます。
ここでは迎え角とか、胴体が斜めになっていないかとか、心配の種は山ほどありますが何とかなりそうです。





足元がすっきりしたままですから車輪を取り付けます。単純にピアノ線の車軸にタイヤだけじゃ寂しいので少しだけ加工して。





実機のゴムを利用したショック吸収装置は良く出来ていますが同じ様に加工するのも大変ですから「見た目」それらしく。





葦のストローを使ってますから割れやすくて大変!





アブソバーのゴムを巻きます。左右非対称にならないように・・・





0.5mmのカーボンシャフトを取り付けて完成。

問題は張り線の方で2列とも奥まったスパーの所を通過していますからピンバイスで穴を開けるのに苦労しました。ピンバイスの使えない所はピアノ線の先をヤスリで削って差し込む道具を作ったりして何とかクリアー。





張り線の「ペケ印」が前後2本重なるように注意しておかしなところは修正します。





翼はこれくらいにして今度はパイロットのサントス君、先ずは誰が乗るかの相談。水で半練りした紙粘土をアイスキャンディーのステックと爪楊枝で大まかに造形作業。皆さん実物のサントス君より若干太り気味?

これから数日間は粘土教室がスタートします、飛行機の事は忘れて!


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