JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

高校生ら寸劇“新島襄と仲間たち”を熱演...

2016-07-17 21:19:25 | Weblog

 ブログを見てくれている友人から、「大町の新島襄の碑の前で新島襄脱国の寸劇があるので見学に行って...」とのメール...。じり雨が降りしきり「この天気でもやるんだろうか」と思いながらも車は大町の向かって走っている...。

                         

 雨の中「新島襄の海外渡航の地碑」の前には、新島襄に仮装した函館水産高校の生徒や出演する先生方が待機している。聞くと「海の日」にちなみ西部地区の町おこしグループ「笑福七福神祭実行委員会」が主催し、生徒たちがボランティアで演じ今年は節目の第10回公演...。

                               

 寸劇は“新島襄と仲間たち”...、新島襄が元治元年(1864年)、国禁を犯して密出国するシーンを演じ、志を達成することの大切さを訴えているという。別れの杯、逃避行、再会の3場面で、澤辺琢磨や福士卯之吉らが新島襄の脱国を支援するシーンを再現...。

                                                                            

 また、再会のシーンでは新島襄が妻の八重と明治20年(1887年)に北海道旅行で函館に立ち寄り、碑に刻まれている漢詩「男児志を決して千里を馳す...」を北大水産学部応援団長の畑さんが新島襄役になりきって声高らかに朗詠、その迫力満点の演技に見学者から万雷の拍手が...。

             

                           ( 出演者の高校生らを囲んで記念撮影 )

 今年の公演は10回目、しかも偶然はいえ今日17日は新島襄が密航した日に当たる。生徒を率いて新島襄の脱国寸劇を手掛ける水産高校の我妻先生も「この碑が地域の人たちに親しまれれば...」と期待を込めながら、来年もと継続を誓う...。

 

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“アジサイ”見ごろを迎える...市民の森公園

2016-07-16 21:51:00 | Weblog

 上湯の川町にある「市民の森公園」の“アジサイ”が咲き始めたとの話を聞き、「早めに行かなきゃ...」と...。ところが、今朝はスッキリした青空、“アジサイ”はどちらかというと雨の日により美しく見せるといわれているが...、何はともあれと少し早めに起きて車を走らせる...。

 
 
 市民の森公園には、アジサイ園とアジサイ群生園に21種類約1万3千株を有する北海道内最大規模の“アジサイ”の名所...。大きな手まりのようなホンアジサイやエゾアジサイ、ピンクのヤマアジサイニジなどが見ごろを迎えているが、9月まで次々と花を咲かせてくれる...。

                                 

  “アジサイ”は、もともとは日本の海岸で自生していたものが、中国・欧米と渡り、それらが新種改良されて、今ではセイヨウアジサイ(ハイドランジア)としてた逆輸入された種類もある。(案内板から)

      

 “アジサイ”は小さな花の集まりから作られているが、大きく分けて2種類があり、一つは手まり型で、両生花が装飾花になったもので、手まりのように咲く。(案内板から)

            

 もう一つは、ガクアジサイ型で、装飾花が、額縁のようにまわりに咲く。(案内板から)

                               

 来週末の24日(日)、市民の森公園を会場にアジサイ公園の魅力を満喫してもらおうとして「アジサイフェスタ」が開催され、各種体験会やクイズラリー抽選会などのイベントが予定されている。後1週間もするといくつかの“アジサイ”も咲き出し綺麗かも...。

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米海軍掃海艇“パトリオット”...

2016-07-14 22:12:25 | 客船・練習船・艦船他

 今朝、函館港に米海軍掃海艇“パトリオット”が入港した。昨日までの好天が一変して冷たい小雨交じりの生憎の天気に一時諦めたが、久し振りの米海軍艦船だし...、と係留予定の中央ふ頭に車を走らせた...。

  

 “パトリオット”は2月に岸壁は使用しなかったが、港内に停泊して燃料補給のため入港している。今回の入港目的は親善。しかし、ふ頭では市民団体の皆さんが入港反対の集会を開き、シュプレヒコールをあげていた。

                                

 米海軍掃海艇“パトリオット”は、佐世保港に配属された米海軍第7艦隊に所属する機雷除去を主な任務とする艦艇で全長約64m・幅12m・排水量1,300トン、乗組員は約80人...。意外に小さく艦艇を曳航するタグボートと遜色なく、これで荒海を走れるんだろうかと、要らぬ心配をしてしまう...。ちなみに、出航は17日午前9時...。

  

 ところで、“パトリオット”の後に豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(115,906㌧)が今年3度目の寄港...。雨で出迎えられなかったが、夕方係留されている港町ふ頭へ...。船の明かりはふ頭一帯を照らし華やかさを醸しだしている。明かり消えている客室も目につくが、まだしない観光を楽しんでいるのかも知れない...。

 

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“北斗の星”に願いを...

2016-07-12 23:09:38 | 北斗市

 木古内町での所用を終え、少し時間をもらって「北海道新幹線ビュースポット」で高架に並ぶ10両の車両をカメラに収め感動を胸に函館に戻る...。ちょっと待てよ!!折角ここまで来たのだから、戻ってきた“北斗星”も見ていかないと...と、北斗市茂辺池に立ち寄る...。

                              

 昨年8月、北海道新幹線の開業に伴い廃止されたJR寝台特急“北斗星”...。この車両を北斗市の市民団体が「“北斗の星”に願いを」と保存する運動を展開、多くの賛同者からの集めた資金で旧茂辺地中学校のグランドに敷設した線路の上に設置された...。

      

 車両はB寝台車とB個室ソロとロビー室の合造車の2両...。少し痛んでいるが昔何度か乗客として利用させてもらったブルートレインの想いが漂い郷愁を感じる。車両の傍らで作業中の方が手を止め「まだ中は見られないが、8月には公開するので見に来て...」と誘われ「必ず来るから」と約束してしまった...。

                                 

 今後、設置された車両でカフェや宿泊施設としての使用することを検討しているようだが、保存で終わりではなくその後の活用が大切だ...。何処でも「保存できればいい...」で終わってしまうケースが多いが、保存してどう活用するかが大事なのだ。多分、この“北斗星”もその活用・運営に苦労が多いかも知れない、微力だけど応援してあげたいなあ...。

        

 ところで、札幌の知人から「函館開催の協会の意見交換会に参加申し込みしておいたから、顔を出して...」と誘われる。意見交換会には目がないので二つ返事で出席させてもらう。日中は北海道支部の総会が行われたようだが、北海道新幹線開業効果なのか例年になく参加者が多かったそうだ。意見交換会のテーブルに並ぶ料理には函館らしさを取り入れて参加者には好評、その勢いで大門・五稜郭に大挙して流れていく...。

 

 

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“北海道新幹線”ビュースポット...

2016-07-12 22:24:28 | 木古内町・知内町

 相変わらず九州地方は激しい雨に見舞われている。気象予報官の解説を聞くと太平洋高気圧が強くなれずに梅雨前線が北上出来ず、熊本県や鹿児島県に停滞したままで前線の上を低気圧が湿った雲を運んでくるのだそうだ。何時梅雨前線は北上するの?予報官にも見通せないという...。

  

 幸い函館は好天が続いている...。この好天の中、今朝は所用で木古内町に車を走らせた。所用の終わった後、期待していた“北海道新幹線”のビュースポットを探す...。先日訪れた展望台のある「木古内町のビュースポットよりも建川の方が...」との話で役場の方に聞くと、何のことはない展望台から知内町側へ500m程離れた場所...。

                                  

 “北海道新幹線”の高架橋が谷間を走り、下は水田や畑で農作業が行われているのどかなところ...。待機していると、工事をしている作業員に知らせるサイレンがなり、すぐさま新幹線車両が走り抜けていく...。新幹線も意外に静かで、まさにあっ!!という間の出来事。10両の車両が高架橋の上に並び、ちょっぴり感動を味わえる。現在の工事は、この高架橋に防音壁を取り付けているとのことで、新幹線車両は見られなくなる...。

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函館野外劇“ミニ公演”始まる...

2016-07-10 21:13:36 | 五稜郭公園

 函館の夏の風物詩「市民創作・函館野外劇」...、市民によって綴られる函館の歴史物語「星の城、明日に輝け」の第29回公演が五稜郭公園を舞台開催されている。と、いっても今日は七夕飾りが吊されている五稜郭タワーアトリウムの中での“ミニ公演”...。

 

 残念ながら五稜郭公園の濠に作られた水舞台を活用しての公演は、石垣の崩落により使用できず、昨年は公園一の橋前広場で日中40分のダイジェスト版の開催だったが、今年は土曜日は2年ぶりの夜公演と日曜日の“ミニ公演”が行われている...。

                            

 五稜郭タワーで行われた“ミニ公演”...。テーマ曲「星のまちHakodate」に合わせてコロポックルが登場...。先住民族アイヌが平和な日々を過ごしていた頃に始まる、函館の歴史をコロポックルが案内する。

      

 函館に大きな転機が訪れたのは、アメリカから黒船とともに来た「ペリー提督」...。その後、開港を求めてイギリス、ロシア、フランス、中国など世界各国から次々と箱館に集まり、「日本のハコダディ」として知られるようになり、箱館は一躍国際都市となっていく...。

        

  箱館を守るべく「武田斐三郎」が7年の歳月をかけ築かれた西洋式築城五稜郭...、しかし、この五稜郭を有名にしたのは後の箱館戦争....。五稜郭を舞台に起きた箱館戦争。榎本武揚率いる旧幕府軍は、ここを拠点に新政府軍と戦う。新撰組土方歳三もこれに参戦し、大きな戦果をあげるが、新政府軍の弾に倒れた...。活動弁士語る戦いの経過と結末...、間近に見る戦闘シーンは迫真の演技を見せてくれ、見物客からは大きな拍手がわき起こる...。

                               

  時代は変わり函館は北洋漁業のお陰で遠洋漁業の基地となり賑わいを見せ、度重なる大火により落ち込んだ市民を取り戻すため開催された港まつりは函館に活気を取り戻す...。

  
      
 函館の長い歴史を30分に凝縮しての“ミニ公演”...。演ずる皆さんの迫力ある演技に吸い込まれているうちに終わり、物足りなささえ感じる。土曜日開催の夜の公演には照明や音響もあると聞くので、夜の公演にも挑戦させてもらう...。全て市民ボラティアによる運営、追い打ちをかける厳しい財政で今年の開催も危ぶまれたと聞くが、函館の夏にとってなくてはならない「函館野外劇」...。来年は節目の30回、これからも地域興しのために何時までも続いて欲しい、そんな気持ちを込めて、些少だが募金箱に気持ちを置いてきた...。

 

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新函館北斗駅“田んぼアート”でお出迎え...

2016-07-09 22:10:27 | 北斗市

 北海道新幹線開業を機に道南米「ふっくりんこ」をアピールしようと新函館北斗駅近くに色の異なる稲で描く“田んぼアート”が見ごろを迎えたとの報道を目にした...。田んぼに苗を植えたのが6月上旬、そんなに早く見ごろを迎えるんだろうかと思いながらも車を走らせる...。

                            

                                          (新函館北斗駅北口)

 新函館北斗駅...、週末とあってか乗客も多く駅の中は賑わいを見せている。到着したツアー客一行の添乗員さんが「お弁当は南口の売店で、“田んぼアート”は北口に向かうと見られます...」と案内している。えっ!!添乗員の方が案内するほどになってんだ、とその案内に感心しながら北口へ...。

  

 北口2階の窓際に大勢の方が立ちカメラを向けている...。その下に見える“田んぼアート”...見事です。水田約70アールに5種類の稲で、北斗市公式キャラクターの「ずーしーほっきー」や、道南生まれのブランド米「 ふっくりんこ 」のキャラクターが描かれている...。

                            

 間近にと駅舎の1階におり眺めると30cm程に育った稲が白やオレンジ、緑、紫、黒色で図柄を現し出来映えは最高...。この田んぼアート”、これで終わりでなく登熟期の9月にもう一度見ごろがあり、10月上旬に稲刈りが行われるそうだ。収穫した米はどうするんだろう...。

 

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街中練り歩く“行灯行列”...

2016-07-08 23:13:10 | Weblog

 七夕も過ぎて、いよいよ本格的な夏の到来...。しかし、九州では大雨、関東から西の地方では猛暑さらに追い打ちをかけるように首都圏の水がめである利根川水系のダムは水不足と自然の猛威が列島を襲う...。幸い函館は今のところ心配はなさそうだが...。

     

 市内の高等学校では学校祭が始まる...。先陣を切って市立函館高校「市高柳星(りゅうせい)祭」の“行灯行列”が五稜郭地区を練り歩くと聞き、孫娘を誘って沿道での見学に...。

 市立函館高校は、平成19年に函館東高校と函館北高校が統合して開校した高校で、学校祭は今年が節目の10回目...。ちなんで学校祭のテーマは「十輪(とわ)〜Ten × Ring〜」...、開校10周年の学校祭は全校生徒一つの輪になってというイメージを持たせながら、伝統行事として「永久(とわ)」に続くようにとの願いが込められているという...。

    

 “行灯行列”は各クラス毎に一基の行灯を作り、ブラスバンドの演奏を先頭に約5kmを2時間ほどかけて歩く...。行灯は「妖怪ウォッチ」「ワンピース」といったアニメのキャラクターが多いが、衣装も行灯のテーマに合わせて揃いなりきって、見物している孫娘も大喜び...。「ワッショイ!!、ワッショイ!!...」の掛け声を上げる学生たちのボルテージは上がりっぱなしで、沿道の市民も圧倒される。

                               

 そんな中にちょっと老けた高校生(?)が新幹線をかたどった行灯を牽いている...。交通指導をしていた先生が「PTAの皆さんが頑張ってくれている」と話してくれたが、確かに「まだまだ若いモンには負けんぞ!!...」といった気迫が伝わってくる...。

  
  
 もう何十年も前になるが、“行灯行列”で街の中を練り歩いた...。その頃はこんなに交通量も激しくなく通行に気を遣わなかったと思うが、現在の交通事情を考えると学校も警察も大変な思いをしているかも知れないし、ドライバーにとっても邪魔者かも知れない。しかし、行灯を担ぐ男の子、傍で掛け声をかける女の子の生き生きした姿を見ていると、大変なのは承知の上で彼らの青春の思い出づくりに協力してあげたい気持ちにさせれる...。

 

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海上自衛隊護衛艦“いずも”...

2016-07-07 21:49:35 | 客船・練習船・艦船他

 海上自衛隊最大となる護衛艦“いずも”が5日函館港に入港した...。全長248m、排水量19,500㌧、新型ヘリコプター14機搭載可能で、昨年3月に就役した最新鋭の護衛艦...。入港は時間が取れなかったが、今日午前8時に出港すると聞き何はともあれと係留されている港町ふ頭へ...。

 

 とにかくでかい!!...。艦首側に立ちファインダーを覗いても全景が収まらない。港町ふ頭では大型客船を何度も見て大きいのには驚かないはずだが、なにせ全体が鉄の塊で「何でこれが海に浮かぶんだろう...」と考えると悩んでしまう...。

       

 今回の函館港への寄港は、この後太平洋での訓練に向かう途中物資補給のために立ち寄ったとのこと。今回の乗組員は400名ほどではないかとの話だが、最大1,000人まで乗り組むことが可能と聞くと、確かに食糧だけでも半端でないはず...。

     

 

 午前8時過ぎ、艦尾に旭日旗が掲げられると3隻のタグボードの力を借りてゆっくりと岸壁を離れていく...。ふ頭には函館海上自衛隊の隊員の方が帽子を振りかざし見送る...。同時に函館港に寄港した護衛艦「あきづき」、同「あけぼの」、イージス艦「こんごう」と隊列を組み訓練の行われる太平洋に向かう...。

 

 ところで、護衛艦“いずも”は、5月に熊本地震の災害派遣任務にで被災地支援にあたる陸上自衛隊を輸送の途中函館港に立ち寄った。今回も一般公開はなかったが、1,200億円という巨額で建造された“いずも”はどんな船で、どんな役割を担うのかちょっと気になる...。

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五稜郭公園で“お濠の掃除”...

2016-07-06 22:51:18 | 五稜郭公園

 昨日の天気予報では、「水曜日が晴れで木曜日が雨」、木曜日7日の七夕が雨じゃ子ども達が可愛そう...と思っていたが、今朝屋根を打ち付ける雨の音に目を覚ます。「ちょっと違うなあ」と改めて天気予報をネットで確認すると「今日は雨で、明日は晴れ」に変わってる。ということは、明日の七夕は天の川が見られそうだ...。

 

 夕方近くになって雨も上がり五稜郭公園へカメラ片手にウォーキング...。五稜郭公園裏門近くに近づくとエンジン音が聞こえてくる。「土塁の除草かな...」と音の鳴る方に向かうと、何と2隻のボートで“お濠の掃除”...

                                 

 確かにこの時期になると水草が生え濠の中を埋め尽くし、貸しボートで濠を1周することは難しくなる。特に公園東側が酷いような気がする。その東側で1隻のボートは濠の中を縦横無尽に走り水草を刈り取り、もう1隻のボートが刈り取った水草をコンブ採取の要領でボートに積み込んでいる...。

 

 ところでこの水草は?...、訪ねてみると「ヒシ」(和名=菱)という1年草の水草で、葉が水面に浮く浮葉植物。前年水の底に沈んだ種から茎を伸ばし水面に葉を広げ、間もなく白い花を咲かせ、秋には果実を付ける。その種がまた翌年茎を伸ばす...。「ヒシ」は全国の湖沼に見られる水草だが、種子にはでん粉が約50%程含まれており、ゆでるか蒸して食べるとクリのような味がするらしい...。

 アイヌ民族は重要な食料とされており、ヒシの恵みにに感謝する「菱の実祭り」という収穫祭が行われていたらしい。それにしても、五稜郭公園の濠にとっては迷惑もの...、“お濠の掃除”は明日も続けられる...。

 

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