雨に濡れる“五稜郭”．．．

　夜中から降り出した雨は午前中まで勢いよく降り続く．．．。これほどの雨は久し振りの感じで道路にたまった埃を洗い流して大歓迎だが、週末の雨は各地のイベントに影響をもたらしているのではないかと心配もある。午後、雨が小降りになったのを見計らい五稜郭公園へ．．．。

　
　雨で涼しくなったかと思ったが、湿度が高いせいか結構蒸し暑い．．．。観光客も傘を手に散策を楽しんでいる。今日も五稜郭はツアー客は見当たらず、夫婦や若いカップル、子供を交えた家族連れ、３，４人のグループなどが目に付く．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　箱館奉行所前の広場には大きな水たまりができ観光客も足元を気遣いながら歩く．．．。その水たまりに奉行所の太鼓櫓が映り込む．．．。

　
　この雨で公園内の芝生や木々の葉も一息ついたようで生き生きとした感じ．．．。春のサクラから、ツツジ、フジと花を楽しませてくれた公園に今は「ムクゲ」の花が見頃．．．。ここ暫く花を見られなかったこともあって、何故かホッとする．．．。雨に濡れしっとりとした“五稜郭”もいいもんだ．．．。

　ところで、五稜郭タワーアトリウムで「檜山観光キャンペーン」が行われていた。檜山管内各町の観光ＰＲと江差追分全国大会第50回記念大会を迎えるにあたっての観光客誘致が目的とのこと．．．。会場では、第43回全国大会チャンピオンの播磨孝雄さんと井上さつきさんが江差追分やソーラン節などの民謡を披露．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　先日も乙部町で江差追分を聴く機会がありさすがと思ったが、やっぱり民謡の王様といわれる「江差追分」は素晴らしい．．．。井上さつきさんは今回の全国大会に参加するが、昨年、一昨年と連続３位に入賞しており、今年の記念の大会で優勝を目指しているそうだ。情感溢れる歌声は最高．．．、きっと優勝出来る、頑張って．．．。


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