豪華客船「飛鳥Ⅱ」が今朝、函館港に今年3回目の入港...。午前9時の入港と少し時間帯が悪かったが、平成3年(1991)の初代「飛鳥」の「就航から25周年を記念してのクルーズだぞ...」とのメールをもらい、何としてもの思い出で港町ふ頭に車を走らせた...。
今回は横浜港発着で小樽、利尻島、網走、函館に寄港する「飛鳥クルーズ“就航25周年記念”夏の北海道クルーズ」と銘打つ9日間の旅...。ほぼ満室の830人の乗客は天候に恵まれての夏の北海道を満喫していた...。
平成18年(2006)に就航した「飛鳥Ⅱ」と合わせ25年間、毎年欠かさず函館港に寄港、その回数も今回が86回目...。市の担当者の話では、国内では横浜、神戸、東京、名古屋、博多次いで6番目に多い寄港回数だが、上位5港はクルーズの発着港としての回数も含むので、純粋に寄港となると全国で最も多く函館を選んでもらったことになるという...。
初代「飛鳥」は、全長192m、総トン数28,856㌧、乗客定員600名でなんとか西ふ頭に着岸していたが、「飛鳥Ⅱ」は全長241m、総トン数50,142㌧、乗客定員870名と二回りほど大きく西ふ頭では間に合わない。「飛鳥Ⅱ」が就航する前年の平成17年に港町ふ頭が完成し、大型客船の寄港に弾みがついた。しかし、外国の客船はさらに大型化されており、客船専用埠頭の整備も望まれている...。
下船した乗客は早速用意されたバスで市内観光や朝市での食事や買い物、夜景など出港時間の午後9時まで夏の函館を楽しまれたとのこと...。
ところで、「飛鳥Ⅱ」は午後9時の出港...。今回も、函館名物「イカ踊り」で見送ろうと、夏休み中とあって子ども達を含め大勢の市民がふ頭に駆けつけている。大音響とともに「イカ、イカ、イカ、イカ、イカ踊り♪~」と踊り出すとデッキには大勢の乗客の皆さんから手拍子と掛け声も飛ぶ...。
乗客の皆さんも、船内で「イカ踊り」の練習をしてきたとのことで覚えも早く、デッキと岸壁が一体となって盛り上がり相変わらずの出航風景...。定刻の午後9時、「飛鳥Ⅱ」は大きな汽笛を三度鳴らしゆっくりと岸壁を離れ、“就航25周年記念”クルーズ最終寄港地横浜港を目指し太平洋に向けて大きく舵を切る...。
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