JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

迫力に圧倒される“進水式”...

2014-12-08 22:00:57 | 函館港
 函館どつくで行われている“進水式”...。「造船所を持つ函館ならではの儀式なんだから...」と何年か前に初めて足を運んだが、その時の感動が忘れられずに、その後も函館どつくで行われる“進水式”には時間を見つけて出掛けている...。

                               
 今年最後の“進水式”が行われると聞き「天気も良いし、今年最後だもん...」と午後2時の開始時間に合わせて車を走らせた。さすがに海の傍とあって風はないものの寒い...。貸し切りバスで見学に来たという高丘小学校や日吉ヶ丘小学校の児童たちも頬を赤くしながら、船台に横たわる赤と黒のツートンカラーの巨大な船体を見上げ、“進水式”を待つ...。

     
 式が始まり、船主から新造船に“OCEAN RALLY(オーシャン ラリー)”と命名、直ちに進水に当たっての事前確認作業が手際よく進められ、準備完了...。「支綱切断!!」の指示が飛ぶと、船体につなぎ止められていた綱を切断すると船首に吊されたシャンパンが割れ、大音響の軍艦マーチとサイレンの音とともにくす玉からは鳩と風船、五色の紙テープが飛び出し、船体は勢いよく海に滑り出す...

                               
 あっという間の出来事に隣で見ていた小学生もその迫力に驚いた様子で、多くの見学者とともに拍手を送り新造船の進水を祝っていた...。

  
 今回は、真っ青な青空でさぞかし良い写真ができるだろうと期待をしての見学だったが、顔見知りのカメラマンさんともう「少し風があるとテープが舞い上がり良い写真になるのに...」と愚痴もでて、「お互い納得できる写真が撮れるまで通いましょう」と別れてきた。写真は別にして、この感動は何度味わってもいいもんだ...。次回は2月10日、また見学させてもらうかも知れない...。

 ところで、新造船に“OCEAN RALLY”(21,550㌧)は通称「ハイバルク34E」と呼ばれる全長180m、幅30m、深さ14mの函館どつくと大阪にある造船所が共同開発した「34,000載貨重量トン型バラ積み貨物船」...。この後、内装工事などが行われ、1月下旬には船主に引き渡されるそうだ。


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