JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

大沼を包み込む“雲海”...

2014-10-12 22:42:56 | 七飯町・大沼公園
昨夜の天気予報では「道南地方は朝から快晴、最低気温も5℃まで下がる...」、しかし、冷え込んでもまだ大沼の朝霧は無理だろうなあ~...、と思いつつもちょっとしての期待を込め少し早めに朝起きして大沼公園に車を走らせる。

                                
 東の空が赤みを差し始めているのに峠下のトンネルを抜けると一転暗い...。深い霧に包まれている...。焦る気持ちを抑え一目散に小沼の西側に位置する日暮山(303m)の山頂に向かう。山頂には札幌から来たというアマチュアカメラマンが三脚を立てファインダーを覗いている...。

                              
 朝霧は、夜中に晴れて放射冷却が起こり、その結果、大気の湿度が上昇し、飽和点を超えれば発生するそうだ。車の車外温度は5℃...、寒さが身体に染みこんでくるほどで、その影響か“雲海”となった朝霧は以前に見たときよりも厚く湖の上でどんどん盛り上がるようにも見える...。

    
 午前6時10分...。太陽が横津岳の上から顔を出すと、陽の光を浴び赤みを帯びた霧は湖の北側にあるゴルフ場から湖の方にゆっくりと流れでて行くのが確認できるほど...。
                               
 陽が高くなるにつれて市街地の奥に入り込んでいた霧は輝きながら薄れていき、その動きは幻想的でもあり、墨絵の筆が走っているようにもみえる...。

 
 久し振りの“雲海”に少し興奮しながらカメラのシャッターを押し続けたが、途中からは霧の流れや様々に変わる湖面、大沼の街の姿を、また、色づき始めた木々とのコントラストにすっかりみとれてしまい時間の経つのを忘れる始末...。朝が早いのが難点だが、今年最初の日暮山からの“雲海”...、大満足...。
            
 感動を抱きながら日暮山を下りると、所々名残はあるものの霧は既に消え一面の青空で行楽日和...。大沼公園では「大沼グレートラン・ウォーク」が開催されるあって、早朝から乗用車が次から次と入ってくる。邪魔にならないよう早々に退散してきた...。

                                
 ところで、大沼の紅葉は?...。色つき始め、見ごろには後1週間ほど掛かるかもしれないが、気になるのは今年も紅葉する前に枯れている葉が少し多いなあ...。



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コメント (4)
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